「このまま付き合って」
良かったー、付き合うだけでいいんだ(бвб)
ん?・・・・付き合う?
「あのう・・・今から何処かへ行くってこと?」
「違う違う、お付き合いするってこと」
「・・・えーと・・・私女ですけど」
「アハハハ知ってるよ陽菜ちゃん」
「大島さんもしかして男だったとか?」
「私もれっきとした女性です(笑)」
「・・・・・・大島さんて女性が好きだったの(汗)」
「うーん、今まで付き合ってきたのは男性だけど
陽菜ちゃんには興味があるからかな」
「陽菜だって男性としか付き合ったことない」
「いま恋人いるの?」
「今は・・いないけど・・・」
「じゃーちょうどいいじゃん(-∀-`)」
「じゃ〜じゃない(汗)」
「断るなら結婚の事、進めていこうかなー」
「脅迫するんですか」
「どう受け取ってもらってもかまわない」
「っ・・・わかりました
だからちゃんと断って下さい
それと会社の方の取引も今まで通りでお願いします」
「当たり前でしょ、仕事とプライベートは別物だからね
ただし!取引する価値がなくなれば身内でも切るけど」
可愛い顔してなんて冷たい言葉を吐くんだろう
「会う時は男装した方がいいですか」
「その姿が好きならしてきてくれてもかまわないけど(笑)」
好きなわけ無いじゃん(怒)
それからアドレスも交換して
「返信はできるだけ早くしてね」
「仕事の時は無理」
「そう言えば何してるの」
「パ・・・社長の秘書的なこと?」
「なんで疑問形なんだよ(笑)
そうか秘書か・・ちょうどいいや」
「(бвб)?」
何か独り言をブツブツ言ってる大島さん
今降りるチャンスだよね
「送ってくれてありがとうおやすみなさい」
急いでドアを開けようとしてるのに全然開かない
ロックもされてないのに(汗)
「こっち向いて」
言われるまま振り向くと目の前に顔があって
顎を持たれそのまま・・・
チュッ
「んっ・・・・(汗)」
「アハッおやすみのキス(-∀-`)」
そう言うと外に出て陽菜の方のドアを開けてくれた
陽菜女の人と初めてキスしちゃった・・・
でも気持ち悪くなかったかも
「どうぞ(-∀-`) 」
さっきまでとは違う笑顔で待ってる
絶対女性と付き合ったことあるでしょこの人・・・
これからどうなるんだろう・・・
お兄ちゃんのバカ(怒)