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大富豪刑事と詐欺師 3

「指紋は出なかったんですか?」

「そうなんだよね、住んでた四人と息子二人に妻二人の指紋しか出なかった」

「女医さんはどうやって暮らしてたんでしょうね」

「綺麗好きだったとかで透明の薄い手袋をしてたらしい」

「女医だから怪しまれなかったのかしら・・・」

「そう言う事、抜かりないよまったく」


「お昼食べて帰ろう、何食べたい?」

「行きつけのお店でよろしいですか?」

「いいけど場所分かるの?」

「少々お待ちください・・・
もしもし小嶋です・・・はい…今から二名入れますかしら
・・・・え、ここですか、今どこ走ってますか?」

「田園調布から中目黒に向かって走ってる」

「だそうです、そこの住所教えてください
代官山町・・・・・わかりますか?」

「ナビいれるから店の名前は?」

「すみません店の名前なんて言うのですか」

「ちょっと、行きつけなのに知らないの(汗)」

「だって、知らなくても行けるんだもん」


「だもんて・・・・」


車を止めナビに入れてまた出発



「ねえ、ここ高いんじゃないの(汗)」

「さぁ?」

「さぁ?て(汗)」

「お金払った事無いのでわかりません」

「ここ、止めとこうか(汗)」

「予約しちゃったからダメですわ、まいりましょう」


「こんにちは(бвб)」

「お待ちしておりました、こちらへ」


いつもの部屋へ案内され


「いつものお食事でよろしいですか」

「仕事中なのでアルコールはいりませんわ」

「かしこまりました」

「ねえ、私払えないよ(汗)」

「よろしいですわおそらく後払いですので」

「・・・・ニャロって財布持ってる?」

「財布くらいもってますわ」


バックから出して麻里子に見せる


「ちっさ・・・・中見てもいい?」

「どうぞ」

「何これ、名刺しか入ってないじゃん」

「何か欲しい時はそれを見せると買えますの
まあ、基本1人では買い物へは行きませんが」

「コンビニとかは流石に無理でしょ(汗)」

「コンビニって何ですか?」

「行ったことないの」

「はい」

「街中至る所にあるのに?」

「余り車の外は見てませんでしたから
今日は沢山見れて楽しかったです(бвб) 」

「お待たせいたしました」

「凄い(汗)」



お腹も満たされ署に帰る


「今度コンビニとやらへ連れて行って下さい」

「いいけど、お金持ってなかったら買えないからね」

「明日は持ってきます」

「言っておくけど沢山はいらないから
千円札一枚あれば十分だからね」

「千円札ですかー」

「知らないとか言わないよね・・・」

「それくらい知ってます」

「良かった」


これでも一般常識はあるんだから
五百円硬貨も百円硬貨も知ってるし(бвб) 
使わないけど・・・



「ただいま戻りました」

「何か新しいこと聞けたか」

「初めての事ばかりでした(бвб) 」

「小嶋はそうだろうけど(汗)」

「やはり女医はあいつだと思います(*`ω´)」

「そうか・・・・殺人の容疑で手配しないといけないな」

「おそらく犯人はあいつって言う方じゃないと思いますわ」

「ニャロ?」

「だって殺すならわざわざ眠らせなくてもいいですし
金庫の番号も知ってらしたのだから壊さなくてすみますわ」

「しかしだな」

「きっと犯人は」

「犯人は?」

「ふふふ、まだいいません」

「はぁ?」

「証拠もまだ揃ってませんし」

「いやだからあいつが犯人で」

「だから違いますって」

「その根拠は何なんだ」

「うーん・・・・・勘?」

「・・・・・話にならん(怒)」

「課長!」

「おお、戻って来たか何かわかったか」

「アパートに荷物は一切なく
指紋も綺麗に拭き取られ誰の指紋も見つかりませんでした」

「聞き込みはどうした」

「それが・・・・誰が住んでたのかみんな知らなくて
姿を見た人が一人もいないんです」

「そんな事が可能なのか」

「わかりません・・・」

「何もわからないのにどうやって指名手配するんですか
名前だって偽名だろうし」

「くっ・・・・お前ら何やってんだ
ちゃんと捜査して来い」

「あいつを追ってても殺人事件は解決しませんわよ
多分詐欺だけですから」

「何を根拠に」

「さっき申しましたのに!聞いてなかったのですかー(бвб) 」

「ええい、話にならん
篠田なんとかしろ(怒)」

「え、私ですか(汗)」

「そうだ、お前が指導係だろ」

「そんな事言われてませんけど(汗)」

「今決めたんだ」

「ひっど」

「女同士仲良くしいや(笑)」

「ちっ・・・・禿が」

「なんか聞こえたけどな(怒)」

「聞こえるように言いましたぁー(*`ω´) 」

「くっそーお前より先に見つけたるからな」

「頑張ってくださいね」


怒りながら机に座り何やら調べだした・・・・・おじさん


「麻里子」

「ん?」

「陽菜の机はどこですか」

「ああ・・・・・・にゃろはここ、隣は私の机」

「椅子違うの持ってきてもよろしいですか
座り心地がよくなさそうなので」

「・・・・・・好きにすれば」

「好きにしまーす(бвб)」


結構自由みたいだからたすかる(бвб) 



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