少しだけわがままな女神   3

優子

大学が始まり講義終わりに食堂に行くとあっちゃんがとんできた

「優子!小嶋先輩と付き合ってるの?」

「うえっ!・・・誰から聞いたの(汗)」

「さっきから食堂はその話題で持ちきりだよ
大学中に広がるのも時間の問題だね!」

なんで?誰も知らないはずなのに・・・
あっ、篠田先輩は知ってるけどまさかね(汗)

その原因はすぐにわかった

食堂の一角にすごい人だかり

「小嶋さんおれと付き合ってよ」

「私とですよね」

「えー陽菜興味ないし・・・」

「だめだめ!ニャロはゆっぴーと付き合ってるから」

「ゆっぴーて誰ですか?」

「1年生の大島優子だよ(*`ω´)」

どうやらこの会話が朝から繰り返されてるらしい(汗)

その後ろで動けずに固まっていると

なぜか少しだけ空いてる隙間から目があってしまった

「あぁーゆっぴーご飯食べに来たの
ここにおいでよ(*`ω´)」

一斉に振り向くその他大勢のみなさん・・・(汗)

さらに足がすくんで動けないでいると
人ごみが二つに割れてコツコツという音を鳴らし
女神が近づいてくる

私の後ろに回るとふわっと抱き締められて

「これ、陽菜のだから手を出さないでね(бвб)」

こっ小嶋先輩、人前でなんてことを(汗)

驚く人々・・・「キャー!うそー」「くそーただのチビじゃねえか」

奇声と罵倒の声が飛び交う

「絶対遊びだぜ」「すぐ捨てられるよね」

そうだよね・・・その通りです皆さん・・きっとすぐ飽きられます(涙)

俯いて落ち込んでいると

「はーい外野はうるさいからどっか行っちゃって!
ちなみにニャロが飽きたら篠田が貰うからとらないでね(*`ω´)」

「なんで麻里子様まで・・・あの子なんなの(怒)」
「絶対貢いでるんだよ」
「体で引き留めてるんじゃないの」

「うるさーい(怒)それと麻里ちゃん意味わかんないし
陽菜飽きるわけないし・・ていうかまだあきらめてなかったの」

「ニャロって飽き性じゃん(笑)
一つのものに執着したらすごいけど
飽きたらすぐ捨てるでしょ、だから篠田待ってるんだ(*`ω´)」

「優ちゃんは物じゃないし・・・」

「まあそうだけど、万が一の時だよ(笑)」

そうなんだ・・・小嶋さん飽き性なんだ・・・
私も飽きたらいつか捨てられるのかな・・・(涙)

「ちょっと優ちゃんすごく落ち込んじゃってるじゃん
麻里ちゃんのせいだからね
優ちゃん向こうで二人で食べよ(бвб)」

「えー奢ってあげるから一緒に食べようよ(*`ω´)」

「・・・仕方ないなーアイスとプリン付きでね(бвб)」

結局三人で食べて次の講義に出たんだけど
心がモヤモヤしたままで講義内容が頭に入ってこなかった
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可愛い恋人 U   17  (台本)

