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動き出した時間 6

「優陽、事務所に行って誰か荷物はこぶの手伝ってて言ってきて(бвб)」

「はーい!」

入り口近くで優陽を降ろし車を駐車場に入れて荷物を降ろしていたら

「こじぱおかえり」

「あぁー才加、佐江ちゃんも来てたの?」

「次の仕事の打ち合わせにね、それにしても・・・相変わらずだね(笑)」

「むぅ・・・どういう意味かな 」

「アハハハハ、怒った顔も可愛いよにゃんにゃん」

カシャッ!

「今のデレた顔、ゆきりんに送ってやるからな(怒)」

「ゆ、優子(汗) 消して、その画像消して(汗)」

「にゃんにゃんを見てニヤつくな(怒) 」

「わかったから(汗) ほら荷物運ぼうぜ
佐江がこの重いの二つ持つから許して(汗)」

「・・・・・・(怒) 」

「はい、携帯貸して(бвб)」

「・・・・・・」

渋々携帯を差し出す優子

「ちゃんと消したから安心して落とさずに運んでね(бвб)」

「にゃんにゃんありがとう!」

四人で陽菜達の部屋へ荷物を運び事務所へ降りる途中

「二人ともご飯食べていきなさい」

ママが顔を出し言ってきた

「佐江はゆきりんが待ってるから帰ります」

「私はいただいてもいいですか?」

「良いわよ、打ち合わせ終わったらみんなで上がってきてね」

「ありがとうございます」

たまにこうやってタレントたちが食事をしていく


「凄いご馳走ですね、今日誰かの誕生日とかですか?」

「違うわよ、陽菜が一週間ぶりに帰って来るからって
優子ちゃんが朝から築地に行ってたーくさん買い付けて来たから
このありさま、秋元さんも食べてくれて助かるわ」

「あうぅ・・・・ 」

「ありがとう優ちゃん(бвб)」

「海外にいるとさ御造りとか食べたくなるでしょ
向こうで見てたらこれも、あれも陽菜の好きなやつだって
思ったらつい買っちゃって(汗) 」

「陽菜の好きな食べ物ばかりでうれしいよ(бвб) 」

「エヘヘ(-∀-`) 」

「うぅーゴホン!いただきますしてもいいかな」

「す、すみません(汗) 」

「何歳になっても相変わらずなんだな(笑)」

「才加も早く見つけなよ、年齢的にも厳しいんだから
ずっと一人は寂しいでしょ」

「同い年の中で一番乙女だったのにね
なんで結婚できないんだろ(бвб)」

「こ、こじぱ 」

「見た目がやっぱり怖いからじゃない?(-∀-`) 」

「優子(怒)」

「才加ちゃん美人でかっこいいのにね
優陽は好きだよ 」

「くぅーいい子だなー、この二人の子供とは思えないよ」

「食べずに帰ってもいいんだよ(бвб)」

「嘘です、さすがこじぱの子供さんは素晴らしい」

「ほらほら新鮮なうちに食べましょ
秋元さん車でしょ飲むなら泊って行きなさい」

「ありがとうございます♪ 」


ゲストルームに泊まることになった才加
久しぶりに晩酌に付き合ってくれる人が出来たパパは
嬉しいのか張り切って二人に注ぐ注ぐ
久しぶりの楽しい夕飯に優陽も嬉しそう

食事が終わってもソファーに場所を移し
飲みながらこれからの仕事について
真剣に話し出した二人

あ、パパは早くに撃沈しちゃったから才加に部屋へ運んでもらった

「優陽、なーなとお風呂入る?」

「いいの?」

「あの二人いつ終わるかわかんないし」

「わーい 」

部屋へ着替えを取りに行きバスルームへ降りて行った



ーーーーーーーーーーーーー

すいません変更を一つ
優陽ちゃん来年6年生という事にしてください
前回の話から四年後だと五年生でした(汗)

