俺とお前と時々親友♂ U-99

陽菜

センター試験も終わりすぐに伊豆の別荘に来て温泉にのんびり浸かっている

「ハアー気持ちいいね(´-∀-)」

「おばさんみたいだな(笑) 」

「ひどーい!ピチピチの高校生だもん(怒) 」

両頬をプーて膨らませるから指で押してみると

「ブゥー」

「わーおならしやがった(笑)」

「ちがっ(汗) 陽菜が押すからじゃん」

もう!て言いながら肩をバンバン叩いてくる・・・
くそー可愛いじゃねえか・・・ 危ない危ない襲いそうになるぜ

「冬の露天風呂もいいよな(бвб) 」

「そうだねー、幸せー(´-∀-)」

「星は綺麗だし、辺りは静かだし、優子は可愛いし」

「何それ(笑)」

「優子の声辺りに響きそうだな 」

「そんなに大きい声出さないよ?」

「夜の声我慢できるかな(ニヤニヤ)」

「もう(怒)今日はしないから 」

プイッて向こうを向く

「ちょっ(汗) 機嫌直せよ・・・ ごめん、ふざけ過ぎた(汗) 」

恐る恐る顔を覗き込むと・・・

「な!?何笑ってんだよ、お前なー焦るだろ(怒) 」

「しかえし(ベェー) 」

「このやろー♪ 」

バシャバシャお湯の掛け合いをして少しの間じゃれてみた(笑)

「のぼせそうだから上がろうぜ」

「うん!」

部屋に行くと食事の用意がしてあって
温かい食べ物を順番に運んでくれる

「旅館みたいだね、誰が作ってくれてるの?」

「確かここを使うときだけ泊まり込みで来てくれる管理人の夫婦」

「ふーん、どこで寝泊まりするの?」

「隣棟に部屋があるからそこだと思う」

「ふーん・・・あっ、ありがとうございます凄くおいしいです(-∀-`) 」

俺が産まれる前から管理してくれてる夫婦・・・年取ったよな

「あの陽菜坊ちゃんが、かわいらしいお嫁さん貰って
私達も嬉しくてね、ゆっくりしてくださいな」

「あのってどんなんだよーまあ、小さいころから悪がきだったけどさ」

「中学校に上がってからは来て下さらなかったからね
立派になられて・・・嬉しいんですよ(涙)」

「優子って言います、私温泉大好きでちょくちょく来ますから
これから、よろしくお願いします」

「嬉しいねー待ってますよ」

「はい!絶対来ますから♪ 」

優子が温泉好きとは知らなかったけど気に入ってくれてよかった

次は2.5人で来れたらいいな(бвб)

俺とお前と時々親友♂ U-98

優子

自己採点すると・・・・まあまあかな(´-∀-)

「さすがだな、去年の俺より点数いいぞ!」

「たまたまだよ 」

「まあそんなに謙遜するなって、明日も頑張れよ 」

「うん、ありがとう(-∀-`) 」

「先風呂入って来いよ」

「一緒じゃなくてもいいの?」

「一人の方がゆっくり入れるだろ?」

「そうだね、陽菜と入ると・・・ 」

「なんだよ・・・ 上がる前に一声かけてくれよな」

「うん!」

何でだろ?入ってくるのかな?

ゆっくりぬくもって

「陽菜ーもうすぐ上がるよ〜」

「おぉー」

・・・・・・・・あれ?入ってこないのかな?

