陽菜

久しぶりに優ちゃんに抱きしめられて・・・・
抱きしめて眠ったら

少し暑かったけど優ちゃんの体温と匂いに安心して
ぐっすり眠ることができたからか
朝、目覚ましが鳴ると陽菜には珍しくすっと起きれて
すがすがしい朝を迎えることができた

ウーン!と一度伸びをして隣を見ると
いつもならすぐに起きる優ちゃんがまだ
気持ちよさそうに眠っている

頬をツンツンするとウーンとうなるけど
またスースー寝息を立てる

「優ちゃん早く帰って用意しないと
学校に遅れるよ(бвб) 」

「うぅ・・・・ん・・・」

「ほら!早く起きて」

無理やり腕を引っ張って起こそうとすると
いきなり引っ張られて優ちゃんの上に倒れこむ

「キャッ!(汗)」

そのまま抱きしめられて顔を除くと重なり合う唇・・・

「にゃんにゃんおはよう(-∀-`) 」

「もう、危ないじゃん(怒)」

「ベットの上だし俺が全部受け止めてやる(-∀-`) 」

「むう・・・早く帰んないと麻里ちゃんに怒られるよ」

「げっ!しまった(汗)麻里子帰ってきてるの忘れてた(汗)」

「優ちゃんが一番怖い人だもんね(笑)」

「小言が多いんだよあのババア」

「そう言っとく(бвб) 」

「ウソウソ超絶美人で素晴らしいお姉さまだから好き!」

「うふふ、ワザとらしい(бвб) 」

「昼食いに行くからな!」

「うん、待ってるね」

あっという間に帰って行った

陽菜も用意しなきゃ・・・

準備を終えてリビングに降りていくと

「おはよう、優子君泊まってたのね」

「うん・・・・」

「そう、よかったわね♪」

「うん・・・ママ、ありがとう(бвб) 」

「みんなが幸せで、ママはうれしいわ♪」

「誰が幸せなんだ?」

「パパはいいの(бвб) 」

「ママー、陽菜が冷たい(泣)」

「いつもの事でしょ、あなた、早くしないと遅れますよ」

「そうだな、行ってくるよ」

「言ってらっしゃ、チュッ」

「・・・・会社に行きたくなくなってきた」

「もう、あなたったら♪」

「はいはい、朝からイチャイチャはいいから早くいけば(бвб) 」

「はるなぁー(涙)」

「仕方ないなー・・・いってらっしゃい」

「行ってきます♪」

これでも会社に行けば重役さんなんだから
人は見かけによらないよね(笑)

「敦子はまだ寝てるのかしら」

「4年生になるとほとんど講義がないから
ゆっくりしてるんじゃないの?」

「おかず冷めちゃうし片付かないから困るわ」

「陽菜はもう行くね、行ってきます」

「行ってらっしゃい、ばれないようにね(笑)」

「むぅ・・・わかってるし(怒)」

中学生ってだけでもやばいのに
教え子と付き合ってるなんてばれた日には
クビ間違いなしだし・・・

後一年半・・・大丈夫だよね?