地下一階のいつもの部屋のドアを開ける

「にゃんにゃん!」

「優ちゃんどうしたの?」

「あらん、社長がサボってこんなところに来てていいのかしら(笑)」

「社長は案外暇だからな」

「野呂さんもめーたんもひどいよ(汗)」

私の記憶が戻った今、ショムニはもう必要ないから
それぞれの部署に異動して役職を与えるといったのに
ここが一番楽でいいからって三人はここを動かなかった

「にゃんにゃんさっき麻里ちゃんにお尻触られたんでしょ?」

「そうなの!きいてよー・・・・キャッ(汗)」

「グヘヘヘ(´-∀-)」

「なんで優ちゃんまで触ってるぅ(怒)」

「消毒ついでに次の分も消毒しとこうかなって、テヘ!」

「へんたーい!プイッ」

「あらら、温厚なにゃんちゃんを怒らすなんて
以外にやるわね社長(笑)」

「優子ちゃんは昔のままだね(-"-)」

「どういう事ですか?」

「物心ついた時から陽菜ちゃんに抱き付いたり
キスしたりいっつも引っ付いてたし
綺麗な人を見ると知らない人でもついて行って
胸とかお尻触ってたからね」

「むぅ・・・子供の時から変態だったんだ(怒)」

「そのたびに陽菜ちゃんからプイッてされたり
嫌いって言われてシクシク泣いてたけどね(笑)」

「泣くんだったらやめとけばいいのにね(笑)」

「たぶん無意識に足と手が動いてたんだと思う・・・」

「そんなわけないでしょ(бвб)」

「そうだよね・・・ごめんなさい(シュン)」

「いっつも一緒にいたもんな」

「そのころから大好きだったのね」

「相思相愛だったんだよね(´-∀-)」

「忘れた(бвб)」

「にゃんにゃん(涙)」

「イチャイチャしたいのはわかるけど
そろそろ戻った方がいいんじゃないかしら社長(笑)」

「そうだ、才加が来てたんだった・・・
まあ、麻里ちゃんがいるからいっか」

「おやつにする(бвб)?」

「今11時だよもうすぐお昼じゃん」

「むぅ、時間なんてここでは関係ないし
食べたい時に食べるの!」

「そうよね・・・いっその事帰っちゃえば?」

「いやいや、まだ始まって二時間ほどだし
仕事あるから駄目だよ」

「仕事なんて麻里子に任せとけばいいんですよ
さあ、帰った帰った!」

「わぁーい!明日土曜日だしどっか行こうよ(бвб)」

「ちょっと、勝手に決めないでよ、これでも一応社長なんだから
下の者に示しがつかないでしょ(汗)」

「問題なし山(*`ω´)」

「うわっ!またどっからわいてきたんだ(汗)」

「天使だからどこへでも行けちゃうの(*`ω´)」

「さっきは妖精って・・・・」

「変幻自在のエンターティナーだからね(*`ω´)」

「・・・・・それ取らないで(汗)」

「アハハ、パスポートとチケットはここに入れてあるし
すべて準備済みだから楽しんどいで
詳細はメールしとくね」

「えっ?いきなりパスポートってどういうこと?」

「外に車待たせたるから早く行った行った(*`ω´)」

「ちょっと麻里ちゃん(汗)」

「ニャロ、いい思いで作っといで(*`ω´)」

「麻里ちゃんありがとう♪」

まだ状況が呑み込めていない私を才加が担ぎ上げ
車の後ろに放り込まれそのあとから陽菜が乗り込んできた

「いってらー(*`ω´)」

外では麻里ちゃんと才加が手を振りながら微笑んでいた