髪も乾かして部屋の戻ると、あれ?陽菜がいない

部屋のドアが開き

「おっ!丁度いいタイミングか?眠りやすいように
ホットミルク作ってきてやったぜ 」

「わぁーありがとう♪ もしかして・・・・」

「そう、俺様が作ってやったんだからゆっくり味わって飲めよ(бвб) 」

偉そうな口調なのに少し照れながら言う陽菜

「うん(-∀-`) 」

カップを受け取りソファーに座ってフーフーしていると

「子供みたいだな(笑)」

「だって熱そうなんだもん 」

「アハハハ!俺風呂入ってくるけど先に寝てていいからな」

「まだ時間早いし待ってる」

そうかって、嬉しそうにバスルームに入って行った

もう熱くないかな・・・そっとカップに口を付けてすすると・・・

「美味しい 」

少し甘くしてあって体の芯から温まって行く感じがした

ゆっくり味わって飲んでいると

カチャッ

「はやっ!しっかりぬくもらなきゃ風邪ひくよ(笑)」

「ひいたら優子に看病してもらうから嬉しい 」

「もう・・・ 陽菜も何か飲む?作ってくるよ」

「俺はいい、さっさと寝ようぜ」

残ったミルクを飲みほしてベットに入るといきなりキスしてくる陽菜

「赤ちゃんの味がする(笑) 」

「だってミルク飲んでたもん・・・陽菜ありがとう、凄く美味しかったよ
体だってポカポカ♪ 」

「優子は俺の湯たんぽだからな 」

「なにそれ(笑)」

「明日も頑張れよ(бвб) 」

「うん、これで頑張れる(´-∀-)」

おでこにチュッてしてくれて

「お休み(бвб)」

「お休み陽菜(´-∀-)」

陽菜の匂いに包まれて眠りについた

Y スレチガイ 51 最終話

「これはここに置いて、あ、それは向こうの部屋ね(бвб)」

「みんな手伝ってくれてありがとう(´-∀-)」

「別にええけどいつの間に付きあっとったん?
うちはてっきり佐江と小嶋さんが・・・」

「由依(怒)」

「あ、ごめん」

「私もそう思ってたんだからみんなだってそう思うよね(汗)」

「でも、良かったじゃん」

「有難う才加には一番迷惑かけたよね」

「佐江、大変やってんで夜中に電話かけて来たと思ったら
ワンワン泣いて付き合ってないけどフラれた〜て泣きよんねん
なんのこっちゃわからんかったわ(笑)」

「うちにもかかってきましたわ」

「うん・・・佐江には二人で言いに行ったから・・・
私達を送り出した後号泣してみんなに電話かけまくってたみたいだね(汗)」

「佐江はわかってたみたいやで」

「何を?」

「二人が引っ付くんちゃうか思って
小嶋さんを必死に繋ぎ止めてたって言ってた」

「そっか・・・・」

「気づいてなかったのは二人だけだったって事だな」

「どう言う事?」

「みんななんとなーく気づいとったって事」

「うそ・・・」

「見てたら分かるって、佐江が甘える度に
辛そうに眉毛下げて見てる優子と
優子が話しかける度に愛おしそうな目で見てた小嶋さん
すぐわかるのにこいつら何やってんねん!みたいな?(笑)」

