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頑張った向こうには 24

「ただいまー・・・いい匂い(бвб) 」

みーちゃんと一緒に夕飯を作ってたら
にゃんにゃんが帰って来た

「お帰り(-∀-`) (ΘωΘ)」

「・・・なんでまだいるの」

「ひっどーい優子が退屈しないように
遊んであげてたのにー」

「買い物にも行ってくれてこれ全部払ってくれたの(´-∀-)」

「で・・・食べて帰ろうとしてるわけ?」

「お金も払ったし作るのも手伝ったし
食べて帰る権利ぐらいあるよねー優子」

「沢山作ったし三人で食べた方が美味しいから
いいでしょにゃんにゃん」

「仕方ないなー、着替えてくるから用意しといてね峯岸さん」

「はいはい、分かりましたよ子供には優しい陽菜先生」

「うざい(бвб) 」

そう言ってリビングを出て行った

「いつもあんな風に話してるの?」

「そうだよ」

「仲いいのが凄くわかった」

「陽菜って人見知りなんだよね
子供相手には大丈夫なんだけどさ
こっちから行かないとなかなか心を開いてくれないって言う」

「それわかる、私にも初めは全然話してくれなかったから
ずっと嫌われてると思ってた」

「一度心を許した相手には毒を吐くから気を付けた方がいいよ(笑)」

「毒?」

「優ちゃんには吐かないし、て言うか変な事教えないでくれる(怒)」

「あちゃー聞かれちゃった
耳が大きいせいか地獄耳なんだよねー(笑)」

「前を向いてるだけですー」

みーちゃんにべーて舌を出して笑いあってる姿が子供っぽくて
大人なにゃんにゃん以外を見れて嬉しくなる

「さー冷めないうちに食べよう、いただきまーす」

「あ、これ麻里子のカレー使ったの?」

「うん、カレードリアにしてみた」

「美味しー(бвб) 」

にゃんにゃんが私の料理を
食べてくれてると思ったら嬉しくて・・・

「え?ちょっどうしたの(汗)辛すぎた?
でも昨日普通に食べてたよね」

「お弁当作ってた日々を思い出して・・・
やっとにゃんにゃんが食べてくれてるんだと思ったら・・・」

「・・・・・あの時は・・・ごめんね」

「お弁当かぁー、はるにゃんが食べないなら勿体ないから
食べてあげるって言ってるのに絶対に触らせてくれなくてさ
優子が取りに来るまで食べられないように隠してたんだよ」

「みーちゃん(汗)」

「うそ・・・・」

「は、陽菜が食べたって誤解されたら困るからだし(汗)」

「違う違う、陽菜が食べれないのに
他の人が食べるなんてあり得ないーて言ってたんだから」

「それ以上しゃべるならすぐそこを立って出て行って(怒)」

「ううぅぅ・・・・・・」

「ほら私が帰ったら寂しいって(ΘωΘ) 」

「そんな事ひとっことも言ってないし」

そんな前から私の事を思っててくれたなんて・・・
どうしよう・・・嬉しい・・・

「お弁当・・・」

「え?」

「お弁当たまに作ってもいい?」

「作ってくれるの?」

「うん・・・毎日は無理だけど」

「あり・・・「峯岸にも作って(ΘωΘ) 」

「いいよ」

「はぁ?あり得ないし、自分で作れば」

「優子がいいって言ってるんだからいいじゃん」

「優子のお弁当を食べるのは陽菜だけでいいの!」

「にゃん・・にゃん・・・(涙)」

「あぁーあまた泣かしてるー(笑)」

「優ちゃんは泣き虫なんだから仕方ないの」

「何で知ってるの?」

「めぐみさんが言ってたから・・・」

私の話してくれてたんだ・・・

「ほら、話ばっかりで全然箸が進んでないでしょ
早く食べて早く帰ってよね」

「言われなくても明日は早番だから早く帰りまーす(笑)」

みーちゃんてすごいと思う年上にも年下にも同じように接してるし
面白いし、にゃんにゃんが頼るだけの事はあると思った

これからも仲良くしてねみーちゃん
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