記憶の中に   1

「お帰りなさいませ」

受付嬢が立ち上がり私を出迎える

手だけを小さく上げ無言で通り過ぎエレベーターへ

最上階のボタンを押す

ドアが開くと

「お帰りなさいませ」

下から連絡が入っているんだろう
ドアの横には主任秘書がいて
毎回私を出迎えてくれる

「板野、部屋に来て」

「かしこまりました」

後ろからついて来て社長室に入って来る

一面ガラス張りの前に置かれた大きめのデスクに座り
目の前の書類を見ながら話しかける

「この後の予定は?」

「3時より企画会議、5時より重役会議があります」

「そう・・・下がっていいよ」

入れ替わりに入ってきた専務

「やっと帰ってきたの?うちの社長は働きすぎだよ」

「専務が遊んでるからね」

「ひどーい!篠田は会社にサボってる者が居ないか
目を光らせてるだけなのにー(*`ω´) 」

「その麻里ちゃんが一番サボってるじゃん(怒)」

「テヘ!バレタか(笑)」

「会議にはちゃんと出てよ!」

「ほーい(*`ω´) 
ところでさ、昨日の夜、会長に呼び出されたんでしょ?」

「そうなの、最近一段と煩くなって(汗)」

「早く身を固めて孫をみせろー!!でしょ(笑)」

「はあ・・・私は子供を産ませる道具じゃ無いっちゅうの(怒)」

「跡取りは大変だね(*`ω´) 」

「麻里ちゃんが継いでくれてもいいんだよ
みんなに慕われてるし会長も信頼してるし」

「無理無理(汗)篠田が継いだら会社つぶす自信しかない(笑)」

「だね!」

「秘書課に可愛い子沢山いるじゃん」

「全員麻里ちゃんが食べちゃってるじゃん・・・」

「あれ!?バレてたの(笑)」

「・・・別にいいんだけどね、遊びはほどほどにしといてよ」

「あれー、やきもち妬いてくれてるの?」

「はあ?そんなわけないじゃん(怒)」

「またまた〜、今夜篠田のマンションに来る?」

「・・・今日はいいや・・・」

「焦らなくても、そのうちゆっぴーだけを愛してくれる人が
現れるよ」

「麻里ちゃんじゃないんだね・・・」

「篠田はいわゆるセフレだからね、
ゆっぴーだって篠田の事愛してないでしょ?」

「・・・・・・」

「篠田が誰と寝ようが腹が立たないでしょ?」

「そうだけど・・・」

「それが答えだよ、じゃー後でね」

「うん・・・・」

そんな人、もう現れないよ・・・
佐江でさえ無理だったんだから・・・

記憶の中に  プロローグ

少子化問題を解決できないまま進んできた日本

女性の率が高くなり、少なくなって行く男性の数

しかし今まで進化してきた人間

体も進化して今、性別は一種類だけ


生まれた時はずべてみんな女性!しかし
下半身には今までなかったものがついている

結婚した時に形だけパパになるのかママになるのかを決めて
区役所に提出する

子供はどちらが産んでも構わない
両方が産んでる家庭だってある

子供が18才になるまで働いていいのは片方だけ、
しっかり子供を育てて次の時代を守って行く

そのおかげで人口は最低の時より倍も増えた

そんな未来のお話

新しいお話

ほとんどの小説が終焉してない中

また新しい小説を始めちゃうと言う・・・

読んでくださっている方申し訳ありません
長すぎるとダレてきますよね(汗)

私の悪い癖

それは書き上げてないのに載せて行っちゃうと言う所・・・


今週は総選挙(今年はにゃんにゃんに微票ですがすべて入れました)

優ちゃんの卒業セレモニー(席が楽しみ)

卒業公演(もともと行けないので応募してません)
テレビでお見送り、超スーパー選抜(卒業生半分(笑))
欲を言えば三期までのメンバーでお願いしたい


にゃんにゃんが出ててもリアルタイムで見なくなった出演番組
だってこじゆう以外の絡みを見るのが嫌だから(笑)

録画は早送りできますからね(笑)

にゃんにゃんも卒業しちゃうと見なくなるんだろうなー


お待たせしました(待ってないって(笑))

設定と言うか未来的な人間になっています
ふた〇り描写があるので苦手な方は
読まないでいることをお勧めします

次のプロローグからどうぞ

お姉ちゃんの親友 U   2

優子

会社を出て小嶋さんの車に乗り込む

「あのー・・・これからどこに行くんですか?」

「ランチに決まってるじゃん(бвб) 」

そういえば朝食べたっきりでもうすぐ2時
意識したらお腹すいてきちゃった(汗)

コインパーキングに止めて後ろからついていくと

「ここ!」

高校生の私には似つかわしくないお店・・・

「私が入ると追い出されちゃいますよ(汗)」

「・・・優ちゃん今日の自分の姿さっき見たでしょ
モデルに間違われたんだよ(бвб) 」

「でも・・・」

いきなり腕を組まれて中に連れていかれた

「いらっしゃいませ小嶋様
いつものお席でよろしいですか?」

凄い!こんなすごいお店の常連さんなんだ・・・

緊張したまま席に座ると

「優ちゃん嫌いなものある?」

「別にないです(汗)」

お店の人を手招きすると

「いつものやつで(бвб) 」

「かしこまりました」深くお辞儀をして離れていった

「小嶋さん凄いですね(驚)

「それヤダ(怒)」

「ふえっ!?」

「小嶋さんヤダ(бвб) 」

「でっでも年上だし(汗)」

「恋人同士なんだから呼び捨てでいいの(怒)」

「無理です(汗)お姉ちゃんだって呼び捨てにしてなかったですよね?」

「麻里ちゃんは・・・たまに呼んでるよ・・・怒るとき・・・」

「一回しかしてないのに偉そうなんだから(怒)」

失敗が一度って言う事だよね?・・・まさかね(汗)

「お姉ちゃんは何でニャロって呼んでるんですか?」

「なんか、猫みたいだから!て言ってたと思う
それにしても変な呼び方だよね(бвб) 」

ネコか・・・にゃん・・・にゃんにゃん!

「にゃんにゃんて呼んでもいいですか?」

「いいけど・・・姉妹揃って変なの(笑)」

それからは食べたことのない料理が出てきたり
美味しそうなデザートが出て来たり

行きつけのファッションのお店にも連れて行ってくれて
私には似合わないけど
これにゃんにゃんが着たら可愛いなーとか考えてたら

「それ優ちゃんには似合わないよ、こっち着て見て」

その洋服も買ってくれたし

夜はそのまま夜景の綺麗なところに連れて行ってくれて
まるで恋人とデートしているようだった・・・?

にゃんにゃん本気なのかな?
それともお姉ちゃんと競ってるだけなのかな?
こんな私に本気になる人なんかいないよね・・・

車から出て夜景を見ながら考えていると

後ろからふわっと抱きしめられてとてもいい匂いがした

耳元で

「陽菜の方を見て」

体は固定されてるから顔だけ横に向けると
にゃんにゃんの顔が傾いていて
あっという間に重なる唇・・・・

無意識に目をぎゅっとつむっていた

今、キスしてるんだよね・・・私のファーストキス・・・

凄く長い時間に感じられたけど後から三秒ぐらいだったよって
にゃんにゃんが教えてくれた

チュッと言うリップ音とともに離れた唇・・・
恥ずかしかったけど少し寂しかった
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