Y スレチガイ 27

「私も乗って行こうか?」

「いいよ、才加はここからすぐなのに
帰るの遅くなるでしょ」

「小嶋さん埼玉だろ?二人も送ってたら日付変わっちゃうよ」

「佐江は私んちに泊めるから」

「そっか気を付けてな」

「うん、才加も気を付けてね」

駐車場まで手伝ってもらい車にのせ才加と別れた

車に乗ると後部座席でじゃれだす二人

「あ〜優ちゃん飲酒運転だ(бвб)」

「ち、違いますよ私は一滴も飲んでませんから」

「優子はまじめちゃんだからそんなことしませんよー
佐江ならわかんないけどねニャハ」

今優ちゃんて言わなかった?言ったよね?
絶対言ったよね?大島!としか言われた事なかったのに・・・
酔ってるとはいえうれしすぎて顔が崩れちゃう(汗)

「あぁ〜変態さんが前に乗ってまーす
おまわりさーん助けてくださーい」

「えーどこどこ、こらー佐江が逮捕しちゃうぞ」

お互いもたれ合っていて・・・佐江なんてどさくさに紛れて
肩組んだり太もも触ったり・・・

挙句の果てに膝枕してもらってるし・・・・

それからバックミラーを見るのが苦しくて
ずっと前だけを見て運転をした

そうだ・・・端によって車を停める

「小嶋さん住所教えてください」

「埼玉県から来ました小嶋陽菜です」

「・・・・その住所を・・・」

「えーなんで知らないの(怒)」

「なんでって、聞いたことないからです(汗)」

「先に佐江おくればー」

「佐江は優子のマンションにお泊りしまーす」

「はるなもー」

む、無理ですから(汗)

「ワンルームなので三人は無理かと(汗)」

「なんでーじゃー佐江が帰ればいいじゃん」

「佐江もにゃんにゃんと泊りたいー」

「にゃんにゃん?」

「親しい友人から呼ばれてるんだよねぇ」

「ねぇー(бвб)」

いや、佐江さんもはや敬語でもなくなってるから(汗)

恐るべしプレイガール

「今日はとりあえず送りますので
今度泊る用意してきてください」

そんな日は来ないと思うけど・・・
だって酔ってるから言ってるんだよね

「けちー(бвб)」

「ケチー」

「佐江は寝ろ」

「ハーイにゃんにゃんの膝モチモチー♪」

「エッチー(бвб)」

「あのう・・・・住所・・・(汗)」

「仕方ないなーえーと埼玉県・・・・・」

ナビに入力して車を走らせる

この辺かな?

住宅街をゆっくり走らせながら表札を確認する

小嶋さんは佐江とぐっすり就寝中だから

「あった!・・・大きい家」

門の前に車を停め後ろを振り向くと
少し口を開け後ろにもたれかかって寝ていた
手は佐江の頭の上と落ちないようにお腹のあたりをもっている・・・

その佐江は気持ちよさそうな顔をして爆睡中・・・

「っ・・・・・」

胸がキュゥーと絞まって苦しい

早く起こさなきゃ

「小嶋さん着きました」

「・・・・・・」

「小嶋さん!」

起きないから車から降り後ろのドアを開けて肩をたたく

「小嶋さん・・・」

「んん・・・・・んぁ?ゆうちゃんだぁー(бвб)」

フフフって私に笑いかける

「つ、着きましたよ」

「え?ほんとだ陽菜のお家」

「カバン持ちますね」

「ん」

佐江の頭が乗ってるのも気にせず移動して降りてきた

ぐっすり寝てる佐江はそれでも起きない

「あぶないっ!!」

ふらつく小嶋さんを支える

「ふふふありがとう、わざわざごめんね」

「いえ、小嶋さんの為なら、あっ(汗)
別に深い意味はありませんから(汗)」

「わかってる・・・ドアまで肩かして」

背の低い私に寄りかかりながら歩く小嶋さん

いい匂い・・・・

「初練習楽しみだね(бвб)」

「はい!小嶋さんと同じチームでできるなんて夢みたいです(´-∀-)」

「大げさー(笑)」

「ずっと思ってたんです、これからよろしくお願いします」

「ふふ、こちらこそよろしくね
ありがと、お休み」

そう言うと中へ入って行った

Y スレチガイ 26

小嶋さんと話したかったけど先輩方で盛り上がってたし
注文に追われてたらあっという間に二時間たっていた

これから一緒にするんだしまだまだ時間あるよね(汗)

「え〜もう終わり」

「すいません2時間制なので(汗)」

「つまんなーいそうだ!カラオケ行こ!カラオケ(бвб)」

「お、良いですね行きましょう」

野呂さんも乗り気だから

「何人行かれますか、近くにあるので
入れるか聞いてきます」

「私は帰る」

結局私と小嶋さん佐江・才加・野呂さん・めーたんさんの6人だけ

丁度いい部屋が空いててすぐに入る事が出来た

「大島ーあの歌うたえ〜!」

「あの歌?」

「ほら、なんとかって言うやつ」

「・・・・・・(汗)」

なんとかって言われてもわかるわけないよ(汗)

「むぅ・・・初めて歌聞いた時のやつ(怒)」

「あ、わかりました」

小嶋さんと初めて会った時に歌ったの覚えててくれたんだ♪

大島優子精一杯歌わせていただきます!

歌い終わって小嶋先輩を見ると微笑みながら拍手してくれていた

でもその横には佐江が居て・・・・

「小嶋さんデュエットしましょよ」

「いいよ、何歌う?」

めっちゃ引っ付いて選んでる・・・

「優子は相変わらずうまいな」

「これしか取り柄が無いので(汗)」

「何言ってんだよあの優子がレギュラーでそれもキャプテンになって
全国優勝したんだ、すごいじゃん
うちらの代で凄い話題になってたぞ」

「うう・・・恥ずかしい(汗)」

「あはは、それでこそ優子だ変わってなくて嬉しいよ
ツンツンしてたらどうしようかと思ってたからね」

「私はそんな事・・・」

「わかってるわよあなた達だから先輩が10人も
集まったのよ自信持ちなさい」

「ありがとうございます
でも先輩方が集まってくださったのは野呂さんの人柄ですよ
ホント感謝してます」

「卒業したんだから堅苦しいのはやめよう
新チームでスタートは一緒なんだからさ」

「でも・・・(汗)」

「急には無理かもだけど徐々にね」

「はい!」

「みなさーん、今から佐江と小嶋さんで
二人の愛ランド歌いまーす♪」

「佐江は相変わらずだな(笑)」

「はい、なんてったってムードメーカーですから(笑)」

「確かに(笑)」

カラオケにも2時間いてそこでもバンバン飲んでる二人・・・

「佐江もうやめときなよ(汗)」

「ですって小嶋さんもやめてくださーい」

「えー飲み放題なのに嫌でーす(бвб)」

「この二人大丈夫か(汗)」

「私が二人とも送って行きますから」

「よろしく頼むな」

カラオケもお開きになり野呂さんとめーたんさんは帰って行った

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