何が起こったのかわからなくて固まっていると
麻里ちゃんの顔が近づいてきて・・・・キスされた
「んっ・・やっ!」
我に返り顔を背け体を押す
「ニャロキス上手いでしょ」
「し、知らない」
「教えたの篠田だから篠田もうまいよ(*`ω´)」
そう言うと腕を取られまた顔が近づいてくる
「やだ!みーちゃん!みーちゃん」
「むだむだ、ここからだと聞こえないし
多分起きないよあれは(笑)」
「こんなことしたらにゃんにゃん怒るんだから」
「怒られるのは慣れてるから問題なし山(*`ω´)」
「何が問題ないって(怒)」
声のするドアの方を見ると息を切らせたにゃんにゃんがすごい顔をして立っていた
「あれ?仕事はどうしたのかな」
それでも顔色一つ変えずにニコニコしてる麻里ちゃん
「何かあったら電話かかってくる
て、言うか陽菜の部屋で何やってくれてるの(怒)」
「ゆっぴーが寂しいって言うから添い寝してあげようかなって」
「そこから早く降りて」
「おっと、これはどうしたことだ
勢い余ってベットに上がっちゃったってか(笑)」
「いい加減に(怒)」
「わかったから怒んないでよ、冗談だよ冗談
軽い冗談だよねゆっぴー」
「・・・・・・・」
「もう二度とこの家の敷居は踏ませないから
早く帰って」
「ハイハイわかりましたよ
じゃーまたねゆっぴー(*`ω´)」
「またはないから(怒)」
「ニャロは怒ってても可愛いね」
「うっさい(怒)」
玄関を出るまで見届けたにゃんにゃんが戻ってきた
「どうしてきてくれたの」
「みーちゃんにね麻里子が帰るまで30分に一度LINEさせてたのに
来なくなったから急いで出てきた、大丈夫だった?」
「キ・・・キスされた・・」
「優ちゃん・・・」
「にゃんにゃんにキスを教えたのは麻里ちゃんだって言ってた」
「そうだったら嫌?」
「嫌っていうか・・・
二人が付き合ってたんだって改めて突きつけられたみたいで
なんか胸が苦しくなった」
「それって・・・ヤキモチ?」
「わかんない・・・」
「消毒してあげるね」
そう言うとベットに腰掛けたにゃんにゃんに肩を引き寄せられ・・・
やっぱりにゃんにゃんの唇のほうが好き(-∀-`)
「ちゅっ・・はぁ・・チュ」
「・・・・にゃん・・・にゃん・・・ポケット震えてる」
「まだいい・・・」
「駄目だよ子どもたちがにゃんにゃんを待ってるんだから」
「うっ・・わかった、今日ここで寝ていいからね」
「うん」
にゃんにゃんの匂いが沢山するから嬉しい
「みーちゃんどうしよう(汗)」
「布団掛けとくから優ちゃんは気にしなくていいよ」
「私の部屋へ運んだほうが良いんじゃない?」
「あのソファー病院のより寝心地いいから気にしないで」
「うん・・・それとね」
「なに?」
「麻里ちゃんをあまり怒らないであげて
私も油断したのが悪かったんだし・・・
癖は悪いけど根はいい人だともうから」
「わかってる、優ちゃんは優しいね(бвб)」
「そんなことないよ多分麻里ちゃん寂しかったんだよ」
「どうだか、まあ多分何もなかったように話しかけてくると思うけどね
いつもそうだから」
「アハッ麻里ちゃんらしいや(笑)」
「行ってくるね」
そう言うと首を傾け軽いキスをして部屋を出ていった