現地集合と言われ時間的にゆっくりだから
一旦家に戻りやっぱり高級ホテルと言う事で
持っている一番いい服を来てホテルへ


「篠田麻里子です」
「小嶋陽菜です」
「大島優子です(-∀-`) 」

(大島さんがいるとかびっくりだよね)

こそこそ話してる庶務の女の子

ホテルの入り口で会って
陽菜だってびっくりしたんだから(汗)



自己紹介が終わりフルコースを食べながら軽く質問タイム


「小嶋さんは営業で地方などにも行かれるんですか?」

「年に数回ですが行きますね」

「小嶋さんはどこの大学を出られたんですか?」

「私は普通の私大です」

「小嶋さんは・・・・」



なんか陽菜ばかり質問されてる気がするんだけど(汗)


「コホン・・・・質問はまんべんなくお願いします」

「では、大島さんのご出身は?」

「出身地がなにか関係あるんですか?」

「いえ、別に(汗)」


どうしたんだろう機嫌が悪いのかな?


「大島さんて誰かに似てるって言われたことない?」

「別にないですけど」

「そうかな・・・最近テレビで・・・
あぁ!!ほらアイドルで出来婚して引退した人に似てるんだ」

「確かに似てるな(笑)」

「似てないです(怒)」


なんかナイフが胸に突き刺さった来た気がする
人から言われると辛い・・・


「俺、テレビ見ないから知らないな」


「次私ね、福岡出身で東京の大学に進学したのを機に
そのまま今の会社で働いてます(*`ω´) 」


流石主任、ナイスフォロー


それからは順番に趣味や好きな食べ物とかを
言って行ってるんだけど

趣味は追っかけです!
なんて言えるはずがなく


「音楽鑑賞や舞台などを見るのが好きですね」


CD聞いたりDVD見たりコンサートや公演行ってたから
嘘ではない



「僕もコンサートに良く行くんですよ」


「そうなんですか?」


「今度一緒にクラッシックコンサート行きませんか?」



だよね・・・・



「小嶋さんはクラッシックに興味ありますか?」

「あんまり聞かないかな(汗)」

「篠田主任もう、こんな時間なのでお開きにしませんか(-∀-`) 」

「そうだね、後は各自でと言う事で(*`ω´) 」

「私、小嶋さんに用事があるので
これで失礼します、小嶋さん行きましょう」

「え、あのう・・・連絡先を・・・」



後ろでなにか言ってるけど
陽菜の手を引きどんどん歩いていくから
あっと言う間に聞こえなくなった


外に出てからもズンズン歩いていく大島さん

スピードもだけど



「大島さん・・・・・大島さん!」

「え、はい」

「手、痛いから離して貰えるかな(汗)」

「あ、すみません」

「今日おかしいよ、どうかした?」

「小嶋さんは・・・・」

「私?」

「小嶋さんもやっぱり男の人が
彼氏が欲しいんですか!」


「私はまだ心の整理が出来てないから
今はそういう人はいらないかな」


「だったらどうして合コンなんかに・・・
医者なんてすぐお持ち帰りする人種ですよ」

「凄い決めつけ(笑)
もしかして私が心配で合コンに参加してくれたの?」

「私嫌なんです」

「なにが?」

「小嶋さんが誰かの物になるのが」


どういう事?


「私小嶋さんの事が好きだから」



クリクリの目に少し涙を浮かべ
じっと陽菜を見てる


今告白されたのかな?

でも好きって言うのは、陽菜だって優子の事が好きで
ずっと追いかけてた、でも恋愛の好きかと言われたら違うくて
大島さんもそういう感じかな?


「嫌じゃ無ければ私と付き合って下さい!」

「買い物とかコンサートに?」

「違います!そう言うのじゃなくてちゃんとお付き合いしてください」


えぇぇぇぇ!!?推しにそっくりな大島さんと陽菜が付きあうの?
それって推しと付き合ってるようなもんじゃん


一緒に手作りお弁当食べれるだけでも幸せだったのに
付き合えるとか、もうすぐ陽菜死んじゃうんじゃないかな?


「やっぱり女性となんて嫌ですよね・・・
酔っ払いの戯言だと思って忘れて下さい」

「戯言なの?」

「私は本気です!」

「あのう・・・・」

「はい」

「いきなりは無理なので、お友達からお願いします」

「はい!(-∀-`) と言うか
私達友達じゃ無かったんですか?(;´-∀-)」


「あぁ・・・確かに(бвб) 」

「やっぱり小嶋さんて面白いですよね
仕事ではテキパキしていてすごく頼りになる先輩なのに
私生活とのギャップヤバすぎです(笑)」



そんな事無いと思うんだけどなあー・・・・


と言う事で友達以上恋人未満のお付き合いの始まり始まり