アサヒ目線


『カンパーイ 』

「ママ、これ何のお祝い?」

「えーとね、七瀬が病院に行かなくてよくなって
明日からお仕事に行ける事になったお祝いだよ(бвб) 」

「ふーん・・・ななちぇお家帰るの?」

そっか、リハビリが終わったんだしここにいる理由
無くなっちゃうもんね・・・少し寂しい・・・

「そうだね、明日仕事終わりに荷物取によりますね」

「優子、ななちぇといっちょがいい
優子のパパになってよ」

「優ちゃん、七瀬は女の子だからパパにはなれないし
優ちゃんのパパはレイジだけだよ 」

「ううぅぅ・・・」

「また遊びに来るから(´-∀-)」

「うん・・・・ 」

片づけが終わりリビングに行くと
七瀬に抱かれて寝てる優ちゃん

「優子ちゃん寝かせてくるね」

「ごめんね、お願いする」

寝室に言ってる間にワインとおつまみを用意して
テーブルに並べていると

「そのワイン・・・」

「そう、七瀬が私達の結婚記念日にくれたワイン」

「いいんですか?」

「ワインを一人で飲むのってなんか寂しいでしょ
一緒に飲んでくれる?」

「光栄です(´-∀-)」

それからいろんな話をした

「アサヒさん、私の第一印象てどうでした?」

「うーん、レイジから元気な新人が入ってきた!
て聞いていて、毎日って言うくらい話に出てきて
初めて会った気はしなかったんだけど・・・」

「けど?」

「可愛い子だなーて思った(笑)」

「えっ! 」

「だって、女性で刑事だからもっとがっちりしていて
大きな人かなって思ってたから、レイジの後ろから
出て来た時は、まさか学生をひっかけてきたの!
て思ったもん」

「先輩かわいそう(笑)」

「だって小さくてかわいくて大人の女性に見えなかったもん」

「それはそれで傷つきます
そんなに刑事らしくないですか?」

「知れば知るほど正義感が強くてカッコよくて
さすがレイジが認めただけあるなって思ったよ 」

褒められて恥ずかしいのか耳まで赤くしてハニカム顔が可愛くて
無意識のうちに頬にキスをしていた

「えっ!?? 」

焦る七瀬が愛しくなって今度は唇に軽く触れる

一瞬固ったけどすぐに真剣な顔に変わる七瀬

「アサヒさん!」

「ん?(бвб) 」

「初めてアサヒさんを見た時
世の中にこんなきれいな人がいるの?
て言うくらい衝撃を受けました」

「わーありがとう 」

「よく遊びに来てたのはアサヒさんに会いたかったからで・・・」

「えっ!?」

「先輩と優子ちゃんを見つめて幸せそうに微笑む
アサヒさんの笑顔が好きでした」

「・・・・・」

「私のせいで先輩が死んじゃって・・・
悲しんでるアサヒさんを見るのが辛くて・・・
でもそばに居たくて・・・
怪我をしてずっとそばに居てもっと好きになってました」

「七瀬・・・・」

「私、アサヒさんが好きです友達としてじゃなく
恋愛として大好きです・・・気持ち悪いですよね 」

「嬉しい(бвб) 」

「・・・・・・えっ?」

「私も七瀬が好きみたい 」

「アサヒさん・・・」

重なる唇、さっきと違うのは七瀬からしてきたのと
お互いが求め合ってしていること・・・

そのまま上を脱がされワークブラ一枚になると
ソファーに押し倒された

「アサヒさん、綺麗(´-∀-)」

「七瀬も脱いで(бвб) 」

引き締まった体に似合わない豊かな胸

「七瀬も綺麗だよ 」

酔ってたのもあると思う、レイジとは違う気持ちよさに
何度も七瀬を求め気づいた時には
ソファーに裸で抱きしめあったまま眠っていた



て言うセリフとシーンのはずだったのに・・・

幼馴染   33

優子

やっぱり俺はみんなから愛されてる(´-∀-)

特ににゃんにゃんは最高っぜー(´-∀-)

しかーし・・・せっかくの楽しい一日を奪った麻里子・・・

許せねえ(怒)仕返ししてやる(ニヤ)

何しようかなー

ベッドの中でくさーいおなら?

わざとおねしょしてやるとか?・・・
これは後々みんなに言いふらされておれがやばくなる(汗)

料理の中によだれを入れる?
これはおれも食えなくなるから駄目だ・・・

ん〜何がいいかな・・・そうだ!

「才加兄ちょっといいか」

「優子どうした?」

「麻里子の好きなものってなんだ?」

「お前呼び捨てにしてたら雷落ちるぞ」

「それはいいんだよ、好きなもの!」

「そりゃーカレーだろ(笑)」

「そうだよな、あとパンダも好きだぜ(´-∀-)」

「・・・・・おれに聞かなくても優子の方が知ってるんじゃないか(笑)」

「じゃー嫌いなものは?」

「えーと・・・お化けかな」

「それはおれも嫌い・・・他にない?」

「ないかもな、最強だからな(笑)」

「そうだよな最強だよな・・・」

もういいや、やめた

公園に行こーと(´-∀-)

公園でめいいっぱい遊んで疲れたから
ベンチに座って休んでたら寝ちゃったみたいで
気が付いたらあたりは真っ暗・・・・

そういえばにゃんにゃんがここ暗くなるって言ってた(汗)

ううぅぅ・・・怖いよお化け出る(泣)

おで動けないどうじよう・・・(泣)

「ゆっぴー・・・・ゆっぴー!」

「まりごー!・・・おねえぢゃん(涙)」

走ってくる音がして

「ゆっぴーどこ?」

「ごごだよー」

ベンチの前に来て泣いてる俺を抱き上げ抱きしめる姉ちゃん

「バカ!心配かけんじゃないの(怒)」

「ごめんなじゃい(泣)」

携帯を取り出し素早く打ち込み送信してる

俺を抱っこしたまま家に帰る

家の前には全員集合してて

「優子!優ちゃん!」

「あれ?みんな外で何してるんだ?」

「ゆっぴーが帰ってこないからみんな探してくれてたんだよ(怒)」

「麻里子が一番パニクッてたけどな(笑)」

「才加うるさい(汗)」

・・・・・どうやら麻里子の弱点は俺だったみたいだ・・・

やっぱり俺、愛されてるぜ(´-∀-)

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