「で、私のどうしろと?」

「わかんないから相談してるんじゃん」

「一番て言ってあげればそれで丸く収まると思うんだけど」

「だいたいが仕事と恋愛は違うじゃん
どっちも一番だったらダメなの?
今までの人だってそう、好きじゃないと付き合わないし」

「でも仕事が入ったらそっちを優先したり
デート中でも服が気になったら店に飛び込んだりするんでしょ?」

「それは仕事柄仕方なくて・・・
自分のお店なんだからつぶれたら嫌だし・・・
麻里ちゃんだって街歩いてて変な髪型とかしてる人気になるでしょ?」

「そうだけど、気になるだけでスルーするけどね」

「陽菜は自分に素直だからすぐ行動しちゃう」

「ゆっぴーはね、まだ自信がないんだと思うよ
にゃろが言ったんでしょ、カリスマになれたらって」

「そうだけど・・・あれは例えの話で・・・」

「そういうところはまじめなゆっぴーだからね」

「はぁ・・・恋愛って難しいね(бвб) 」

「にゃろからそんな言葉を聞けるとは篠田胸熱」

「ただいま帰りました(-∀-`) 」

お昼休憩から戻ってきた優子

「あ、にゃんにゃん来てたの♪」

「ん、でももう戻るね」

「今日の夜はパスタにするね、種類はお楽しみに(-∀-`) 」

朝食と早番の時の夕飯は優子が作ってくれるから
規則正しい生活になってきた

今まではバイヤーの人たちとの外食が多かったから助かる

家の中もいつも綺麗だし言う事のない恋人なんだけどな・・・

「今日入荷の商品チェックして品出ししてから帰るから
少しだけ遅くなるかも」

「そうなんだ・・・仕事頑張ってね」

「ん、じゃーね」

昨日あんなことがあったからなんか一緒に居づらい

夜も背中向けたまま寝ちゃったし
朝は優子が早かったからご飯だけ作り置いてあったから
あんまり話してない?

て言うか今初めて話ししたかも(汗)

店に戻ると

「さっき優子ちゃん覗いてはりましたよ
どこ行ってはったんですか?」

「上にいて優子にも会った」

「そうやったんですねそれはよかった(^^)」

全然よくないんだけどね・・・

「あ、小嶋さん出ていきはってすぐ電話があって
今日納品予定やった荷物手違いで明日になったって
連絡来ました」

「うそ・・・」

「急ぎの商品あったんですか?」

「ないけど・・・・」

「荷物けえへんのやったらうち早く上がらしてもらってもいいですか?」

「そうだね・・うん、いいよ」

「やったー今日デートやったんですよ」

「そうなんだ・・・」

「なんかありはりました?」

「え?何もないよ・・・・」

「なんか元気アリはれへんから」

「そうかな、ふつうだよ(бвб) 」

「そうやったらええんですけど」

だめだめこんなので接客したらお客さん不快に思っちゃう
しっかりしなきゃ

でも今日どうしよう・・・・