優子

乗り物から降りるとき興奮しすぎてたからなのか
よろけてこけそうにった時陽菜が支えてくれた

「有難う(-∀-`) 」

「ん」

無表情の陽菜・・・・

外に出ると

「ちゃーしばこか」

「しばく?」

「あぁー休憩しようかって事やで(笑)」

「やったー!お腹すいてたんだよう」

全然しゃべんなかったあっちゃんが一番に声をあげる

「夕飯は食べ放題に行くからあんまり食べん方がいいで」

「大丈夫!」

ドヤ顔で言い切るあっちゃん(笑)

女子はケーキと飲み物、男子は飲み物だけ買ってテーブルへ

「次はスパイダーマン行くねんけど
出て来たらパレード見るために場所取りせなあかんから
お土産買うんやったら今のうち買っといた方がええで
今やったら空いてるしな、帰りはもみくちゃや(笑)」

「少しだけみたいなー、あっちゃんどうする?」

「行く!」

「私も!」

「篠田達はここで待ってるから」

女四人で席を立つと

「美優紀がついて行ったるわ」

「いいよ、悪いし」

「ええって、美味しいとかまずいとかわからんやろ
教えたるから」

「有難う」

五人で近くのショップに入り陽菜とお揃いの物欲しいなーて見てたら

「さっきはごめんな」

「えっ?」

「嫌な思いさせたやろ」

「べつに・・・・」

「小嶋君ええ男やな(笑)」

「・・・・・(汗)」

「変な意味ちやうで美優紀らが付きあえたんは
小嶋君のおかげやさかい・・・
優子ちゃんて言う可愛い彼女おんのに
美優紀に気があるふりしてくれたから・・・
せやから彩も本当の気持ちを言ってくれたと思うねん
お礼言うといてな」

「うん(-∀-`) 」

「あ、この、もちトリュフチョコおすすめやで(笑)」

「じゃー家に買って帰ろうかな」

「そうし(笑)」

それから二つで一つの形になるキーチェーンを買って
カフェに戻った

「お、帰って来たで、ほんなら行こか」

スパイダーマンも凄く面白く
パレードは入口の所に陣取って
通り過ぎたと同時にパークの出口へ向かう

「はよ出やな電車いっぱいになるからな」

さすが地元民(笑)

荷物をロッカーから出して持とうと思ったら
陽菜が持ってくれた

「えへっ(-∀-`) 」

「なんだよ(бвб) 」

「ううん、有難う(-∀-`) 」

「ん」

夕飯はお腹いっぱいになってはちきれそうだった(笑)

「明日はどうするん?」

「午前中は海遊館行って昼から神戸に行こうと思ってる
で、神戸で泊まって次の日京都に行って夜行で帰る予定」

「偉い強行やな(笑)」

「せっかく来たんだからあちこち行きたいしね(*`ω´) 」

「来週頼むで」

「篠田に任せなさーい(笑)」

関西組とはそこで別れホテルにチェックインして各部屋へ

「楽しかったねー」

部屋に入るとそこにはベットが一つしかなくて・・・
分かってたけどなんかね(汗)

ドサッて荷物を置く音がして慌てて話しかける

「陽菜先にお風呂に入ってき・・・」

振り向くと同時に壁に押し付けられ
唇をふさがれた