麻里子

「では頂ます(*`ω´) 」

おでこにキスをして入れようと思った瞬間

「コンコン・・・・・・・・・コンコン」

ドアをノックする音が・・・・

まさかニャロ?・・・なわけないよね

どこのどいつだ篠田のお楽しみを邪魔する奴は(笑)

「だれ?」

「私だけど」

「・・・才加?なに、なんか用?」

「こじぱから電話があって、大島と連絡が取れないから
大騒ぎしてる、麻里子の電話も切れてるって騒いでて・・・
電源切れてるんじゃないか?」

「ゆっぴーは来てないよ、携帯は充電切れてて忘れてた」

「おかしいな、麻里子の部屋に入って行くのを見た子がいるんだけど」

「一瞬来たけどすぐ帰ったよ」

「すぐ見つけないと警察に連絡するっていうんだよ
一緒に探してくれないか?」

「篠田体調が悪くて寝てるんだよね」

「大丈夫か?それなら無理だな」

「アハハ少し寝たら大丈夫だからそれからなら
探してあげるよ」

「うわっ!!」

「どうした?」

「また電話かかってきた(汗)」

「もしもし、うん、今麻里子の部屋の前・・・
帰ったってさ・・・いや体調悪いらしくて・・・
わかったよ、まってて」

外で電話してる相手はニャロだよね・・・

「麻里子、一瞬でいいから部屋の中見せてくれないか
こじぱが目で確認しろってうるさいんだよ」

「篠田裸で寝てるんだよね」

「なっなんでだよ(汗)」

「ヨガして汗かいて・・・」

「・・・体調悪かったんじゃないのか?」

「悪いからやって汗かいて、デトックス効果?」

「上からなんか羽織ってドアに隠れてていいから
とりあえずあけてくれ」

「いやだ・・・」

「拒否すると余計ややこしくなるだろ
頼むよ開けてくれ」

どうしようか・・・ゆっぴーさえ大人しくしててくれれば・・・

「才加にこんなかっこ、みれられたくなかったら
大人しくしてるんだよ」

横にクッションやぬいぐるみを置き
布団をかぶせてごまかし
鍵を開けドアを開ける

狭い部屋だから一瞬で見渡せる

「もういいでしょ、じゃーね」

ドアを閉めようと思ったらドカドカと入ってきて
布団をめくり上げた

「あっ!・・・・」

「っ・・・なんだよ、これ・・・」

「ばれちゃったかな、ゆっぴーと遊んでたんだよ(*`ω´) 」

「麻里子一歩間違えれば犯罪だぞ(怒)」

すでに犯罪者だけどね・・・・

「合意の上だよ」

「・・・・部屋に戻すから手錠をとってやれ」

「嫌だね、まだ遊び足りない」

「・・・・今離してやれば誰にも言わないでおいてやるから」

「才加は言わないよ」

「私達は寮長と副寮長だぞ
寮生の安全を守る義務がある!」

こうなってはまじめで頑固な才加には敵わない

「わかったよ・・・」

猿轡を取り手錠を外すと素早く上をはおり
走って部屋をでていくゆっぴー・・・・

「二度とこういう事はするなよ」

「アハハハハ(*`ω´) 」

厳しい顔をして出ていく才加

はあ・・・篠田なにやってんだろう・・・・