動き出した時間 5

優子


子供が生まれ一日早く帰って来ると連絡が来てから
私は頑張った

乗るであろう飛行機を逆算して迎えに行く時間を空けれるように

夕方に着く便だから優陽も一緒に行けるしね

「優陽、優陽!陽菜早く帰って来るって 」

「やったー!あ、お土産頼まなきゃ」

「欲しいものあるの?」

「向こう限定のスニーカー」


優陽は私に似てスニーカーが大好き

そう言えば先月発売されたってDM来てたかも


「ママも頼もうかな(-∀-`) 」

「お揃いにしてもいいよ 」

「いいけど、ママの靴履かないでよ 」

「だってコーディネートがあるじゃん」


美的センスは陽菜似
最近大きくなってきて靴のサイズも洋服のサイズも
ほとんど変わらなくなってきていた

着ようと思って探しても無い時だいたいは
優陽の部屋を覗くとそこに掛かってある
私のクローゼットからこっそり持って行ってそのまま返さないから
すぐばれるんだけどね
そんな所は子供らしくてかわいいと思うけど
黙ってはダメだからその都度叱ると
拗ねちゃうところは陽菜に似てる(笑)

「ちゃんと写真を送らないと絶対に間違えて買ってくるよ」

「大丈夫スクショして保存してあるから」


しっかりしてる所は私似だね(笑)





ゲートから出てくる陽菜を二人で待つ事30分・・・・

「なーな遅いね」

「ね、どうしたんだろ・・・」

「あっ!」

やっと出て来たと思ったらプンプン怒りながらカートを押してる

「お帰り、どうしたの、何かあった?」

「もう、荷物検査で捕まっちゃって別の所へ連れて行かれて最悪(怒) 」

「なんで?危ない物でも持ってたの?」

「そんな物あったら向こうで乗れないし」


それはそうだ


「それはそうとその荷物なに?
あっちゃん達の分持って帰って来たの?」

「そんなわけないでしょ、これはお土産!」

「・・・・それ全部?」

「当たり前だし」

そりゃー業者かなんかと間違われるはずだよ(汗)
だって行く時普通のスーツケースに荷物半分で行ってるから
お土産も中に入れれるはずなのに
スーツケースの他にパンパンの袋四つと
向うで買ったであろうパンパンの大型バック・・・

「何その顔、だって今年はもうアメリカへ行かないし
今度いつ行くかわかんないでしょ」

「そうだけどさ、だからってみんなにお土産買ってこなくてもいいじゃん」

「優ちゃんと優陽とパパとママだけのだよ」

「こんなに沢山?」

「スーツケースに入ってる分だけね
後は陽菜の(бвб) 」

・・・・・・さすが陽菜さん最強です
(笑)

「ママ、なーな、早く帰ろーよお腹すいた」

「ごめんごめん、帰ろっか」

陽菜からカートを受け取り押してるんだけど・・・

「優ちゃん前見えないんでしょ(笑)」

「うぅぅ・・・だって積み上げてるんだもん(汗)」

「仕方ないから代わってあげる 」

元々は陽菜の荷物じゃん
言わないけど・・・・

駐車場へ行きトランクルームに荷物を積み込み出発

二人は後部座席に座り

優陽は一週間分の出来事を陽菜に
身振り手振りを加えて一生懸命説明している
それをニコニコしながらうんうん頷き聞いてあげてる陽菜の顔が
母性垂れ流しで大好きだから
バックミラーをチラチラ見ながら運転していると

「優ちゃん!運転に集中しないと危ないから(怒)」

「うぅぅ・・・ごめん 」

怒られてシュンとしていると耳元にあったかい空気が来て


「優ちゃんは夜にね」


全身が震えて余計に危なかった事は黙っておこう(-∀-`)

動き出した時間 4

優子


ありがたい事に仕事は順調で事務所も安泰


「はぁ・・・疲れたぁー・・・」


いつもなら”お疲れ様”と言う甘い声と
ギューと抱きしめられて大好きな匂いに
癒され一日の疲れも吹っ飛ぶのになー・・・・

「はぁ・・・・・」


ベットの上へダイブして陽菜の枕の匂いを嗅ぐ


「ママ」

「うわっ ノックしなさい(汗) 」

「優陽が一緒に寝てあげようか?」

「な、何言ってるの 」

「なーないないから寂しいでしょ?」

「・・・・・・優陽も寂しいの?」

「うーん・・・少しだけ?・・・」

「アハッ、じゃー一緒に寝ようか」

「うん♪ 」

「自分の枕持っておいで」

「なーなの枕でいいよ」

「だーめ、これはママのだから」

「わかった 」

陽菜の枕は私の枕と重ね陽菜の匂いに包まれる(-∀-`)

