可愛い恋人   97

敦子

「優ちゃん何かあったの?」

「優子がね、優子たんといっちょにいたいって言ったらね
にゃんにゃんがね、むりって言ったの 」

泣きそうになってる優ちゃんの頭をポンポンしてあげて
優子の方を見ると

「アハッ(´-∀-)私が余計な事言っちゃったから 」

ふーん・・・なるほど・・・
勇気を振り絞って言ったら、撃沈しちゃった!みたいな(笑)

にゃんにゃんに遠回しな言い方は無駄なんだけどなー

ちゃんと言わないと気付いてもらえないよ、優子

たかみなは意味が分からずオロオロしてるし・・・
話題替えなきゃ

「優ちゃん明日何して遊ぶ?」

「えーとねぇ・・コンチャートごっこ(´-∀-)」

「もしかして・・・ずーと踊ってるつもり・・・ 」

「はい(´-∀-)」

やばい(汗)どうしよう・・・

「明日天気よさそうだし動物園に連れて行ってもらったら(бвб) 」

にゃんにゃんナイス

「どうぶつえん・・・行く あったん、行こ 」

「動物園かー久しぶりだしいいかもね、たかみなもそれでいいよね」

「高橋はどこでもついていくっす!」

「にゃんにゃんご飯いっぱい炊いておいて
おにぎり持っていくから!」

「お金出すから、向こうで食べれば?」

「お昼は向こうで食べるけど、おにぎりは間食
歩きながらでも食べれるでしょ 」

「優ちゃんにもちっちゃいおにぎり作っといてあげるね(бвб) 」

「うん(´-∀-)」

「じゃー優ちゃん寝よっか
先に寝かせてくるからゆっくりしてて」

「ゆうこたんおやちゅみ、チュッ
あったんおやちゅみ、チュッ・・・・・」

次は自分の番だと身構えて待つたかみな・・・

それをスルーして寝室に走って行く優ちゃん(笑)

「アハハ、残念でした(笑)」

「なんでやー(泣)」

「もう少しなんだけどね(笑)」

「努力は必ず報われるんちゃうんかい(怒)」

そう叫ぶと天を仰ぐたかみな

頑張れたかみな!

肩をポンポンと叩いてあげた(笑)

お姉ちゃんの親友   3

優子

一時間以上早起きして髪の毛と格闘した結果
こんなんだけど大丈夫かな(汗)

「いつもよりいいじゃん!」

「そう?よかった(´-∀-)」

「あっ!来た来たこっちだよー」

「おう!みなみその子か?」

「うん、篠田優子ちゃん」

「うわー小さくてかわいいじゃん♪」

初めて可愛いって言われた(´-∀-)

「おれ健二!聡と同じクラスなんだ」

「よっ、よろしくお願いします(汗)」

「とりあえず二人で話でもしなよ」

「ちょっ(汗)みいちゃんいきなり二人は無理だよ・・・
恥ずかしいもん」

「大丈夫!行こうぜ」

近くの公園のベンチに座ると

「ハイ!ココアでいい?」

「ありがとうございます(´-∀-)」

男の人から初めて奢ってもらっちゃった♪

学校の先生の話とかみーちゃん達の話で
盛り上がっているといきなり

「ねえ、優子ちゃんてバージンなの(ニヤニヤ)」

「えっ(汗)それは・・・(汗)」

「わー赤くなって可愛いじゃん(ニヤニヤ)」

さっきまでの雰囲気じゃなくなってきてる(汗)

なんか怖い、ここ奥まっていてさっきから誰も通らない(汗)

「俺バージンでも気にしないから(笑)」

いきなり倒されて覆いかぶさってきた

「やだ!やめて下さい(泣)」

「ここ死角になってて誰も来ないんだよね(笑)」

「お願いやめて(涙)」

涙がどんどん溢れてきた

「泣いたってだーめ、余計にそそられるからね(笑)」

首筋にキスされて暴れるけど逃げれなくて・・・

口にキスされそうになるけど必死で首を背けて逃げる
だって私のファーストキスなのに・・・こんなの嫌だ(涙)

服の上から胸を触られて

「お前いい胸してんな(笑)」

「やだ、誰か助けて!お姉ちゃん!」

ダメだ、私こんな所でこんな人に・・・

「そこで何してるぅ(怒)」

声に驚いたのか私の上から飛び降りた健二さん

「ダメだよ公共の場所でそんなことしちゃ(бвб) 」

「煩いなみんなやってるだろ、お姉さんこそどっかいけよ(怒)」

「陽菜、その子と知り合いなんだけど・・・」

「ちぇっ、せっかくお前みたいなブスと付き合ってやろうと思ったのに
二度と男なんてできねえぞ、いいのか(笑)」

「早くいかないと訴えるよ(бвб) 」

「ぜってえ付き合ってやんねえからな」

そう吐き捨てて逃げるように去って行った
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