「どうしたのその顔(汗)」


少し左頬が腫れてる様な気がするし
めちゃくちゃ暗い麻里子


「・・・・今日持って来ようとしたDVDカバンに入れてたら
敦子に見つかって誰と見るんだよ変態!
て、取り上げられてそれで殴られ口も聞いてくれないし
目も合わせてくれない(涙)」

「なんか・・・・ごめんね」


陽菜にも半分は責任があるからあっちゃんに説明しに行くことに


「それならそうと言ってくれればいいのに」

「言う暇を与えてくれなかったで・・・・
トロイ篠田が悪いんです・・・」


ひとにらみされて誤ってる麻里子
年長者も好きな相手には敵わないらしい(笑)


「にゃんにゃんごめんDVD割っちゃったよ」

「いいよ、優ちゃんも恥ずかしがって見ないだろうし」


作戦変更

やっぱり陽菜から行くしか無いみたい


「ただいま(бвб)」

「おかえり(-∀-`)」


うん今日も安定の可愛さ

昨日と違うのは陽菜の目の前から動こうとしないこと


「ん?」

「えーと・・・おかえり」

「ただいま・・・・(бвб)」


何か言いたいことがあるのかな?


「何かあったの?」

「え?違うよ・・・・そのう・・・
お帰りのちゅ・・・う・・・を(汗)」


優ちゃんから催促するなんて大進歩じゃん


「ふふふただいまチュッ」

「アハッ(-∀-`)おかえりご飯できてるよ」

「ありがと、すぐ行く」


ニヤけそうな顔を必死に我慢して着替えに行く


「ん!美味しい(бвб)」

「そう?よかった(-∀-`) 」

「何か見て作ったの?」

「それがね、買い物行って何にしようか材料を見てたら
またドンドンメニューが浮かんできて
色々作りたくなっちゃった」

「記憶が戻って来てるのかもね」

「そうかな、でも他の事はまだ何も思い出せないのに・・・」

「まだ数日しかたってないんだから焦ることないよ」

「そうだよね、ありがとうにゃんにゃん(-∀-`) 」


そうだよ、焦ってるのは陽菜じゃん
今は初心で可愛い優ちゃんを堪能しなくちゃ

記憶が戻ったらこんな優ちゃんを二度と拝めないんだから

それか、陽菜が徐々に開発していくのもいいよね

まずはキスの仕方からかな(бвб) 


その夜、実行に移すことにした


「おやすみにゃんにゃん(-∀-`) 」

「優ちゃん」

「なに?」

「毎日おはようのキスとおやすみのキスもしてたんだよね」

「そ、そうなんだ(汗)」

「でもね、おやすみのキスは少しだけ長いの(бвб)」

「・・・・・」

「してもいい?」

「う、うん・・・」

「舌入れるけどこの前みたいに逃げないでね」

「が、頑張ります(汗)」

「口を少しだけ開けて目を閉じて」

「う、うん」


薄暗いのに真っ赤なのがわかる

ゆっくり顔を近づけ唇が触れるとビクッと体が強張ったから
今度は逃げれないように右手で頭の後ろを軽く押さえ
舌で優ちゃんの唇を舐めそのまま中へ


いつもならすぐ絡んできていた優ちゃんの舌を捜し
すくい上げるように絡ませると
合わせるように絡んできて・・・・

「んっ・・・ちゅっ・・・クチュッ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・」


「んんっ・・・つはっ・・・はぁはぁ
・・・ねぇ記憶戻ってるの?」

「はぁはぁはぁ・・なんで?・・・戻ってないよ」


だって上手いし気持ちいいんだもん・・・
前までの優ちゃんのキスなんだもん・・


「中学の時からこんなキスしてたの?」

「してるわけ無いじゃん
にゃんにゃんに合わそうと必死だったんだけど
大丈夫だった?(;´-∀-)」


大丈夫どころかキスだけでイキそうになったし・・・
言わないけど


これは生まれながらにしての変態さんだったみたい


「もう寝よう(бвб)」


これ以上したら陽菜が襲っちゃいそうだから


「ごめんね、もっと頑張るからまたしてね(;´-∀-)」


下手だから陽菜がやめたと思ってるのか
眉をハの字に下げ誤ってる優ちゃんの眉をなぞり


「また明日しようね」

「うん(-∀-`)」


途端に笑顔になり笑窪を作る


うん、可愛い陽菜の優ちゃん
陽菜ってロリコンだったのかな・・・
麻里ちゃんをからかえなくなるかも(汗)