ベットに入り電気を消すと

「ねえママ」

「ん?」

「優陽ねママみたいにお芝居してみたい」

「え?」

「お歌も好きだけどドラマも好きだし
いつかママと一緒に出たいなーて・・・・ダメかな?」

「そっか・・・・・(涙)」

「ママ?」

「ごめん、嬉しくて・・・
この話は陽菜が帰って来てから相談しようか」

「うん、なーなダメって言うかな(汗) 」

「大丈夫だと思うよ(-∀-`) 」

でも陽菜はアイドルにさせたがってたからなー・・・どうだろ

「歌はしたくないの?」

「歌も好きだけど、二兎追う者は一兎をも得ずて
テレビで言ってたから・・・」

誰に似てこんなに賢いんだろう・・・
多分私(笑)

「やってみないとわかんないでしょ
好きな事やれるのは今の内だけだから
やりたいなら両方やってみたら?」

「いいの?」

「でも、陽菜にも相談しないと後が怖いからさ(笑)」

「そうだね、仲間はずれにしたら拗ねちゃうもんね 」

「そう言う事(-∀-`) 」


抱き付いて来る優陽を抱きしめおでこにキスをして目を閉じた

動き出した時間 3



「美味しー(*`ω´) 」

「おおげさぁー(бвб) 」

「人に作って貰うのいつぶりだろう・・・(涙)」

なるほど、そう言う事ね

「陽菜退院の日の夕方の便で帰るから」

「え?一日早くない?」

「朝に退院して来たらお風呂の入れ方とか
全部教えるから覚えてよね」

「だから会話になってないって(汗)」

「・・・・・・」

「早く優ちゃんに会いたーいとか?(*`ω´) 」

「・・・・・・(бвб) 」

「あら、図星だったとは(笑)」

「うっさい、明日帰ってもいいんだからね(怒)」

「すいませんでした、お願いします」

「わかればいいのわかれば!・・・・(笑)」

「それとね、麻里子来年40歳じゃん」

「年は言わないでよ(汗) 」

「現役たちは20周年するみたいなんだけど
またOGで集まろうかって言う話になってるの」

「もう20年か―・・・年取るはずだ・・・・・・・・」

「おばさん、妄想に浸るのは後にしてくれるかな」

「ニャロ達だってすぐおばさんの仲間入りなんだからね! 」

「陽菜と優ちゃんはいつまでも若いんですぅ〜 」

「かぶったらダメだから優ちゃん達Kの
20周年に合わせてしようかって言ってるの」

「その方が敦子もいいかも」

「少しでも遅い方がいいでしょ(бвб) 」

「まあ、昔みたいに踊れないだろうし
歌だけなら大丈夫だろうけど」

「それがそうでもないんだよねぇー」

「まさか・・・・」

「Kメンバーやる気満々でさ、話出てすぐトレーニング始めたって(笑)」

「もちろんゆっぴーもだよね」

「優ちゃんは毎日トレーニングしてるから
急にしなくても大丈夫だもん」

「踊りは二期に任せて初期メンは歌に専念しよう」

「麻里ちゃんは帰って来たらボイトレから始めてよ(бвб) 」

「ニャロさん?」

「完璧主義の優ちゃんなんだから
音外したら次ないと思ってくれていいから」

「やっぱり篠田にキツイニャロ 」

「あっちゃんの復活の場所でもあるんだから頑張ってよ」

「ありがとう・・・ 」

「年いくと涙もろくなるんだね〜(笑)」

「どうせ40歳ですよーだ(*`ω´) 」


次の日病院に行きあっちゃんにも知らせると
楽しみだと喜んでいた

昼からはアパートのお片付け

「陽菜片付け苦手なのにー」

「ゆっぴーにばっかりやらせてるからそう言う事になるんだよ」

「だって優ちゃんがやりたいって言うんだもん(бвб) 」

「なんかデジャヴ(*`ω´) 」

「もう使わないものはこっちの部屋に入れちゃって
日本に送るのは段ボールに入れていって」

「了解」

テキパキ動く麻里子を見ながら陽菜は休憩ばかり

だってどれが必要かそうでないかわかんないから仕方ないでしょ(бвб)





「あっちゃんおかえりー」

「にゃんにゃんいろいろありがとう(∵)」

「すやすや寝てるね、可愛い(бвб) 」

「良く寝てくれるから助かるかも」

さすがあっちゃんの子供(笑)

