「ふわぁぁぁ・・・・・よく寝た(бвб)」


そりゃそうだ、もう夕方なんだから


「お腹空いた」

「何食べたい?作るよ」

「・・・・・・・・なんでもいい」

「だったらお昼用に作っておいたのを温めるね
それと、今食べたら夕飯は夜食になっちゃいそうだね(笑)」

「・・・・・・・・・・(бвб)」

「食べたいものあったら買ってくるから書き出しておいて
あ、食費は峯岸室長から貰えばいいのかな?」

「お金は持ってない」

「そっか、後で電話して聞いてみるよ」

「・・・・・・ねぇ」

「ん?」

「何企んでるの」

「え?何も企んでないよ仕事をしてるだけ(-∀-`)」

「ふーん・・・・・諦めたんだ」

「ムッ、仕方ないでしょ私は雇われてる身なんだから」

「・・・・・ご飯早くして、けむちゃんのも」

「わかってます」



はぁ、怒りを抑えるのに一苦労だ

それからは淡々と働き
あっという間に夜


「レンジの中におかず入れてあるから
お腹すいたらこのままチンして食べて
あ、使い方わかるよね?」

「それくらい知ってるし」

「よかった、じゃーオヤスミ」


おやすみと返って来るはずもなく
そのまま与えられてる自分の部屋へ


炊事洗濯掃除だけすればいいなら時間が余ってしまうし
これでお給料もらえるのかな

は、もしかして給料は全て損失の穴埋めに天引きされる?

それは困る自分の物何も買えないじゃん(;´-∀-)


朝一で連絡取らなきゃ

そんな事を考えながら寝るにはまだ早いから
携帯でSNSを見ているといきなりドアが開き


「なんだまだ起きてるじゃん」


ノックぐらいしてよね・・・とは言えず


「私の仕事は終わったけど何か用?」

「陽菜の世話係なんだから終わりなんてないの!」

「それは労働基準法に引っ掛かるんじゃないかな(;´-∀-)」

「そんなの知らない、ここでは陽菜が法律だから」


またとんでもない事を言いだしたよこの人(汗)


「ゲームするから相手して」

「私はこれから寝ようと」

「これは命令」

「陽菜さんに命令される覚えはありません」


ムッとした顔をして廊下の方を向くと


「けむちゃーん(бвб) 」

「うわぁぁわかりましたゲームの相手するから(;´-∀-)」

「ふん、始めからそう言えばいいのに
あぁーけむちゃんごめんね向こう行こうね」

「にゃぁ?」


けむしも振り回されてるのか・・・ご愁傷さま


まあ、この飼い主にしてこの猫アリだな(笑)