優子

まさかもうこんな展開になるなんて思ってなくて
そりゃーいつかはねぇ(-∀-`)

油断してて下着全然色っぽくないやつ着けてたんだった(汗)

今日篠田君に選んでもらった下着を何とか着たいのに
ちっとも離してくれなくて(汗)

どうしよ絶対引かれちゃう・・・・

そりゃ私のお気に入りつけてるけど・・・
可愛いアニマル柄でお尻には顔がついてて・・・

「やだ!やめて、お願い!」

そう言うと力が弱まり私の上からどいて別途に腰かけた陽菜

「嫌だったらついてくんなよ(怒)」

「違うの嫌なんじゃなくて(汗)」

「そればっかだな、心は良くても体が拒否するのかよ・・・」

「違う、違うの陽菜!」

「帰れ・・・じゃないと無理やりやっちまいそうだ・・・」

「うう・・はるなぁー(涙)」

『ただいまー陽菜、優子ちゃん来てるの?』

おばさんが帰ってきて私の靴を見ていると思ったみたい

『ケーキ買ってきたから降りてらっしゃい』

どうしたらいいんだろう・・・

「食ってけよ」

「でも・・・」

「母さん優子がいると喜ぶから」

「うん・・・」

服を整えて下へ降りる

『いらっしゃい、あら、あなたたちなんか暗いわね(笑)』

「そんなことないですよ、アハッ(-∀-`) 」

『多めに買ってきたからお母さんも呼んで食べましょう』

「じゃー呼んできます」

『わざわざ行かなくても電話すれば?』

「そ、そうですね」

ぶすっとしたまま何もしゃべらない陽菜

『相変わらず不愛想ね、昔はママ、ママて可愛かったのに』

「いつの話してんだよ」

「こんな息子だけど見捨てないでね優子ちゃん」

「アハッ(-∀-`) 大丈夫です」

すぐお母さんがやってきてテーブルを囲み昔の話に花が咲く

『この前やっと付き合いだしたらしいのよ』

『えっ!?まだ付き合ってなかったの?』

『そうなのよ、私も驚いて同じこと言ったわ(笑)』

『このこ何モタモタしてたのかしら
優子ちゃんが他の人と付き合ってたらどうしてたの』

「大丈夫です、私モテませんから(-∀-`)
それに、陽菜のこと好きですから♪」

『そうね、子供のころからずっと好きって言ってくれてたものね
不束な息子ですけどよろしくね優子ちゃん』

「はい(-∀-`) 」

会話には入ってこず携帯をずっと触っていた陽菜が
急に立ち上がり二階へ上がって行った

『ごめんなさいね(汗)』

『きっと照れてるのよ、男の子一人なのに
こんな話してたら入ってこれないわよ』

『そういうものなのかしら、男の子って難しいわ
その点優子ちゃんは明るくって活発でうらやまし限りだわ』

『そんなことないわよ女の子なのに落ち着きがなくて・・』

『足して二で割ったぐらいがちょうどいいのかもね(笑)』

『孫がちょうどいい具合なんじゃない?』


『そうね、早く産んで抱かせてね♪』


ちょっ、私まだ高校生だし
それにそういうことしないと産まれないし・・・

どんどん盛り上がるお母さんを残し家に帰った