あっちゃんと赤ちゃんの後ろから
沢山の荷物を持った麻里子が入って来た



さーて最後のお仕事

赤ちゃんを受け取りベビーバスに入れ
手とり足とり麻里子に教えて行く
洗い方、拭き方、ベビーパウダーの付け方
おしめの替え方、産着の着せ方

「ニャロ凄い!」

「優ちゃんと交代でやってたからね」

「ちゃんとママ・・・パパ?してたんだ(笑)」

「むぅ・・・当たり前だし(怒)
だって二人の子供だもん(бвб) 」

「そうだね・・・篠田も頑張るよ!」



お昼を食べてタクシーを呼び空港へ

”16時の飛行機に乗るから”

”わかった、優陽と迎えに行くね”

”早く会いたい”

”私も”

携帯を見ながらニヤケル陽菜は全然イケてないね(笑)

動き出した時間 2

「ハーイ!ニャロ(*`ω´) 」

「迎えに来なくてもよかったのに」

「敦子が行けって言うからさー」

「・・・・・・(бвб) 」

「ん?」

「幸せそうだなって思って」

「幸せに決まってるじゃん」

「あの時とは天と地ほど違うね(笑)」

「ほんと、ニャロには感謝してる」

「その分帰って来たらいっぱい働いてもらうから(бвб) 」

「四年も離れてたから受け入れてくれるかどうか・・」

「あっちゃんは大丈夫だと思うけど
麻里子はもうすぐ大台に乗っちゃうから
路線替えなきゃだね」

「だめだったら子育てしとこうかな」

「そんな弱気でどうすんの
図太さだけが取り柄でしょ(笑)」

「相変わらず篠田には厳しくて嬉しいよ(*`ω´) 」

「でたーサド(笑)」

麻里子との会話は心地いい・・・



懐かしい場所


「にゃんにゃん会いたかったよー」

「一年前にも会ってんじゃん(笑)」

「優子にも早く会いたい」

「優ちゃん凄く来たがってたんだけど
どうしても休み取れなくて・・・」

優子はあっちゃんとの約束を守り
日本での女優活動に力を入れ
今では見ない月が無い位テレビに出ていた

「荷物はなるべくまとめて送って
着く日に誰か家で待たせておくから
それといらないものは全部捨てるか寄付したらいいからね」

「分かった、ニャロはいつまで居れるの?」

「一週間かな、それまでに頑張って産んでねあっちゃん」

「麻里子だけだと心配だから頑張って産む(∵)」

「敦子さん(汗) 」

「絶対にオロオロしそうじゃん」

「確かに(笑)」

「ゆっぴーはどうだったんだよ 」

「優ちゃんは自分が産むのにテキパキ動いてくれて
英語が苦手な陽菜の代わりに全部してくれたもん」

「さすが優子だね(∵)」

「どうせ篠田は・・・シクシク」

「はいはい、ウソ泣きはいいから
入院の用意はしてあるの?」

「そのバックに詰めてあるんだけど
見て、たらないものがあったら言って
買いに行かせるから」

アメリカの入院は正常分娩だと3日ほどで退院させられるから
そんなにいらないんだけど・・・

「帰って来てからのおしめとかもう少しあった方がいいかも」

「すぐ買ってくるよ(*`ω´) 」

「陽菜も行く!久しぶりに近く回りたいし」


あっちゃんの方を見る麻里子


「まだ大丈夫だから二人で行っといで
お土産たくさん買って来いよ(笑)」

「体重大丈夫なの?」

「まだあと二キロ太れるよ(∵)」

「MAXまで行かなくていいから(笑) 」


車に乗り込み


「相変わらずなんだね(笑)」

「二人分食べるって聞かなくて困ってる」

「その割に太ってないじゃん」

「カロリー抑えてお腹いっぱいになる料理
必死に考えて作ってるからね」

「麻里子が料理上手で良かったね 」

「でもお菓子はごまかせないでしょ」

「だよね」

「注意したら子供が欲しがってるって言うんだ
そう言われたら怒れないでしょ 」

「ああぁ・・・辛いとこだね
優ちゃんはその点自分で調整してたから
陽菜は、なーんにも考えなくてよかったもん」

「食事もほとんどゆっぴーが作ってたんでしょ?」

「運動になるからさせてって言うんだもん(бвб) 」

「ゆっぴーは偉いよ(涙)」

「むぅ・・・陽菜だってご飯くらい作れるし 」

「ニャロが作ってたらゆっぴーコロコロだったろうね
それはそれで見たかったけど(笑)」

「優ちゃんはどうなっても可愛いんですー」

「敦子だって可愛いからね!」

懐かしい言い合いをしながらショッピングセンターへ

