可愛い恋人 U   45

陽菜

自らテルテル坊主になったりして
ブログの写真を見るとはしゃいでいるように見えるけど・・・

たった4日会っていないだけなのに
痩せてきてるような気がして・・・

ラインは毎日してるけど文字数やスタンプも減ってきていて
そろそろかなーと思い誘ってみるとすぐに飛んできた

我慢せずに来ればいいのにね(笑)

陽菜の前で一生懸命笑顔を作ってるけど
上手く笑えてないよ優子

だって眉毛は正直だから(笑)

いつ甘えてくるかなーて待ってたけど来そうにないから
今回は特別に陽菜から誘ってあげる

おいでって手を広げると
これでもかっていうくらい眉を下げて飛び込んでくる

寂しいって涙を流す優子

陽菜は寄り添う事しかできないけれど
優子のオアシスになれたらうれしいなー(бвб)

後3日でアイドルの大島優子はいなくなって
女優の大島優子になるんだね・・・

優ちゃんはまだ卒業の意味がわかんないから
歌番組を見ていないのを不思議がる

なんでいないの?優子たんお腹痛いの?
お熱あるの?て毎回聞いてくる

もう、歌番組には出ないんだよって言っても
なんで?コンチャート行くよ、優子たんいるもん

子供に説明するのは難しい

あんまりいうとコンサートが楽しめないと思うから
すべて終わってからちゃんと言い聞かせなくちゃ

優子を抱きしめながら

「明日陽菜休みだけど、優子は朝早いの?」

「明日は朝ゆっくりできるよ(-∀-`) 」

下から見上げてくる優子の唇にチュッとキスをすると
一瞬驚いた顔をしたけどすぐに変態さんが顔をだし

陽菜の首に腕を回し今度は優子から近づいてくる

「んっ・・・チュッ・・はぁっ・・・チュッ///]

陽菜と違って薄くて小さい唇・・・

2つが重なり合うとちょうどいいみたいですごく気持ちがいい

どれくらいしてたんだろう・・・

体を離して時計を見ると日付が変わっていた(笑)

「一緒に寝る?」

「いいの(-∀-`) 」

「うん、陽菜が真ん中に寝るから・・・行こう!」

優子の手を引き優ちゃんが寝ているベットへ向かう

優ちゃんが落ちないようにクッションで壁を作り
ベットに入ると優子も横に入ってきた

「狭くない?」

「こうやって引っ付くから狭くない(-∀-`) 」

そういいながら腰に手をまわして引っ付いてくる

「お休み(бвб)」

最後にもう一度キスをした

あなたに出会えて<新しい未来へ> 17

陽菜

今日は優陽の入学式

じーじとばーばに買ってもらった真っ赤なランドセルを背負い
陽菜と優ちゃんの三人で歩いてるんだけど・・・

「陽菜達目立ってる 」

「陽菜が美人すぎるからだよ(´-∀-)」

「えー優ちゃんがかわいすぎるからだよ(бвб) 」

二人で見つめ合っていると

「違うよ!優陽が可愛いから、みんな優陽を見てるんだよ 」

「・・・・・この自信は誰に似たのかな(´-∀-)」

「うーん・・・昔一世を風靡したこじはるとかいうアイドルかな(笑)」

「今もこじはるだけどね(´-∀-)」

優陽は陽菜が通っていた小学校に入学した

「陽菜ちゃん立派になって!先生は嬉しいわ」

陽菜の5・6年生の担任だった先生は校長先生になっていた

「これから何かとご迷惑をおかけすると思いますが
よろしくお願いします」

優ちゃんが丁寧にあいさつをする

「こちらでも、出来る限りの事はさせていただきますが
ご両親が芸能人と言うのは本校始まって以来の事ですから
手探り状態でして・・・」

「私達も細心の注意を払いますが
行き届かないところもあるので、何かあれば
すぐにおっしゃってください」

「よろしくお願いします」

お互いに頭を下げてその場所を離れた

子供達は教室に入り出席番号順に座る

教室の後ろに立っていると

「あのー・・・握手してもらってもいいですか」

他の親達も一斉にこっちを向く

「あっ、 えーと・・・(汗)(бвб) 」

「すいません、まだ入学式も終わってないですし
今は教室ですので帰りでもいいですか?」

優ちゃんがすばやくフォローしてくれると

「そうですよね、すみませんでした」

少しバツが悪そうに離れて行った

「優ちゃん。ありがとう(бвб) 」

「いいよ、これから学校行事のほとんどは
陽菜が来ることになると思うから
気まずくなったら困るからね
私は嫌われてもいいかし(-∀-`) 」

そんなとこまで考えてくれてるんだね

ありがとう優ちゃん♪

お姉ちゃんの親友 U   9(みーちゃんの出来事)

峯岸

優子に彼氏を紹介して二人っきりにした後
けんじとカラオケにいたらさとしからメールが来て

(処女でもあんなブス紹介すんなよな、やらせてもくれねえし最悪
もっとかわいい子紹介しろよ)

そのメールを見せられ頭に来て

「さとしこそすぐしようとするなんてだなんて最低じゃん(怒)」

「まあ確かにブスで陰気だったけどな(笑)」

「ハア?優子の事何も知らないのにブスとか陰気とか
言わないでくれる(怒)」

「なんだよ、どう見たってブスだろ」

「優子はね見た目はダサくしてるけど
メガネ取ると可愛いし中身だってすごくいい子なんだから
みーの友達を悪く言わないで!」

「お前だって俺の友達を悪く言うなよな(怒)」

「あぁーもうやってらんない」

「こっちもだよ、お前もメガネかけた方がいいんじゃねえか(笑)」

「煩い、もう、目の前に現れないでよね」

「そっちこそ、泣いて謝ってきても戻ってやらないからな」

「ぜーたいそんな事しません」

そういって部屋を出てお金も払わずに帰ってやった


あんな奴だったなんて思わなかった
すぐに優子に電話をかけたけど電源が入ってなくて
ごめんねってメールを入れた

休み明け学校で優子を見てびっくり(汗)

「みーちゃんおはよう(-∀-`) 」

「・・・優子・・・だよ・ね?」

「何言ってんの(笑)あっ!メガネやめてコンタクトにしたの
おかしくない?」

ブンブン首を振って

「今の方が全然いいよ!髪も切ったんだね」

「えーとねストレートあてて少し切った(照)」

「どういう心境の変化?・・・もしかしてやつのせい?(汗)」

「やつ?・・・あぁー・・・えーとメールくれてたのに
返信もしなくてごめんね
それに、みーちゃんの顔潰しちゃってごめん・・・」

「こっちこそごめんだよ!あんな奴らだと思わなかった
みーもけんじと別れたから」

「えっ・・・私のせいだよね・・・ごめんなさい(シュン)」

「違うって!優子のおかげであいつの本性がわかったんだから
ありがとうだよ(笑)」

「みーちゃんやさしいよ」

「くそー今日の優子をあいつらに見せてやりたい」

「なんで?」

「自分でわかってないの?周りを見て見なよ」

「・・・・今日なんか変なんだ、みんなジロジロ見てくるの
そんなに変かな(汗)」

「逆だよ逆!可愛すぎてみんな見てるんだよ」

「そんな事・・・ないよ・・・」

真っ赤になって俯く優子

これは絶対になんかあったね!
みー様がじっくり聞いてあげるからね(笑)


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