「それなら言ってくれたらよかったじゃん」

「それは部外者が言う事じゃないだろ
私らには佐江も優子も仲間なんだから
どっちの味方も出来ないんだよ」

「そうだよね・・・才加にはホント感謝しかない」

「でもさ・・・付き合ってから早くない?
よく一緒に住むって決心したよな」

「決心と言うか・・・ねぇ(汗)」

「まあ、小嶋さんに言われたら嫌とは言えないよな(笑)」

「ちょっとー陽菜がまるで無理やり押し付けたみたいに
聞こえてきたんですけど(怒)」

隣の部屋から戻ってきたこじぱ

「す、すいません(汗)」

「しゃべってないでこっちも手伝ってよ」

「はーい」

そう言うとまた隣に戻って行くこじぱ

「なんか新婚さんみたいやね」

「ある意味新婚だからね(´-∀-)」

「くそー惚気やがって(笑)」

段ボールの中身全部出しといて、そう言って隣の部屋へ行く


「優子の苦労はみんな知ってるからさ
幸せになってくれてうれしいよ」

「そやな、うちもそう思う」

「これからもヘタレな優子を同期みんなで見守って行ったろや」

「ああ」



「チッ、全部聞こえてるっちゅーの(笑)」

「いい友達だね(бвб)」

「うん、最高の親友達なんだ(´-∀-)♪」

「いいなー陽菜、同期がいないから・・・」

「なんで?、みんなこじぱのこと大好きだしそれに・・・私がいるじゃん(つ∀-`) 」

「・・・そうだね、陽菜のそばには優ちゃんがいてくれるもんね(бвб)」

「アハッこじぱが嫌になるまで側にいるよ」

「むぅ・・・嫌になんかなかなるわけないし」

「私だってずっと諦めようと思ってたのにあきらめられないくらい
好きだったんだから例え捨てられてもずっと好きだからね!」

「だ・か・ら、陽菜も優子の事ずっと好きだったんだから
捨てるなんてありえない!」


「コホン・・・・あ〜・・・もういいですか(笑)」

「やだー盗み聞き?(怒)」

「いや、あんなけ大きい声でイチャつかれたら
嫌でも聞こえますやん(汗)」

「あぁー・・・(бвб)」

「他にすることありますか?」

「んー後は優子がしてくれるからいい、ご飯食べに行こっか(бвб)」

「うえっ、こじぱ?」

「陽菜明日から学校始まるし、ほら優子バイトだし片づけ上手だし
いいでしょ?ねっ(бвб)」

「う、うん・・・・仕方ないなー」

「あぁー我らがキャプテンが掌で転がされてるー(笑)」

「これがホントの私だから(-∀-`) 」

「もういいじゃん、何食べたいの?」

「肉!!」

「だめー(бвб)」

「え?何でですか」

「優子があんまり好きじゃないから」

「大丈夫だよ、少しなら食べれるし魚介類だってあるし」

「優子がそう言うんだったら良い」

「なんや話だけでお腹いっぱいになって来たわ」

「じゃーバイバーイ(笑)」

「いや、例えですやん(汗)」

「うそでーす(бвб)」

「小嶋さんてこんなに面白い人だっけ?」

「実はこじぱってお笑い好きなんだよねー(-∀-`) 」

「イメージ・・・」

「もう、陽菜の事はいいから行こ」

「はーい!」


お互いの気持ちを確かめ合った日から
やっぱり思った事は言葉に出さないとわかんないよね
て、なってこしょばい事だって言い合うようになったら

もっともっと好きになっちゃって・・・

たまに苦しい時がある・・・

そんな時は言葉に出してないのに気づいてくれるこじぱ

何でわかるの?て聞いたら顔見てたらわかるよって・・・

私そんなに顔に出てるのかな?
みんなの前では気を付けなきゃ(汗)

「はい、優ちゃん焼けたよ(бвб)」

「あぁー!今優ちゃんていわはりました?」

「あっ・・・・(汗)」

そう、実は2人の時だけ優ちゃん(бвб)、にゃんにゃん(-∀-`)
て呼び合うようになってたんだけどみんなの前では恥ずかしいから
止めようねって言ってたのについ出ちゃったみたい(汗)

「てか優子顔デレデレやし(笑)」

「な、・・・いつもこんな顔だよ」

「普段からそんな顔してたら捕まりますわ」

「まあ、まあ、二人が幸せなんだからいいじゃん
私らは見守ろうって言っただろ」

「さすが才加!」

「そんな事より来年こそ優勝したいから
練習時間もっと増やそうと思ってる」

「・・・・・・・・陽菜ピッチャーだから別メニューでいいです」

「ダメでっすよ、小嶋さんはうちの四番でもあるんですから」

「えーん優ちゃーん(бвб)」

「あかん、どんな話になっても二人の世界に引きづり込まれる(汗)」

「当たり前だし(бвб)」

『小嶋さん最強(笑)』


すっかり私達になじんだこじぱを見ながら幸せだなーて考えてたら

フフって笑って頭を撫でられ、顔が熱くなりまたからかわれるの繰り返し

終わんないじゃん(笑)

この幸せがいつまでも続いたらいいなー(-∀-`)
そして佐江にもみんなにも幸せが訪れますように

大好きにゃんにゃん♪



ん?陽菜も〜(бвб)



Fin

続きを読む
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2015年11月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
アーカイブ
カテゴリー