「今日はニャロが来てくれたことだし奮発してケーキ買って帰ろうかな」

「それって陽菜の為じゃ無くてあっちゃんの為のような気がするんだけど」

「気がするんじゃなくて敦子の為です(*`ω´) 」


やっぱ、甘いじゃん、て思ったけどまた言い合いになるからやめておいた



陽菜が着いてから三日後の朝

「にゃんにゃんなんか痛いような気がする」

「え?敦子生まれる?どうしよう、か、カバン車に積んで
えーと、そうだ診察券は財布の中だったっけ?」

「麻里子落ち着いて(бвб) 
そんなすぐに生まれないから」

「すぐ産まれたらどうすんの(汗) 」

「やっぱりにゃんにゃんに来て貰っててよかったよぅ」

「病院に電話して指示を仰いで」

「慌てて電話する麻里子の手から受話器を取るあっちゃん」

「英語は敦子の方が上手いから・・・ 」


女優の為に勉強してたもんねあっちゃん・・・
それに比べて麻里子は・・・陽菜と一緒じゃん(笑)


「今ベッドに空きがあるからすぐ来てもいいだって」

「じゃー麻里ちゃん運転宜しく」

「安全運転で参ります!」

クーラーバックの中に食料を入れ一緒に持って行く

「ニャロ食べるの?」

「時間がかかるとお腹すくからね
これはあっちゃんの食料 」

「さすがにゃんにゃん大好き♪ 」

お腹すいて機嫌悪くなったら大変だもん(笑)





「イタタタタ・・・・痛ーい」

「ねえ、長すぎない?中の赤ちゃん大丈夫なの(汗) 」

「まだ夕方だよ、さっきやっと10分間隔になったから
後1時間ほどで出来るんじゃない?」

「まだ1時間もかかるの(汗) 」

「お腹すいたからプリンちょうだい」


食べてる途中


「イッ・・・いたあああい・・・」


少し間隔が狭まった感じがする

ナースを呼び伝えると

部屋を移動すると言われた


「これ食べ終わるまで待てよぅ 」


全部食べ切るつもりのあっちゃん


「敦子早くしないと(汗)」

「麻里子が先に行けよぅ」

「篠田が先に行ってもだね(汗) 」


もう一度波を待ち治まってから移動した

それから30分後

オギャーオギャー

「あづごーあじがどう〜(泣)」

号泣してる麻里子と産まれてホッとした顔のあっちゃん
が対照的で笑いそうになる

スマホで写真を撮り終え

廊下に出て待っていると
化粧がボロボロになった麻里子が出てきた

「化粧室行って顔洗ってきた方がいいよ(笑) 」

「いい・・・・敦子出て来るの待ってるから」

「優ちゃんと優陽に写メ送ったら口元麻里子に似てるって言ってきた」

「でしょー!?篠田も思ったんだ輪郭とか鼻は敦子だけど
口は私だ!って(*`ω´) 」

まだクシャクシャでわかんないけどみんな親ばかなんだから仕方がない

「陽菜先に帰って夕飯作っとくから帰って来る時LINEして」

「何作ってくれるの?」

「陽菜の得意料理は優ちゃんの好きな物ばかり(бвб) 」

「お米使ってしまわないとだからオムライスがいいかな」

「卵あったっけ?」

「まだ5個あるよ(*`ω´) 」

「分かった愛情はこもってないけど作ってあげる」

「愛情が無くても美味しいよね?」

「当たり前だし(бвб) 」


タクシーでアパートまで帰りすぐ作れるように用意しておいて
携帯を触りLINEスタート

今日の経緯を優ちゃんに報告

”やっぱ麻里ちゃんここっていう時ダメだね(笑)”

”そうなの、昔を見てるようだった”

”陽菜が居て喜んでたんじゃない?”

”あっちゃんからは凄い感謝されてる”

”でも安産で良かった”

”うん、優ちゃんは体小さかったから
大変だったもんね”

”もう忘れた(笑)”

出産したすぐってみんなもういらないって思うらしいんだけど
少ししたら忘れちゃうんだって

優ちゃんがもう一人産もうかなって言いだしたときはびっくりしたもん

でも、またお休みしないといけないしいつ出来るかわかんないから
二人で真剣に話し合ってやめた

陽菜は優陽だけで十分

だって優ちゃんがいるから・・・
優陽はいつか離れて行っちゃうけど
優ちゃんはずっとそばにいてくれるでしょ?
それだけで十分幸せだもん(бвб) 

早く優ちゃんに会いたいなー・・・
一日早い便に変更しよーと


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