人間になった彼女と私  5

優子

にゃんにゃんがうさぎに戻りたいって・・・私はどうしたらいいの?

まだ一日しか人間になってないけど
凄く楽しくて友達も沢山いて心友までいて
何よりにゃんにゃんもいて私は凄く幸せなのに・・・

にゃんにゃん・・・・

昼からの授業は受ける気になれず机に突っ伏して過ごした

リスに戻るしかないのかな・・・
明日目が覚めたらリスに戻ってるのかー・・・

木の実とか葉っぱ集めに行かなきゃ・・・
だってにゃんにゃんと一緒に居たいもん

はぁ・・・・眠い・・・



「優子・・・優子起きなさい遅刻するわよ!」

・・・・・・えっ!?今のってお母さんの声・・・

目を開けると昨日と同じ天井に同じ部屋・・・

なんで?私リスに戻ってない!
もしかしてにゃんにゃん思い直してくれたの?

「ヒップ私・・・・・えぇぇっ!!」

ヒップに喜びを伝えようと思ってゲージを見たら
ヒップの横に白いうさぎが・・・・

なっなっなんでぇーヒップが二羽?じゃなくて
うさぎが増えてるそれもなんで白なのおかしいよ
やだやだ茶色でいいじゃん

わけわかんなくなって

「お母さん!おかーさん!!」

「なーに朝から煩いわね、早く支度してご飯食べなさい」

「なんでうさぎが2羽いるの?」

「あなたがヒップちゃんのお嫁さんにって買ってきたんでしょ」

「もしかして・・・・名前(汗)」

「うさぎにヒップとかにゃんにゃんとか
変な名前ばかり付けておかしな子ね」

うっうそだ・・・なんでー

「うわーん、ヒップとにゃんにゃんが結婚しちゃったよー
にゃんにゃんは私と結婚するのにー
うわーん、わーん!!(泣)」


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人間になった彼女と私  4 

陽菜

なんなのこの甘々な動物・・・

それに引っ付いてデレデレしてる優ちゃんて・・・

陽菜が好きなんじゃなかったの?

陽菜だってうさぎの時は頭に乗せて移動してあげてたじゃん

もう無理だけど・・・・・(бвб)

人間になってずっと一緒にいるんじゃなかったの?

