「ゆっぴーどう?」


昨日のキスの話をすると


「もしかして戻ってるのに様子見ながら遊んでるんじゃないの」

「そんな事ない、あの表情は嘘じゃないから」


十年近く一緒に暮らしてきてるんだから
相手の表情で嘘かそうでないかが分かってしまう陽菜達
絶対に嘘がつけない
まあ、嘘をつく必要が無いんだけどね


「徐々に戻ってきてるんだったら今日あたり襲ってみたら?
一気に戻るかもよ(*`ω´)」

「う〜ん・・・まだ今の優ちゃんを堪能していたいから
もう少し様子見てみる」

「おやおや(*`ω´)ニャロもそのけがあったか(笑)」

「陽菜は優ちゃん限定なの!麻里ちゃんと一緒にしないでよね」

「篠田だって敦子限定だから」

「・・・・・・陽菜と同期だけど4つしたのまゆゆとか
一昨年入ってきた松井さんとかちょっかい出してたみたいだけど」


「今ちょっかいって聞こえたんだけど誰が出してるって(∵)」

「あ、あ、敦子どうした何かここへ用事かな(汗)」

「課長に資料頼まれて持ってきたんだけど
二人でサボって何話してたのかな・・・・」

「篠田が渡しといてあげるから貸して(汗)」

「話を変えようとしてるみたいだけど
にゃんにゃんはそんなことしないし
当てはまるのは1人だけだよね」


黒いオーラが見えだしたからここは早く退散しなくちゃ(汗)


「陽菜トイレへ行く途中だった
あっちゃんまたお昼にね」


手を振りトイレへ歩き出す


「卑怯だぞ」


震える声で叫ぶ麻里ちゃんを無視してね(笑)



デスクに戻るとあきらかに元気のない麻里子がみえた

それから必死に・・・陽菜なりに仕事をして迎えたお昼休憩


あっちゃんにも昨日の話をすると


「今までの思い出の場所とか行ったら早く思い出すかもよ」

「思い出の場所は多すぎてどれがいいかわかんない(бвб)」

「そう言えば二人ってよく旅行に行ってたもんね」

「二人共趣味が旅行だから
海外も結構行ったし日本の世界遺産とかもほとんど制覇してるもん」

「じゃーさ、会社に連れて行ってみたら?
どんな仕事をしてたとか会社の人を見たら思い出すかもよ(*`ω´)」

「・・・・・・・・(∵)」

「な、なにかな(汗)」

「たまにはいいこと言うよね」

「そうでしょ、見直した?(*`ω´)」

「・・・・そういう所がチャラいんだよ(怒)」

「すみません・・・シクシク」


「嘘泣きすんなよな(怒)」


「あっちゃんそのへんで許してあげて
これでも落ち込んでて仕事に支障をきたしてきてるから」

「・・・・・・・浮気したら別れるから(∵)」

「それはない!絶対ない!敦子一筋だし敦子命!」

「可愛がってるけど浮気はしてないから(бвб)」

「にゃんにゃんの言葉は信じられるから信じてあげる」

「ありがとう(*`ω´)ニャロ好き
敦子は大好きだし愛してる♪」

「はいはい(∵)」


とりあえず収まったようだから良かった


そっか、会社かー・・・・
佐江ちゃんに連絡して上司の人に聞いてもらわなくちゃ