ドン!
「グエッ」
何かがお腹の上に落ちて来て目が覚めた
「ニャァァオ」
「けむしかよ」
「・・・シャァァ!!」
「け、けむし様おはようございます(;´-∀-)」
外は明るくなってるから朝なんだろう
「ニャァー」
腹減ったとでも言いたげな目で私を見てくるから
御飯の用意をしようと起き上がると
「あっ・・・・・」
真っ裸な私と当たり前だけど裸な陽菜がスヤスヤ寝ていた
綺麗な姿の陽菜をボーと見ていると
昨日の事が頭をかすめる
私陽菜に・・・・女の陽菜に何度イカされたんだろう
「イダァ―(;´-∀-)」
動かない私にしびれを切らしたのか
けむしにお尻の柔らかい所をカプっと噛まれた
「ん・・・・・」
私の叫び声に一瞬身じろぎしたがまた眠りに戻って行った陽菜
とりあえずこのまま餌を入れてお風呂に入ろう
早くしないと傷が増えるからね(;´-∀-)
ゆっくりベッドから出てリビングへ
私を追い越しお皿の所へ行くけむし
「お水も無かったんだ・・ごめんよ」
「ニャァー」
戸棚から餌を出しお水も入れてあげると
黙々と食べだした
そのままバスルームへ行こうと思ったけど
昨日の残骸が目に入ってしまった
こういうのを見ちゃうと何故か片付けないと気が済まない私
「パパっと片付けるか」
ぱぱっと・・・・・するはずだったのに
洗い物を終えテーブルを拭いていると
猫の毛や髪の毛が目に入ってしまい
コロコロで絨毯を綺麗にする
「そう言う趣味あったんだ」
後ろから聞こえて来た声
「そうやって男を誘惑してるんだ」
「ちがっ(;´-∀-)」
まだまだ起きてこないと思っていたのが運のつき
あっちはちゃんと部屋着を着て出て来たのに
私はまだ産まれたままのあられもない姿・・・・
あれって軽蔑の目というやつだよね(;´-∀-)
「けむおいで」
「にゃ〜」
そのまま仕事部屋へ入って行ってしまった
「なんだよ、自分が脱げっていって裸にして
散々私を弄んだくせに
どうして私が攻められたきゃいけないんだ!(怒)」
バン!!
勢いよくドアが開き
「気持ちいいってアンアン言ってたのは優子だからね!(怒)」
そう吐き捨てまた勢いよく閉まったドア
「壊れちゃうからそっと閉めてね・・・・」
せっかく打ち解けあえたと思ったのに
また元の木阿弥じゃんかー
どうして怒ってるのかわかんないんだからどうする事も出来ない
「はぁ・・・お風呂入って朝ご飯作ろう」
きっとお腹が空いてるからご機嫌斜めなんだよね?
けむしだってごはん食べたら大人しくなってたから・・・
今日からまた頑張ろう
ホントねこのお世話は大変です(;´-∀-)
おしまい