可愛い恋人 U   2

優子

台本を貰ってパラパラとめくっていたら最後の方で手が止まり
叫びそうになった

大島さん・・・感無量です

秋元先生・・・グッジョブ

ドラマが終了したら何か送らなきゃ

でも、演技で初めてのキスって嫌だなー
肌に触れるのだって、私生活で先に触っときたいかも

「これは練習しとかないといけないと大島さんは思うんだけど
みーちゃんはどう思う?」

「優子、練習って・・・こじはるさんと寝るって事?」

「うん(´-∀-)」

「うんじゃないよ ベッドシーンの練習なんて聞いたことないよ 」

「大島さんが初めての試み(笑)」

「嫌われちゃうよ」

「やだ、嫌われたくない 」

「優子さ、後一週間で卒業セレモニーだよ
ドラマ大変だと思うけどコンサートの事も考えてよ 」

「ちゃんと考えてるよ 」

ベッドシーンはセレモニーが終わってからだからね

先にあったらきっと舞い上がって
歌とか振りとか覚えられなかったと思う

にゃんにゃん台本見たかな〜
どう思ってるんだろ・・・

まさか事務所からNG出たりしないよね

ううぅ・・心配だなー

「でっ!もちろん会場には招待してるんでしょ 」

「アハッばれちゃってるんだ(´-∀-)
もちろん2日ともスタンド席の最前列でど真ん中
確保してもらっちゃった 」

「それ、職権乱用てやつじゃないの 」

「そんな言葉シリマセン 」

「単独の時はその周りに姉妹Gのメンバー
来るみたいだけどね」

「珠理奈ちゃんは目移りしそうだけど
優子ちゃんは大島さんのファンだから大丈夫
もちろんにゃんにゃんも!と言いたい(汗)」

「こじはるさんにくぎ付けになって振り忘れないでよ」

「それ!マジやばいかも(´-∀-)」

「頼むよ、エース 」

「お任せあれ(´-∀-)」

アイドル最後の大島優子を全部にゃんにゃんに見てほしい

そして女優の大島優子としてドラマで・・・ウヘヘ(´-∀-)

「顔きもいし(汗)」

「すみませんねぇーこんな顔なもんで(笑) 」


はいはいとあしらうと向こうへ行ってしまった

お姉ちゃんの親友   6

優子

「一緒に住んでた頃に優ちゃんの話毎日聞いてたんだけど
写真一度も見せてくれなくて、会社の前であった時
麻里ちゃんの妹って聞いてびっくりしちゃった(бвб)」

「そうですよね・・・こんなチビでブスな妹がいるなんて
驚きますよね(シュン)」

「チビはあってるけど・・・ブスじゃないじゃん(бвб)」

「・・・同情はいらないですから・・・」

昔から麻里ちゃんと比べられてて・・・
親にだってお前はねえ・・・て言われてきたんだもん・・・

「髪は天パーだし運動も苦手だし、何のとりえもない私と
顔も綺麗でスタイルもよくて今では若いのに社長のお姉ちゃん

私ってもらわれてきたんじゃないかってよく思うんです・・・」


「そうかなー、料理上手じゃん(бвб)」

「それは・・・作るのが好きだから」

「顔だって眼鏡とったら可愛いと思うよ(бвб)」

「ううぅぅ・・・」

初めて可愛いって言われて恥ずかしい(汗)

「どうしたの?顔赤いよ」

「おっ、お風呂沸かしておきましたけど着替えあるんですか?」

「ここにあるよ(бвб)」

「・・・・・何処ですか?」

「こ・こ!」

「そのバックには入らないと思うんですけど(汗)」

「あたり前じゃん、マンションに置いてあるの!」

あーそう言う事か・・・・えぇっ!?
まさかまだ一緒に住んでるの?

ううん、私がここに来てから一年半ぐらいたつけど
一度も会ってないし・・・・・

「陽菜の住むとこ狭くて半分以上置いて言ったからね」

「そうなんですね・・・・」

「お風呂入るねー(бвб)」

お姉ちゃんの物だと思っていたクローゼットの中から
なれた感じで着替えを出してバスルームへ歩いて行った
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