こんなにモヤモヤしたりイライラするんだったら
うさぎとリスのままでよかった

結婚は出来ないけどずっと一緒にいれたもん・・

優ちゃんが人間になりたいなんて言うから
こんな変な神様が出て来たんじゃん・・・むぅ

「こらこら変な神様って篠田の事かな?」

「陽菜何も言ってないのに」

「篠田は神様だから心の中も読めるんだよ
流れ星にニャロがお願いした時も言葉に出してないでしょ(*`ω´)」

「最低(怒)勝手に人の心読まないでよね」

「いつも読んでるわけじゃないよ
ニャロがイライラしてるようだから
どうしたのかなーて思って覗いてみた(*`ω´)」

「次勝手に覗いたら踏んづけるからね(бвб)」

「もううさぎじゃないんだから
少々踏んづけられてもこたえないよー(*`ω´)」

「じゃー窓から突き落とす(бвб)」

「・・・二度としません・・・」

「ちょっと来て」

麻里子と優ちゃんを引き連れて人けのないところへ

「陽菜うさぎに戻りたい(бвб)」

「えっ?なんで、うさぎとリスじゃ結婚できないんだよ(汗)」

「結婚できなくてもいいもん」

「なんで!にゃんにゃん私の事嫌いになったの?
もしかして他に好きな人できた?
まさか・・・ヒップ!?」

「はぁ?ヒップって誰」

「私のペット・・・」

「見たことないし(怒)」

「そうだよね、私も朝初めて会ったんだもん(-∀-`) 」

「とにかく陽菜をうさぎに戻して!
優ちゃんはどうするの?
このままがいいなら陽菜とは・・・・バイバイだね(бвб)」

「にゃんにゃん・・・」

「佐江ちゃんと仲良くね(бвб)」

「なんで佐江ちゃんが出てくるの?
私はにゃんにゃんがいいのに(涙)」

「今日はもういいけど明日目が覚めたら
森の陽菜の家に戻しといてね、わかった麻里子!」

「本当にそれでいいの?」

「いいって言ってるし(怒)」

「ううぅぅ・・・にゃんにゃんのバカ!!」

走って教室にもどっていった優ちゃん

「ニャロもう一度ゆっくり考えな
一日で決めるのは早すぎると思うけどなー」

だって仕方ないじゃん
佐江ちゃんに甘える優ちゃんをみてたら
陽菜の胸が苦しくなるんだもん・・・


人間になった彼女と私  3

麻里子

休み時間になるとゆっぴーが飛んできて

「にゃんにゃん病気なの?大丈夫かな、
死んじゃったりしないかな(汗)」

オロオロしておちつかないゆっぴー

「こじぱまた仮病?(笑)」

「そう言う事(*`ω´)」

「えぇぇっ!!化ける病気なの
どうしようお化け怖いけどにゃんにゃんのお化けだったら
可愛いかもしれないし・・でもやっぱり怖いし・・・
やだやだ麻里ちゃんまほ・・うぐっ///」

「仮病は嘘の病気って事だよゆっぴー!ふざけすぎー(*`ω´)」

「優子今日面白いね」

「アハハハ・・・今日は絶好調(汗)」

チャイムに救われみんな席に戻って行く

三時間目が終わったころふらっと戻ってきたニャロ

「もういいの?」

「うん・・・あんまり寝れないから(бвб)」

「当たり前だよ夜しっかり寝てるんだから」

「むぅ・・・知らない」

「にゃんにゃんおかえり(-∀-‘) 」

トイレに行っていたゆっぴーが帰ってきてニャロに抱き付く

「暑いからやめて(бвб)」

「あうぅ・・・ごめんなさい・・・」

あーあ、わかりやすく落ち込んじゃったよ
顔赤いくせにツンツンだねニャロさん(笑)

キーンコーンカーンコーン!!

「はぁやっとお昼だぁー」

佐江と才加がやってきて机を四つ引っ付けて椅子を並べる

「何やってるの?(бвб)」

「何って・・・みんなでお弁当食べるんじゃん
もしかして今日食堂なの?」

「篠田がニャロのお弁当持ってきてるよ(*`ω´)」

「私のお弁当・・・(-∀-`) 」

「ゆっぴーのは手提げかばんの中に入ってるんじゃない?」

「・・・あっ!あった!うわっなんかいっぱい入ってる♪
モグモグ・・・うっま!モグモグいろんな・・モグ味・・して美味しい♪」

「口の中に入ってるのにしゃべるからいっぱい飛んでるじゃん(怒)」

「…モグモグ・・・・」

あーあ、また怒られて落ち込んでる(笑)

「ほら優子こっち向いて」

口についてるソースをティッシュで拭いてあげる佐江
それを横目でチラチラ見てるニャロ(笑)

「ご馳走様でした」

「はいジャンケンね!」

「なんで?」

「ジュースやおやつ買に行く人決めるんじゃん!」

「陽菜やらない・・・(бвб)」

「こじぱはいいよ負けてもどうせ優子が行くんだし」

「むぅ・・・そんなことしないもん・・」

「いつも行かせてるじゃん!?」

「そっそれは大島さんが勝手に行ってるんだと思う」

ニャロの餌を調達してくるのはゆっぴーの仕事だったもんね(笑)
大好きアピールの一つ(*`ω´)

「今日は才加の負け!行ってらー」

「くそー一発で負けるなんて・・・」

ブツブツ言いながらみんなの注文を聞いて部屋を出て行った

「優子おいで!」

「?(-∀-`) (´-∀-)?」

「ほらここ♪」

膝をトントンとたたいて

「いつも座ってるでしょ」

照れながら佐江の膝に座りに行くゆっぴー(*`ω´)

