優子
無理しないようにしなくちゃ
「あっちゃんおはよう!」
「優子昨日帰りだるそうだったのに1日で治ったの?珍しいじゃん」
「あっ・・・うん(汗) まだ本調子じゃないけど薬が効いたみたい 」
「えっどこの薬?教えて!」
「えーと・・・いつもの処方してもらってる薬・・・かな、アハッ(´-∀-)」
「ふーん・・・何かあったんだね・・・」
「お願いだから聞かないで(汗) 」
「アハハハ、わかってるよ(笑) 」
「優子、あっちゃん!おはよう 」
「みーちゃんおはようー」
「二人とも受験勉強ははかどってるかな 」
「みーちゃんはいいよね、推薦あるしそんなに勉強しなくてもいいじゃん 」
「みーは一般人だからね 」
「あつ子も一般人だよ!」
「でも将来わかんないじゃん、麻里子は長男だしさ!」
「長男だからわかんないんだよ、跡を継がないといけないし・・・」
「あっちゃん・・・」
「もう!優子眉毛下げすぎ 」
「だって・・・篠田先輩きっと考えてくれてるよ 」
「そうかなーでも、会社の話とか将来の夢とか聞いたことないし・・・
陽菜はいつも言ってるでしょ?」
「うん・・・言ってくれるけど・・・」
「だから、眉毛!(笑)」
「ごめん・・・」
「なんで優子が謝るのさ!私も最近割り切って付き合ってるしね 」
「ううぅぅ・・・あっちゃん(涙) 」
凄く悲しくなってあっちゃんに抱き付くと背中をトントンしてくれた
「なんで優子が泣くかな(笑)」
「みんな幸せなんだと思ってたから・・・グスッ」
「今は幸せだよ、将来の事なんてまだ誰もわかんないでしょ」
「そうだけど・・・」
「大学もほとんどがばらばらだし、佐江も遠くに行っちゃうでしょ?」
「あっ!今、佐江って聞こえたぞー」
「おはよう!」
「佐江、たかみなおはよう」
「あれ?優子なんで泣いてるんや?」
「んー何でもないよ」
「旦那にいじめられたのか 佐江が殴りに行ってやるから元気出せ!」
「アハッ(´-∀-)佐江ありがとう♪ 」
今度は佐江に抱き付くと頭をポンポンしてくれた
「みーちゃんさっきから何してるんや?」
「ん!?感動のシーンを記録に収めてる!的な・・あはは(汗) 」
「・・・・なんかおかしいやろ 」
「うえっ///おかしくなんてございませんわよ」
「目が泳ぎまくってるし、言葉変だし・・・もしかして誰かに送るとか?」
「えー・・・お金の為にみーがそんなことするわけないじゃん(汗) 」
「はっはーん・・・お金の為に友達を売ってるのか 」
「ぐふっ・・・バレタラ仕方がねえ・・・もう送信済みですぜ旦那 」
「はい、みーちゃんアウト!さよなら」
みんなが わちゃわちゃやってる間に背中がぞくっとした・・・
また風がぶり返したのかな?
「わーんごめんなさい、だって報告しないと
お前だけグアム連れて行かないって言われたんだもん 」
「やっぱり陽菜か・・・どこまでやきもちやきなんだよ (怒)」
「全部把握してないと嫌なタイプなんだね」
「独占欲ありすぎなんだよ 優子も疲れるだろ?」
「そんな事ないよ、陽菜といると疲れることもするけどすっごくやさしいもん」
「優子はMだからな(笑) 」
「そんな事ないやい(ブー)」
「自分ではわかんないだけだって(笑) 」
そうなのかな・・・普通だと思うんだけどなー