麻里子

ガチャガチャ・・・バン!・・・ドンドンドン・・・バタン・・・

あれ?誰か帰ってきた?
と言ってもここにいないのはゆっぴーだけか・・・

「みなみ、もうすぐご飯だからゆっぴー呼んできて」

「この漫画読み終わったら行く」

「み・な・み(怒)」

「うわっ!嘘です今すぐ行ってきます(汗)」

ブツブツ言いながら階段を上がって行くみなみ

「優子、飯だぞ!」・・・・・・

「姉ちゃん、優子布団にもぐったまま出てこない」

公園で喧嘩でもしたのかな・・・仕方ないお姉さまの出番かな

「ゆっぴーご飯だよ(*`ω´) 」

「・・・・・」

「どうした?なにかあったの?」

「・・・・・」

「話聞いてあげるから出ておいで」

もそもそと上に上がってきて顔を出し
ウエーンて言いながらジブリ泣き・・・・これは本気泣きだな(汗)

「まりぢゃん(涙)」

「誰かに殴られた?」

「にゃんにゃんがぁー」

「ニャロに泣かされたの(驚)」

「うわぎじだぁー(泣)」

浮気?浮気って・・・あの浮気?

ゆっくり話を聞くと・・・
そりゃあれだけ美人なニャロだから高校生にもなると
彼氏の一人や二人・・・できて当たり前か(笑)

今まで居なかったのが不思議なくらいだし・・・
いくら優子が好きスキいっても小学1年生だもんね(汗)

「仕方ないよ、ニャロ可愛いもん」

「おでの嫁なのにぃー」

「まだ敦子がいるじゃん(*`ω´) 」

言った瞬間後ろから

「だめ!敦子はダメだ(汗)絶対ダメ!!」

心配で見に来ていたのか、話を聞いていた
みなみが食って掛かって来る

「あれ?みなみは敦子と付き合ってるの?」

「つっ・・・付き合ってないけど・・・これ・・・から・・」

だんだん小さくなる声(笑)

「早い者勝ちだよゆっぴー(*`ω´) 」

「おで、にゃんにゃんがいい・・・」

「ニャロは高校生だし・・・小学校に可愛い子沢山いるでしょ」

「居るけど・・・おっぱいない(怒)」

「アハハそれはまだ仕方ないよ(笑)」

「あっても、にゃんにゃんがいいの!!」

「じゃーゆっぴーがかっこいい頼れる男にならないとね」

「頼れる男?」

「大人の男(*`ω´) 」

「どうやったらなれるの?」

「そうだなーまず年上の人に対する言葉遣いとか
夜は一人で寝るとか、
運動も勉強もしっかりしていつも100点取るとかかな」

「・・・・・わかった!おれ・・・僕がんばります」

これで少しは大人しくなるかな(笑)