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頑張った向こうには 17

陽菜

結局片付けまでして帰っていった麻里子


「明日食べる分は冷蔵庫の中に入れてあるから
温めて食べて、あとは冷凍しておくから
食べたくなったら食べてねゆっぴー(*`ω´) 」



面倒見はいいんだよね、誰にでもだけど・・・

「優ちゃん」

呼び寄せて首を触ると・・・
やっぱり夜になるとまた熱が出てきてる

「薬飲んで早く寝た方がいいかも」

「うん・・・」

「・・・麻里子からなんか聞いたの?」

「二人は付きあってたって・・・」

もう、お喋りなんだから(怒)

「私と全然タイプが違うよね・・
にゃんにゃんには麻里ちゃんの方がお似合いだと思うよ」

「何でそゆ事言う(怒)」

「私なんてまだ子供だし、
どう見てもにゃんにゃんと釣り合わないから」

「優ちゃんの事子供だなんて思ってないよ」

「でも・・・去年付き合ってた彼、一つ上の先輩だったんだけど
受験で別れたって言ったけど本当は・・・
迫られた時もう少し待ってって言ったら
お前みたいなガキと付き合ってやってるだけでも
ありがたいと思えって言われたの
で、次の日学校に行ったら背の高い
同級生の女の子と手を繋いで歩いてて・・
速攻フラれちゃった、アハッ(´-∀-)」

そいつをぶん殴ってやりたい(怒)

「だから私がモテるわけないもん」

「優ちゃんの良さがわからない奴と陽菜を
一緒にしないでもらえるかな
これでも人を見る目はあるんだから・・・
麻里子を覗いてだけど」

「麻里ちゃんいい人だよ」

「そうだけど、認めたくない(бвб) 」

「アハッ(-∀-`) 親友なんでしょ・・・」

「親友じゃないもん、ただの同僚
ほら、もう眠くなってきたんでしょ部屋にあがれば」

モジモジしてなかなか上がっていかないから

「わかった、寂しくて一緒に寝て欲しいんでしょ(бвб) 」

冗談のつもりで言ったのに真っ赤になって

「うつるといけないからダメだよね(汗)」

嘘でしょ・・・ほんとにいいの?

「なんか一人だと心細くて・・・」

弱ってる時って誰かにそばに居てもらいたくなるもんね

神様

優ちゃんを風疹にしてくれてありがとうございます(бвб)

「先に寝てて、お風呂入って明日の用意したら行くから」

嬉しさを隠し平静を装いながら答える

「いいの?やったー(-∀-`) にゃんにゃん好きー」

「えっ・・・・(бвб)」

「ん?・・・あっ、違うのそう言う意味じゃなくて
いや違わないけど・・・・・あれ?」

慌てる優ちゃんに

「熱が上がってきてるから早く部屋へ行って」

「そうだね、先に行ってる(´-∀-)」

そう言ってリビングを出ていった


・・・・・どうしよう・・・やばい
ニヤニヤが止まんない

優ちゃんに好きって言われた(бвб)

今すぐにでも抱きたいけど
発疹が収まるまで抱けないし・・

この気持ちのまま隣で寝れる?

これって拷問だよね(汗)

今までの罰が当たったとしか思えないんだけど(涙)

神様、ありがとうを返して(бвб) 



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