俺とお前と時々親友♂ 74

優子

「ねえねえ陽菜、グアムっていつ行くの?」

「いきなりどうした? 」

「みーちゃんが言ってたから・・・」

「あぁー・・・・ 暖かいところで勉強した方が優子も風邪ひかないだろうし
息抜きにもなっていいんじゃないかなーと思って・・・冬休み向こうで過ごさないか?」

「みんな塾とか家庭教師がついてるからずっとは無理なんじゃないかな?」

「優子と俺と先に行ってあいつらは後から来ればいいじゃん 」

「そうだね、みんなに聞いてみるね 」

「優子が休みに入ったらすぐ行こうぜ!」

「陽菜、大学あるんじゃないの?」

「俺は他の奴にノート取らせるから大丈夫 」

「ダメだよ!真面目に講義に出なきゃ 」

「いいか!俺の優先順位はだな、優子が常に一番
これだけは譲れないからな(бвб) 」

そんなドヤ顔されても・・・

「私は・・・・一番じゃなくてごめんね・・・・ 」

「気にすんな、いくら俺でも日本の期待にはかなわねえからな 」

「終わったら陽菜が一番だからね 」

「当たり前だろ! 」そ

う言いながら抱きしめてくれた

「なあ優子」  

「なに?」

「あっちゃんに抱き付くのは100歩譲っていいとしても
佐江は一応男なんだから、いくら幼馴染でもやめてくれないか」

「ごめんね・・・つい・・これからは気を付けるから 」

「おう!じゃないと俺何するかわかんないぜ!」

「えー喧嘩はやめてよね」

「何もなければ何もしない!」

今日もみーちゃんからの写メを見て殴りに来ようとしてたって
あっちゃんから聞いてびっくりしたもん(汗)

秋元先輩と篠田先輩がいてくれてよかった

みーちゃんにはくぎを刺しといたし、秋元先輩に電話で怒られたらしく
シュンとしててかわいそうだった

「ねえ陽菜!」  

「ん?」

「私は今もこれからも陽菜だけだからね 」

「・・・・・・・はい、頂きまーす(бвб) 」

「えっ?キャッ(汗) 」

抱きかかえられてベットに向かってる?

陽菜のスイッチまた押しちゃったみたい(汗)

Y スレチガイ 34

二人を家まで送り届け家に帰り才加に電話をかけた

「優子?帰って来たの」

「うん」

「早かったじゃん」

「う・・ん・・・」

「どうした、何かあった?」

「ううぅぅぅぅ・・・」

「優子?」

「佐江と小嶋さん絶対付きあってる」

「まさか・・佐江からは何も聞いてないよ」

「ご飯二人で半分こしてたし手も繋いでたもん」

「佐江って他の人とも良くしてるじゃん」

「でも、すっごく甘えてて・・・
それを小嶋さんは嫌な顔なんて少しもせずに
甘えさせてるもん(涙)
私の方が先に好きになったのに・・・
佐江だけずるい」

「優子も好きって言えばいいじゃん」

「無理だもん、私の事なんてなんとも思ってないの
分かってるのに言えないよ」

「そんなのわかんないだろ」

「もし言って断られたらもう一緒にソフト出来ない・・・っ」

「見るのが辛いなら一緒に遊びに行かなきゃいいだろ」

「三人じゃないと遊んでくれないし・・・会いたい・・から・・・」

「聞いてみたのか?」

「聞いてないけど、二人だと何話していいかわかんないし
私となんて面白くないだろうし・・・」

「じゃーどうしてほしいんだ?」

「わかんないよ・・・(泣)」

「三人で行くのやめなよ」

「才加も一緒に遊ぼうよ、才加がいたら佐江あそこまで甘えないもん」

「今、仕事忙しくてさ、土日仕事入ること多いんだよね
今日も急に入ったから・・・ごめんな」

「ううん、才加は悪くない
仕事で疲れてるのに愚痴聞いてもらってごめんね」

「大丈夫か?辛かったらうちに来てもいいぞ」

「いい・・お風呂入って寝るから」

「そうか・・ゆっくり休めよ」

「うん、有難うおやすみ」

「おやすみ」

携帯を切り時計を見ると・・・

40分もしゃべってたんだ・・・

バッテリーが切れそう(汗)急いで充電しなきゃ

早く充電できるように電源を落として充電器にかける

お風呂から上がるとすぐにベットへもぐりこんだ
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