可愛い恋人 U   6

「にゃんにゃん 」

「辛かったね優子、連絡遅くなってごめんね(бвб)」

「ううん・・・メールしてくれて嬉しかった・・・」

また泣き出しちゃったし

手をひいてリビングまで行きソファーに座らせる
やっぱり少し飲んでるみたいでお酒のにおいがする

「何か飲む?お酒がいい?」

「何もいらない・・・にゃんにゃん横に座って」

言われるままに横に座ると

「もう一度抱きしめてもらってもいいかな 」

「いいよ、おいで(бвб)」

膝の上に座らせて抱きしめる

優ちゃんがおおきくなったらこんな風なのかなー
なんて考えながら背中をトントンしてあげる
うーん・・・母親の気分(笑)

「にゃんにゃん」

「んっ?」

「にゃんにゃん」

「はーい(бвб)」

「にゃんにゃん」

「なーに」

うふふ、本当に優ちゃんみたい

「好き!!」

「・・・・・・えっ!?」

驚いて下を向くと眉毛をハの字にして
切なげに見上げてくる優子・・・その顔ずるい

だんだん顔が近づいて来て・・・何故か目をつむる陽菜(汗)

唇に暖かな温もりが・・・優子とキスしてる?

凄く優しい触れるだけのキス・・・

「ゆう・・・・こ?」

まさか・・・ドラマの練習?な訳ないよね

「陽菜は私の事好き?」

いきなり言われてもそんな事考えた事無かったし(汗)

「嫌いなの 」

「きっ、嫌いじゃないけど・・・
考えた事無かったから・・・
分かんない(汗)」

「キス・・・嫌だった?」

「嫌じゃ…なかったけど・・・」

すると頭の後ろに腕を回され引き寄せられると
こんどは深く激しいキスをされた

「んっ・・・ッ・・」

やばい・・気持ちいいかも(汗)キスうますぎるよ

「つッ・・・」

前の彼と別れて1年以上してないけど・・・
キスだけでこんなに気持ちいいの初めてかも
優子って・・・慣れてるのかな

お姉ちゃんの親友   10

麻里子

(着替え取りに行って来てあげる(бвб))

ニャロからのメールに慌てて電話をかけるも繋がらず

無視ですかニャロさん・・・

取りに行ってくれたことなんてあったっけ?

一緒に住んでた時でさえ篠田がニャロの分も取りに行ってたよね

取りに行くだけだから大丈夫か!

なーんて思ってた篠田が甘かった

会社に戻って来て

「はい、麻里ちゃんの着替えね(бвб)」

「ありがとう・・・ニャロのは?」

「陽菜いらないし、じゃーね」

「ちょっと、じゃーね、じゃないでしょ(汗)
朝までに服を全部仕上げなきゃいけないんだから
今日はみんなで徹夜だって言ったよね(怒)」

「それ陽菜の担当じゃないやつだし
今急いでるから、もういいかな?
じゃーみんな頑張ってね(бвб)」

あっという間に出て行くニャロ・・・・・

あの子こんなに素早かったっけ??

それに、担当じゃなくても服を作るのが仕事なんじゃなかったっけ?

はあ・・・自由な性格が羨ましいよ・・・

ポカンとしている他のスタッフに

「さあ、頑張って明日の朝までに仕上げるよ
みんなよろしくね!」

「はい!」

気合を入れなおして仕事に取り掛かった

でも、どこに行くんだろう・・・・まさか・・・ねぇ(笑)

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