ブルッ・・・うっ悪寒が(汗)

隣から殺気を感じて鳥肌が立つ・・・
ニャロさん、もう少し素直にならないと取られちゃうかもよ(*`ω´)

人間になった彼女と私  2

陽菜

学校に着くといきなり知らない人に声をかけられ
どっかに連れ去られて食べられちゃうのかと心配したけど

・・・陽菜今人間だったんだって気が付いてその二人を観察した

佐江ちゃんと才加って言うらしい背の高い二人
麻里ちゃん曰く二人は凄くモテるらしい

それなのに佐江ちゃんは優ちゃんの事が好きらしい・・・(бвб)

こんな小っちゃくて煩くて落ち着きのないリスのどこが・・・・

あっ、今は人間だけど性格まで変わんないよね
だって陽菜は一緒だし・・・

それに優ちゃんは陽菜の事が大好きだから
他の子と付き合うわけない!・・・・・よね?

話を聞いてると凄くいい子みたいで
初対面なのに優ちゃんがすぐに懐いちゃった・・・

それと二人と優ちゃんは心友というものらしい・・・
心友って友達と違うの?うーんわかんない(бвб)

教室に入るとみんなから挨拶され
そのたびに解説付きで挨拶を返す麻里ちゃん

そんないきなり覚えれるわけないじゃん
優ちゃんは全員覚えたみたいだけど・・・・(бвб)

ベルが鳴ると先生と言う人間が入ってきて勉強を始めた

「ふぁー・・・・」

「こら、にゃろ!ちゃんと聞いとかないと
昨日までの知識はインプットしてあるけど
今日からの分は自分で覚えなきゃ
どんどんわからなくなってくるよ」

「だって陽菜夜行性だったから今は寝てる時間だもん」

「昨日の夜はたっぷり寝てたでしょ!」

「覚えてない(бвб)」

「そりゃ寝てるんだから覚えてないと思うけど(汗)」

斜め前の優ちゃんを見ると真剣に話を聞きながら
なんか書いてる?

「ねえねえ、優ちゃんなにかいてるんだろう?」

「前に書いてある事をノートに写してるんだよ」

「ふーん・・・・(бвб)」

「ふーんて(汗)ニャロも写しなさい!」

「後で陽菜の分も書いてもらうからいい」

「ちょっと(汗)」

「こら!そこの双子何コソコソ話してるんだ(怒)」

「あっすいません、妹がしんどいって言うんで
保健室連れて行ってもいいですか?」

「いきなりか?仕方ない行ってきなさい」

麻里ちゃんに連れて行かれた部屋のドアを開け

「めーたん、陽菜気分悪いらしいからベット借りるね」

「あらん、またおサボりちゃんなのお昼までよ」

「いつもありがとう(*`ω´)
陽菜ここで寝てていいから起きたら教室に戻っておいで」

「わかった(бвб)」

こんないい場所があるんなら
教室に行かずに初めからここに来ればよかったんじゃん(怒)

明日優ちゃんも連れてきてあげよーと(бвб)

人間になった彼女と私  1

うさぎな彼女とリスな私の人間になってからの
話が読みたい!

と言って下さった方が2名(笑)いらっしゃったので
調子に乗って書いちゃいました

コミカルっぽく書いていけたらなーて思ってます

世間では師走
他のブログの方も忙しいのか更新されてる方が少ない今日この頃

一日一回はこじゆうが読みたい!

と、自分は強く思うので、
拙い私の小説を読んでくださってる方の為に(偉そう)
出来るだけ頑張ります!
(特にこの頃リアルこじゆうが来ないので寂しい(涙))

クリスマスにはこじゆうが見れるかなー(願望)

年末年始別々では沢山番組に出るのでそれで我慢・・・

長くなりましたが

本編は追記からどうぞ!
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