この前のお泊りの時ははっきり言われてなかったし
何もないと自分に言い聞かせていたから
大丈夫だったけど
今回は違う
だって宣言されたんだもん
これって絶対でしょ?
考えただけでドキドキでお腹なんて空かないから
お昼を食べに行かなくて
なんなら午後の授業も休んじゃって・・・
心配したともちんとともーみが
部屋へ訪ねてきてくれた
「優子大丈夫?保健室へ行ったほうがいいんじゃない?」
「病気じゃないから大丈夫・・・・だと思う(;´-∀-)」
「どういう事?」
ともちん達ならいいよね・・・
「お昼休みにね」
「うん」
「陽菜様がここへ来たの」
「うそ・・・」
「一般寮へ来られるなんて一度でも奇跡なのに
二回も来られるとか優子相当気に入られてるんじゃない?」
「そうなのかな・・・・」
「で、何を病んでるの?」
「今日・・・・泊まりにいかないといけなくなった」
「・・・・・なるほど!」
「何がなるほどなの?ともーみわかんない!(怒)」
「話してたことを向こうから
言ってきたって事でいいんだよね優子?」
「う、うん・・・・・・(;´-∀-)」
「すごいじゃん!いいなぁー女神さまから二度も直接指名されたんだよ
これでもう陰口も叩かれなくなるんじゃない?」
「やめて!みんなには言わないで(;´-∀-)」
「どうして?うらやましがられるよきっと」
「こんな事みんなに言う事じゃないでしょ(;´-∀-)」
「ここでは自慢するのが普通なんだけどなー
それも総代のルナ様にだよ」
「自慢したくないからお願い黙ってて!」
「優子がそう言うなら黙ってるよねともーみ?」
「うん、言わないよ」
「ありがとう(-∀-`) 」
「頑張って」
「う、うん」
何を頑張るのかわからないけどとりあえず返事しておく
そこへ指原さんが帰ってきた
「わ、わぁ(汗)」
「お邪魔してます」
「いらっしゃいませ(汗)」
「もう帰るところ
じゃーね優子、また明日」
「二人ともありがとうね」
二人が出ていくのを見送り部屋へ入ると
「何かあったんですか?」
「え、何もないよ(;´-∀-)どうして?」
「大島さんがここへお友達を呼ぶの珍しいので」
「あぁ・・・・体調悪くて授業休んじゃったから
心配して見に来てくれたんだ」
「大丈夫なんですか?」
「もう大丈夫だよ(-∀-`) 」
「それならよかった」
今日は戻ってこないって言っておいたほうがいいよね・・・・
だって心配するだろうし・・・・
「今日さ・・・・あのう・・・・」
「?」
「夕ご飯食べに行って戻ってこないかもしれないけど
心配しないでね」
「お泊りですねわかりました
楽しんできてくださいね」
「う、うん・・・・」
この前もだけど
明るく言われると
大したことないんじゃないかって思ってしまう
お友達の家にお泊りしに行く感じかな
指原さんのおかげで少しだけ気持ちが楽になった
「なんか、ありがとね(-∀-`) 」
「???」
意味が分からないという顔で見てくる指原さんに
もう一度お礼を言っておいた