その日を境にハルナとユウコは
少しずつテレパシーで話せるようになったが
アツコとはうっすら聞こえたような
聞こえてないような感じで全然進まない


「やっぱり私には無理なんだよ」

「そんな事無い
だって前に声が、届いたじゃん」

「あれは食べ物の事だったから・・・・
そうだよ食べ物何か言ってみて」

「そう言えば言葉とか魔法の名前ばっかりで
食べ物は言ってなかったかも
よーし、行くよ」

(・・・・・・・・・(бвб) )

「・・・・・・(∵)」


・・・・・・


やっぱり無理なのかな・・・・

・・・そう言えば今月もうすぐアツコの誕生日
今年はどんなケーキにしようかな

ふわっふわのチーズケーキ?


「えぇ〜ガト−ショコラがいい」

「・・・・・アツコ(бвб) 」

「聞こえた?・・・聞こえたよハルナ(涙)」


「なあなあミナミ、チーズケーキとかガトーショコラって何?」

「ユウコ知らんのか?」

「し、知ってるよミナミが知ってるか試しただけだい(;´-∀-)」


そっか、ユウちゃんケーキ食べた事無いんだ


(今度の休戦日に作ってあげるね)

(お、おう(;´-∀-))


そう言えば今月の休戦日がアツコの誕生日だ
丁度よかった
沢山のケーキ作ってお祝いしてあげよう


「わーい!ハルナありがとう」

「あれ・・・・思ってる事全部聞こえちゃう(汗)」

「全部じゃないけど沢山のケーキは聞こえた(∵)」

「聞こえるように練習してたんだから
終わったらちゃんと切らないとダメなんだよ(-∀-`) 」

「どうやって?」

「心の中で相手に聞こえないように
しようって思うだけで大丈夫」

「・・・・ちょっと待って
じゃーユウちゃんはハルナの考えてる事
全部聞いてたって事?」

「(;´-∀-)」

「酷い!どうして教えてくれなかったの(怒)」

「いや・・・言うのを忘れてたかなアハッ(;´-∀-)」

「ケーキ作っても食べさせてあげないんだからね(怒)」

「ごめんよ(。-∀-)」

「あはは伝説の戦士がよぇぇ〜(笑)」

「煩いぞチビ(怒)」

「四センチしか変わらんわ」

「残念でした今日魔法で計ったら
0.5p伸びてたもんね(-∀-`) 」

「変わらんやろ」

「変わるね、見てろ・・・チュッ」

「・・・・・・(бвб) 」

「今まであと少しだったのが
背伸びしたらギリ届くようになったもんね(-∀-`) 」

「な、な、な、何してんねん(汗)」

「また見てしまった(∵)」

「ユ、ユウちゃん(怒)」

「起きてる時の顔は赤くなって可愛いだろ(-∀-`) 」

「バカ(怒)」


(絶対にケーキ食べさせてあげないんだから)


「ごめんよ、調子に乗りました
反省してます(;´-∀-)」


ホントにもう


「お腹空いてきたから部屋戻ろう」

「そうやな、じゃーまた明日」

「うん、おやすみ(бвб) 」



でもユウちゃんがケーキを食べれたのは
ずーと後のことだった