実行に移す為次の日薄着で外出
「・・・・・・(-∀-`)」
何だこの暖かさは(;´-∀-)
風邪なんて引くわけがない暖かさ
にゃんにゃんなんて上に一枚羽織ってるけど
下は半袖のワンピースだからね、それにパンプス履いて
ばっちりメイクにふんわりヘアー
それにしても・・・・・いつもと別人なんだが・・・
いつもは髪の毛はボサボサですっぴん
部屋着だっていつ買ったのかわからないくらいヨレヨレで・・・・
「何じろじろ見てるの、変態?」
「なっ(汗)違うよいつもと全然違うから
女って怖いなって思っただけ」
「ふふ自分だって女のくせに(笑)」
「私はいつも変わりませんよーだ」
「仕事先でもそんなのだったら即クビだけどね」
「仕事はちゃんとしてる・・・・」
「してないから陽菜の世話係押し付けられたんでしょ(笑)」
「・・・・・・」
「なに」
「仕事でも自分の事はるなわぁ〜とか言ってるんじゃない?(笑)」
「はぁ?言うわけないし(怒)」
「どうだか」
「言わないって言ってる(怒)」
やばっ、これ以上怒らせたら外なのに何を言い出すかわからないから
話題を変えなきゃ
「ところでどこへ行けばいいの陽菜(;´-∀-) 」
一瞬ムッとした顔をして
「品川プリンスホテル」
「えーともう一度言ってもらえるかな(;´-∀-)」
「だから、品川プリンスホテル!!」
「何しに行くの?」
「仕事に決まってるでしょ」
「私こんな格好だよ」
「優ちゃんは車で待っててくれたらいいから」
はいはい運転手ですね
でも誰と会ってどんな仕事をしてるのかを見てみたい気もする
まさか枕・・・・なわけないよね(;´-∀-)
「時間どれくらいかかるかな」
「なんで?」
「時間かかりそうならどこかで時間潰そうかなーなんてアハッ」
「そんなの相手次第なんだから分かるわけないし」
やっぱり・・・
この事は峯岸室長も知ってるのか?
まさかこれがにゃんにゃんの仕事?
だからにゃんにゃんて呼んでるの?
いったい私にどうしろって言うの?
こんなの更生させるとか無理じゃん
・・・・・でも
「私もついていく!」
「何言ってるの」
「ついて行かないんだったら逃げちゃうかもよ(;´-∀-)」
「ふっ・・・それ自分で言う?
わかった・・・でもその格好じゃ失礼だから・・・」
「スーツなら自分の家にある、取りに帰る時間ある?」
「二つ向うの信号を右に曲がって空いてるパーキングメーターに停めて」
こちらの質問は無視ですか・・・・
言われた通り車を駐車する
「ガチャッ・・・・・何してるの優子も来るんだよ」
「え?私も行くの」
「早く、時間無いんだから(怒)」
「う、うん(;´-∀-)」
なんで私が怒られなきゃいけないんだよ(怒)
ついて行くとオシャレなブティックに入って行こうとするから
少し離れたところで待とうと思ってたら
「早く来て!(怒)」
何も言わないからわかんないでしょ
それにこの店にこんな服で入っていいの?
「いらっしゃいませ、こ・・・」
何か言おうとした店員を制し
「これなんだけどなんとかして」
「かしこまりました、どうぞこちらへ」
訳が分からずついて行くと着せ替えかよ!
て言うくらい服を着せられ
「こちらがよろしいかと思いますが」
私に聞かずににゃんにゃんに聞いてるのは何故?
「うん、これこのまま着て行くから」
「え?」
「こちらのお洋服はいかがいたしましょうか」
「捨てちゃって(бвб) 」
嘘でしょ(;´-∀-)
「持って帰ります!」
そう言うと高級ショッピングバックに私の安物の服を入れてくれた
「なんか袋の方が高そう(;´-∀-)」
「高そうじゃなくて高いの(笑)」
パンプスでは運転できないから
もともと履いていたスニーカーでホテルまで運転して
下りる時に履き替え中へ
この格好で襲われそうになったら抵抗できるかな(;´-∀-)
いざとなったら陽菜を先に逃してこのパンプスで一突き・・・
怯んだ間に裸足で逃げよう・・・・・
うんそうしよう
腹をくくりホテルに入ると
ロビーを素通りしてエレベーターへ
やっぱり・・・・どうしよう峯岸室長に連絡したほうがいいのかな
でももしこれが仕事だったら知ってしまった私はどうなるの?
もしかしてこれから同じように・・・・
はっ、だからこんな服を着させられてるの?
嫌だ、初めては好きな人とするんだから(。-∀-)
誰か助けて〜