新しいお話をアップしました
始めの数行でおわかりかと思いますが
深キョンの大富豪刑事を一話だけ見て
これを小嶋さんで書いてみたいって思って
数年前に少しだけ書いていたものを見つけ
話しをだいぶ変えて書き上げました
なので最近のコンフィデンスマンJPの要素も入っています（笑）
暇つぶし程度に楽しんでいただければ嬉しいです（бвб)(-∀-`)
コメントしていただいた方
皆様の
嬉しいお言葉に続けていてよかったなーと涙しております
皆様も体に気をつけ自分自身をご自愛ください
ぷーな
「今日から第一刑事課でお世話になることになりました
小嶋陽菜です、よろしくお願いします」
（大富豪の娘らしいっすよ）
（あんな小娘に刑事なんて出来るのか）
（まあせいぜい俺らのお茶くみでもしてもらおうぜ）
みんな見た目だけで陽菜の事何もできないと思ってるみたいだけど
これでも警察学校を首席で卒業してる
普通の事をしてるだけなのに何故か全部できちゃうの
だって小さいころは勉強やスポーツを無理やりさせられてたから
でも両親が事故で死んでおじいちゃんに育ててもらうようになってからは
陽菜の我儘を何でも聞いてくれるようになって・・・
こんな性格になっちゃったのかな(бвб)
現におじいちゃんは陽菜の事になるとお金に糸目をつけず
何でもしなさいって言うし何でもしてくれるんだもん・・・
「今から捜査会議をするから第一会議室へこい」
「第一会議室ってどこですか？」
「はぁ？そんなんも知らんのか」
だって今日来たばっかりなんだから分かるわけないし（怒）
関西弁の禿オヤジ最低（怒）
「こっちだよ、私について来て」
そう言ったのは陽菜より背の高い女性の刑事さん
「私は篠田麻里子、年上だけど麻里子でいいから」
ニコリともしないから感じ悪い
て言うのが第一印象だった
「昨日起こった殺人事件だが
犯人は片山氏を殺害し
自宅の金庫に保管していた３億円を取って逃げたらしい」
「たった３億円ポッチで人を殺すなんて最低ですね(бвб) 」
「・・・・・・小嶋今なんか言ったか」
「だからたった「小嶋さんまだ新人なんだから発言は控えるように」
「はーい・・・・」
むぅ・・・・思った事言っただけなのに
「現金は３億円だが他に金の延べ棒や
貴金属も盗まれ総額１００億はくだらないとの事だ」
「それだと車か何かで運ばないと無理ですね」
「それと一人では時間がかかりすぎるので
数人の犯行かと思われますね」
「それだけ家に置いてあったって誰が言ってるんですか(бвб) 」
「片山氏のご子息だ」
「子供は何人いて何歳ですか」
「子供は男が二人でそれぞれ結婚していて家庭を持っている」
「一緒に住んでなかったんですか」
「片山氏は頑固者で通っていて子供たちは家を出ていたそうだ」
「一緒に住んでないのに
どうしてそれだけあるって知ってたんですか(бвб) 」
「それは息子やからやんけ」
「頑固者が息子たちにこれだけの財産があるって言うかな(бвб) 」
「お前黙ってろ（怒）」
「むぅ・・・」
「第一容疑者として女医の小笠原マナミ
片山氏が殺された次の日から消息を絶っています」
「その人も殺されたんじゃないですか」
「いや、現場に争った跡はなく片山氏の体内からは
睡眠薬が検出されているところを見ると
小笠原が一番怪しく、殺して現金を奪い逃げたと考える方が妥当だ」
「もしかして小笠原っていつものあいつちゃうか」
「手口からしてそう思うが殺人は今回が初めてだからな」
「今までは詐欺だけやったのに殺したらあかんで」
「詐欺だけでも十分悪質だ金額が半端ないからな」
「いつものあいつって誰ですか？」
今度はこっそり麻里子に聞く
「うちの管轄内で詐欺を行ってるやつがいてね
金持ちばかりを狙って騙してはお金だけを盗み消える
それも巧妙な手口で家に入り込んで信用させてからね」
「どうして捕まえないんですか」
「捕まえようにも素顔がわからないんだ
男か女かもわからない
毎回顔も声も替えてるから気をつけようがない」
「でも今回は人を殺しちゃったんですよね」
「そうなんだよね・・・・・これで殺人犯か」
「現場へ行ってみたいんですが」
「私ももう一度見ておきたいから行こう」
「女医は片山邸近くのアパートに住んでいて
どこの病院にも所属していなかったらしい」
「めっちゃあやしいやん」
「周辺の聞き込みで容姿を詳しく聞いて来てくれ」
「了解」
飛び出していくおじさん達
「行こうかニャロ」
「にゃろ？」
「自由気ままな猫みたいだから(*｀ω´) 」
そう言って笑う麻里子
イメージ変わったかも(бвб)
