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こんにちは

去年に一話だけ書いてたのを
サクッと書き終わりました

四話です

暇つぶしになれば良いんですが・・・


暑くなったり寒くなったり
寒暖の差が激しく花粉も飛びまくってますが

頑張って行きましょう!(頑張るしかない)



ぷーな

隣にいたから 1

「にゃんにゃん私彼女出来ちゃった」

「彼女?」

「うん、クラスの子でねすっごく可愛くていい子なんだ
ダメもとで告白したらいいよって言ってくれて
付き合う事になったの(-∀-`) 」

家に入ろうとしたら
とびっきりの笑顔でそう言ってきた優ちゃんは
生まれた時からお隣同士の幼馴染

同じマンションで生まれた時からずーと一緒だったけど
高校は陽菜の頭がおバカだったから別々になってしまって
朝は一緒に駅まで行きそこでバイバイして
反対の電車に乗って学校へ行く


「よかったね」

「アハッ(-∀-`) ありがとう
それでね、明日デートするから
にゃんにゃんと買い物行けなくなっちゃったんだけどいいかな」

「陽菜も丁度用事で来て断ろうと思ってたから」

「そうなの?よかったじゃーまたね」


そう言ってウキウキしながら部屋へ入って行った優ちゃん


用事?そんなのあるわけない
優ちゃん以外に遊ぶ子なんていないんだから


土曜日は一日中自分の部屋に居たけど
お父さんが帰ってきてまた始まった夫婦喧嘩

お皿が割れる音と怒鳴り声が嫌で
部屋から飛び出し玄関の外で座り込む


「にゃんにゃん?」

「優ちゃん・・・・おかえり」

「また?」

「う・・・ん」

「おいで」

「うん」


優ちゃんの部屋へ入りテレビの音量を大きくしてやり過ごす


マンションと言っても音は漏れるわけで・・・
喧嘩をする度に優ちゃんが呼んでくれて助けてくれていた


「体冷え過ぎてるじゃん(汗)
いなくてごめんね」

「ううん・・優ちゃんが謝らないでよ
それより今日は楽しかった?」

「それがさー見た目と違ってすご〜く食べるんだよ
体細いのになんでも食べるしどんどん食べるから気持ちよくってさ(-∀-`)」

「そっか・・・」


幸せそうに話す優ちゃんをちゃんと見ることが出来ない


「にゃんにゃん大丈夫?」

「うん・・・・そろそろ治まったかな」


音量を下げると音が止んでいたから


「帰るね、いつもありがとう(бвб) 」

「にゃんにゃんと私の仲なんだから御礼なんていらないよ
いつでも来ていいからね」


仲・・・・どういう仲?
ただの幼馴染・・・・


優ちゃんに彼女が出来たのなら
もうここには来ちゃいけないんだろうけど・・・

でも・・・もう少しだけ許してくれるかな


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