優子
にゃんにゃんと初めてのデートは凄く楽しかった(´-∀-)
にゃんにゃんが可愛すぎてみんな振り返るから
私の恋人だよって知らしめる為にしっかり手を繋ぎ
にゃんにゃんに気づかれないように周りをけん制しながら歩く
プレゼントいつ渡そうかな・・・
家まで送って行って帰り際にしようと思っていたら
にゃんにゃんから家に来て欲しいとのお誘い
行くに決まってるじゃん
それも二人っきりとかやばいね(汗)
何度も遊びに来ているにゃんにゃん家
でも、恋人になってからは初めてだからなんか緊張する(汗)
「どうぞ」
「お邪魔しまーす」
「誰もいないのに(笑)」
「にゃんにゃんがいるでしょ
それに礼儀だし」
「さすが優ちゃん
陽菜の部屋へ先に行ってて」
「わかった」
勝手知ったる家だから階段を上がり陽菜の部屋へ
うん・・・相変わらず物が沢山あるけど
今日は片付いてる方だね
「優ちゃん開けて」
ドアの向こうから声がして開けてあげると
サンタの帽子をかぶりお盆を持って立っていた
「メリークリスマス♪」
「メリークリスマス」
そう言って中に入ってくるとローテーブルにそれを置き
「優ちゃんが何欲しいかわかんなかったしお金もなかったから
クリスマスケーキ作ってみた」
「開けていい?」
「うん(бвб)」
「・・・うわぁー♪」
「チョコチーズケーキだよ」
「凄い!お店で売ってるケーキみたい
にゃんにゃん上手(´-∀-)」
「ふふ、有難う」
「食べるの勿体なーい
持って帰ってずっと部屋に飾っておきたい」
「だーめ、また作ってあげるから今日は食べよ」
「やったー!!」
入れてきた紅茶と切り分けてくれたケーキを一口食べると
「うっま!!やばいう美味すぎるー(>_<)」
「残りは持って帰って食べてね」
「うん毎日少しずつ食べる」
「だめだよ、生ものだから早く食べなきゃ
明日中に食べてよ」
「えー・・・」
文句を言う私に絶対だよ、じゃなきゃお腹壊しちゃうよ
て、必死に言ってくれてる
あ、そうだ私からのプレゼントも渡さなきゃ
「はい、これメリークリスマス(´-∀-)」
「え、優ちゃんから?」
嬉しそうに包装紙を破り箱を開ける
「これ・・・」
「本物はまだ無理だけどさ私とお揃いなんだ
大島さんはにゃんにゃんだけの物で
にゃんにゃんは大島さんだけの物だって言う証?」
「優ちゃん」
「えーと・・重かったら部屋に置いといてくれていいから
持ってくれてるだけで私は幸せだからさ
もうね、陽菜のいう事なら何でも聞いちゃう
パシリだってしちゃうし勉強だって教えてあげるし
部屋の掃除もしてあげるね」
「なんか、恋人って言うより下僕みたいだね(笑)」
「陽菜の為なら下僕にだってなんにだってなりますよ(笑)」
「優ちゃんが付けてくれないの?」
「してくれるの?」
「当たり前じゃん恋人同士でしょ」
「アハッ(´-∀-)」
本当は私がプレゼント!とか言おうかと思ったけど
やっと気持ちが通じ合えて付き合えてキスまでできるようになったのに
体目当てとか思われたら嫌だから今回は我慢したんだ(-∀-`)
まだまだ行事は沢山有るからね〜♪
その後みーちゃんにプレゼントは何にしたのか何を貰ったのか聞かれて
ケーキと指輪って言ったら
私は何のために働いたんだよってキレられたのはまた別のお話
おしまい