優子


ショー見たかったのにこんなに並んでたら上の方しか見えないや・・

にゃんにゃんは見たくなかったのかな・・

落ち込んでたら手を引っ張られ連れてこられたところは・・・

「ホテル?」

「そう、ここのお店予約してあるから
そこのテラスに出て見る事出来るんだよ」

お店に行って案内された場所は

「凄い、全部見えるよ(-∀-`) 」

「背が低くても見えるね(笑)」

「うん、ありがとうにゃんにゃん♪」

そこから見たショーは凄く綺麗であっという間の20分だった

ショーが終わると席に案内され

「コース料理より好きなのを選ぶ方がいいと思って
ビュッフェにしたんだけど良かったかな」

「入ってくるときチラッと見たんだけど
どれも美味しそうだった(-∀-`) 」

「ふふふ、取に行こう」

「うん」

見てたらあれもこれも食べたくなって
お皿2枚に色んな種類を入れてテーブルに行くと

「優ちゃん一度に入れてき過ぎ(笑)
何度行ってもいいんだから分ければよかったのに」

「そうだよね・・ごめん(汗)」

「怒ってるんじゃないよ
温かいのは冷めちゃうから」

「いそいで食べるよ・・・んん、美味しい(´-∀-)」

どれも美味しくて何度も入れに行って
お腹がパンパンになっちゃった(汗)

「ご馳走様でした、最後のショー間に合うね」

「8時からだっけ?」

「うん、まだ20分あるけどそろそろ行かなきゃ」

「これ飲んだら行こうね」

食後のコーヒーを優雅に飲むにゃんにゃんを見つめる

「ん?どうしたの」

「絵になるなーと思って」

「ええ?」

「私が足を組んでそうやってコーヒー飲んでても
全然似合わないでしょ」

「まだ高校生だもん仕方ないよ」

「でも、にゃんにゃんは学生の時から似合ってそう」

「どうかな(бвб)」

「写真とか見たいなー
学生の頃とか子供の頃のにゃんにゃん・・・
可愛かったんだろうなー(´-∀-)」

「今は可愛くない?」

「もちろん可愛いけどどっちかって言うと・・・」

「言うと?」

「綺麗・・・かな(-∀-`) 」

「ありがとう、優ちゃんは可愛いよ」

「アハッ(-∀-`) ありがとう(笑)」

「ご馳走様でした、行こうか」

「うん」

歩いて行くにゃんにゃんについて行ってるんだけど・・・

「そっち違うよ、こっちだよ」

エレベーターの方へ向かって歩いて行くにゃんにゃん

「もっと上から見れるとこあるから」

屋上とかあったっけ?

私が知らないだけかもだから黙ってついて行くと
降りた階は普通のフロアーで・・・

どんどん歩いていくから急いでついて行くと
ドアの前で止まってカードをあてると鍵が開いた

「どうぞ」

言われるまま中へ入る

「す、すごい(汗)」

そこは多分スイートルーム

「部屋に入ってもいいの?」

「今日はここに泊まるんだよ」

「え?」

横を見ると朝にゃんにゃんが持っていた
バックが部屋の中に置いてあった

「でも明日仕事でしょ」

「もう一人の先生に頼んで夕方からにしてもらったから
お昼まで遊べるよ」

「ううぅぅ・・・ありがとうにゃんにゃん・・(涙)」

「陽菜が泊まりたかっただけだから気にしないで
ほら早くテラスに出ないと始まっちゃうよ」

「うん」

外は暗くなってたけどライトアップされてすごく綺麗だった

「貸し切りみたいだね(´-∀-)」

「この場所は二人で貸し切りだよ(бвб)」

そこにあった椅子に座ると

「おいで」

「え、いいよ、重いよ(汗)」

「いいから」

同じ方向を向いて膝の上に座るとお腹に手を回されて・・・
なんか照れくさい(汗)

「綺麗だね(-∀-`)」

「ん(бвб)」

五分間だからあっという間に終わってしまった

「明日もお昼まで遊べるからショーとアトラクション
あと一つ残ってるの乗ろうね」

「にゃんにゃん本当にありがとう
ここに来れただけでも嬉しかったのに
こんな凄いホテルのこんなすごい部屋に泊まれるなんて
私すごい幸せ(-∀-`)」

「だって今日は記念日になるから」

「記念日?」

「そう記念日・・・」

そういうと私の首筋に顔を埋めてきた