いつ付き合い始めたのか覚えていない

多分大学の時、浮気された陽菜が彼と別れて・・・・
男なんて信じられないって話をした時
じゃー女と付き合ってみる?
て言う話になって・・・・
冗談かと思ってたのに
いつの間にか陽菜の部屋に優子が入り浸って・・・

就職してそこからは会社が遠いからって
一緒にマンションを借りた

と言う事は大学生の時から
付き合いだした事になるのか・・・


でも初めて結ばれた日は覚えてる
男の人と経験はあると言っても
女性同士は初めてなわけで・・・
苦労したもん(笑)

付き合いだしたのは大学時代なのに
初めて結ばれたのは社会人になってからだったのは
どうしてだったっけ?

キスはしてたと思う
優ちゃんてはじめからキスが上手かったんだよね
だから沢山経験してるんだなーて思ってた
聞きはしなかったけどね

男子とよく遊んでたし
合コンだって良く行ってたし・・・

一緒に住みだしてからも
帰ってこない日が結構あったけど
大学では必ず会うわけで・・・・

その頃は何も思わなかったのに
社会人になって
夜遅かったり朝早かったりと生活のズレが生じ
一緒に住んでるのに会わない日がよくあって
寝てたら気を遣うから部屋を別々にしようって言われた時
何故か涙があふれてきて
あぁ・・・陽菜優子の事が好きなんだって気づかされたっけ

そっか、陽菜がまだ優子の事を好きだって気づいてなかったんだ
だから優子は手を出してこなかったんだ

今考えたら凄い我慢してたんだね

今の陽菜なんて十数日しかたってないのに
優子を襲いそうだもん(汗)


「ただいま(-∀-`) 」

「お帰り(бвб) 」

「課長凄いんだよ
部長をひと睨みして何か言っただけなのに
今日の飲み会なくなったんだ」

「良かったね」

「私お酒強いの?」

「う〜ん・・・強いと言えば強いけど
家では飲まないかな」

「にゃんにゃんも?」

「うん(бвб) 」

「そっか、じゃー飲まなくてもいいや」


今飲んでも脱ぐのか確かめたいという願望はあるけど
やめておく
それこそ襲ってしまいそう・・・・
ううん、襲っちゃう自信しかないから

あれ?でもそう言えば今日の夜する約束したよね?
じゃー酔わせてもいいのか・・・

ダメダメ酔ってる優子を抱くなんて絶対にダメ!

心の中で葛藤していると顔を覗き込んできたから
ごまかすために


「仕事どう?」

「楽しい(-∀-`) 」

「そっか・・・・よかったね」

「にゃんにゃんは楽しくないの?」

「楽しくはないかな、優ちゃんみたいに
したかった仕事じゃないし
生活していく為に仕方なく働いてるだけだし」

「そうなんだ・・・・」

「あ、でも嫌いじゃないよ
職場には麻里ちゃんやあっちゃんもいるしね」



この時どうして気づかなかったんだろう
優ちゃんのハの字眉が最上級に下がっていたことに