可愛い恋人 U   27

陽菜

「ママー!優子ちゃんキティーちゃんとこ行くんだって」

「サンリオ?」

「お泊りするんだって」

「東京なのに泊るの?」

「USJに行く(бвб)」

「いつ?」

「5月の1・2・3日・・・」

「確か3・4・5日は大阪で・・・(*`ω´)」

「だって優ちゃんが行きたいっていうから・・・むぅ」

「まだ何も言ってませんけどね(笑)」

「珠理奈も行きたい」

「ごめん、ママ仕事だから無理だわ」

「敦子も平日は大学あるから無理だー・・・」

「珠理奈だけ連れて行こうか?
その方が優ちゃんも楽しいだろうし(бвб)」

「いや、それは優子に・・「行く!行く!
珠理奈ママ居なくても大丈夫だよ」

「まだ一人でお泊りしたことないでしょ(汗)
ママって呼んでもそばに行けないんだよ」

「優子ちゃんもにゃんにゃんもいるから大丈夫だもん」

「いっちょだもんねぇ(´-∀-)」

「陽菜いるから大丈夫だよ」

「あーあ、優子かわいそう(笑)」

「なんでかわいそうなの?意味わかんない(бвб)」

「そりゃー3人で過ごしたいにきまってるじゃん」

「子供一人増えたぐらいで怒んないと思うけど・・・」

「ニャロ、もう少し優子の気持ち考えてあげた方がいいよ」

「・・・・・わかってるもん・・・」

「それじゃー!」

「でも仕方ないじゃん、はっきり言われたわけじゃないし
憶測だけで考えても仕方ないし、陽菜だってどうしていいか
わかんないんだから 」

「お姉さまから一つだけアドバイス」

「何あらたまって(汗)」

「優子といるとき少しの間だけでいいから
ゆっぴーの事を忘れて自分の心に正直になってみな
きっと答えは出るからさ(*`ω´)」

「・・・・・」

そんな事できるのかな・・・

とりあえず優子に珠理奈の事をメールすると

(いいよ(-∀-`) 楽しみだね )て返ってきた

「1日の朝、篠田が東京駅まで送ってあげる」

「やったー!優ちゃんよかったね 」

「まりたん、ありやと(´-∀-)」

「ゆっぴー、珠理奈の面倒見てあげてね」

「はい!(´-∀-)」

「夜も二人で寝るんだよ 」

「あう・・・ 」

「珠理奈には篠田がいないからかわいそうでしょ?」

「うん・・・わかった(´-∀-)」

「一緒に寝てあげてね(*`ω´)」

「うん、珠理たんいっちょにねようね(´-∀-)」

「うん!優子ちゃんと寝る 」

「たのちみだね(´-∀-)」

「ねぇ 」

こんなかわいい優ちゃんの事を忘れること出来るのかな





記憶の中に   10

麻里ちゃんの運転で私と陽菜は後部座席に座る

「優ちゃん前に座らないの?」

しまったいつもの癖で後ろに座ってしまってた(汗)

「ほら、前の席は恋人に置いておかないとさ(汗)」

「篠田の今の恋人はゆっ「陽菜はこんな時間に出てきて大丈夫なの?」

余計な事を言い出しそうな麻里ちゃんの話を遮り
当たり前の質問をしてみた

だって陽菜は普通のOLなんだから12時からが休憩時間だよね

「仕事あんまりないし休憩も自由だよ(бвб) 」

それでいいのかショムニ課・・・

「課長なんてさっき来た所なのにすぐ寝ちゃったし
大堀主任なんてずーと食事のレシピ考えてるもん
陽菜が一番仕事してるんだから!」<`ヘ´>

そんなドヤ顔で言われても・・・(汗)

そんな課いらないじゃん・・・何であるんだろう?

こっそり麻里ちゃんに聞いたら、パパが特別に作ったらしい・・・
今朝カナダに行ったから帰ってきたら聞いてみなくちゃ

「ハーイ着いたよ(*`ω´) 」

「えぇ!ここ?」

「そう、篠田おススメのカレー専門店(*`ω´) 」

「昼からカレーて・・・」

「インド人のマスターが作ってるから美味しいんだよ」

「私はいいけど・・・陽菜大丈夫?」

「カレー久しぶりだしいいよ(бвб) 」

中は少しおしゃれな装飾がしてあった

4人掛けのテーブルに座り横には麻里ちゃん
前に陽菜が座る

「メニュー篠田が決めちゃっていい?」

「任せる」

運ばれてきた色んなカレーを三人で取り分けナンに付けて食べる

「こうやって頼めばいろいろ食べれるからいいね(бвб) 」

「うん、流石麻里ちゃん、美味しいよ(´-∀-)」

「ニャロに気に入ってもらえて篠田は嬉しいよ(*`ω´) 」

「あっ!優ちゃんこぼしてる」

「あっ!ほんとだやばいこの後人と逢うのに(汗)」

「こっちに来て」

陽菜の前に立つと綺麗にしみ抜きをしてくれた

「ほら、これでわかんなくなったでしょ(бвб) 」

「ほんとだぁー陽菜凄い!」

「エヘン<`ヘ´>」

可愛いドヤ顔(笑)

でもこんな事知ってるなんてちょっとびっくり
何にも出来ないお嬢様かと思ってたから

席に戻ると麻里ちゃんが耳元で

「惚れ直した(*`ω´) ?」

これでもかっていうくらいのニヤニヤ顔で囁かれた

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