陽菜

学校に着くといきなり知らない人に声をかけられ
どっかに連れ去られて食べられちゃうのかと心配したけど

・・・陽菜今人間だったんだって気が付いてその二人を観察した

佐江ちゃんと才加って言うらしい背の高い二人
麻里ちゃん曰く二人は凄くモテるらしい

それなのに佐江ちゃんは優ちゃんの事が好きらしい・・・(бвб)

こんな小っちゃくて煩くて落ち着きのないリスのどこが・・・・

あっ、今は人間だけど性格まで変わんないよね
だって陽菜は一緒だし・・・

それに優ちゃんは陽菜の事が大好きだから
他の子と付き合うわけない!・・・・・よね?

話を聞いてると凄くいい子みたいで
初対面なのに優ちゃんがすぐに懐いちゃった・・・

それと二人と優ちゃんは心友というものらしい・・・
心友って友達と違うの?うーんわかんない(бвб)

教室に入るとみんなから挨拶され
そのたびに解説付きで挨拶を返す麻里ちゃん

そんないきなり覚えれるわけないじゃん
優ちゃんは全員覚えたみたいだけど・・・・(бвб)

ベルが鳴ると先生と言う人間が入ってきて勉強を始めた

「ふぁー・・・・」

「こら、にゃろ!ちゃんと聞いとかないと
昨日までの知識はインプットしてあるけど
今日からの分は自分で覚えなきゃ
どんどんわからなくなってくるよ」

「だって陽菜夜行性だったから今は寝てる時間だもん」

「昨日の夜はたっぷり寝てたでしょ!」

「覚えてない(бвб)」

「そりゃ寝てるんだから覚えてないと思うけど(汗)」

斜め前の優ちゃんを見ると真剣に話を聞きながら
なんか書いてる?

「ねえねえ、優ちゃんなにかいてるんだろう?」

「前に書いてある事をノートに写してるんだよ」

「ふーん・・・・(бвб)」

「ふーんて(汗)ニャロも写しなさい!」

「後で陽菜の分も書いてもらうからいい」

「ちょっと(汗)」

「こら!そこの双子何コソコソ話してるんだ(怒)」

「あっすいません、妹がしんどいって言うんで
保健室連れて行ってもいいですか?」

「いきなりか?仕方ない行ってきなさい」

麻里ちゃんに連れて行かれた部屋のドアを開け

「めーたん、陽菜気分悪いらしいからベット借りるね」

「あらん、またおサボりちゃんなのお昼までよ」

「いつもありがとう(*`ω´)
陽菜ここで寝てていいから起きたら教室に戻っておいで」

「わかった(бвб)」

こんないい場所があるんなら
教室に行かずに初めからここに来ればよかったんじゃん(怒)

明日優ちゃんも連れてきてあげよーと(бвб)