イシャラブ 26 Y

シャワーを軽く浴びてからフロントに電話しショップの場所を聞いて
部屋を出ようとしたら

「Where are you going?」

ドアの横にボディーガードが立っていた

「ドレスを買いに行くんだよ、持ってきてないからね」

「私が車でお連れします」

「そっか助かる、タクシーで行こうと思ってたからね
場所わかる?」

住所を書いた紙を渡すと

「地図は熟知しておりますのでお任せください」

クイクイと後ろから私の服の端を引っ張る陽菜に

「この人が連れて行ってくれるって
どうやら私達専用のボディガードみたい」

「この辺そんなに危ないの?」

「この辺は安全なはずなんだけどねー」

いったい患者はどういう人物なんだろうか・・・

マフィア?なーんて事はないか
わざわざコペンハーゲンまで来ないだろうし(笑)

大体の見当はついてるけどね
どこの国でも派閥争いはひどいから

日本ぐらいじゃない?命にかかわらない争いは(笑)

ショップで派手でもなく地味でもないドレスを選び・・・
陽菜には少しだけそそるのを選んだけどね

あ、それと脱がせやすいドレス?

もちろん私が・・・・(-∀-`)

「・・・・顔、キモいんだけど(怒)」

「コホン、上司に向かってキモイは失礼だよ」

「こんな時だけ上司とかありえないんだけど
もう、優子でいいや
優子もそう言う服着ると女性に見えるね」

「白衣着てたって女性だよ触ってみる?」

手を取って胸へ誘導すると

「そんなところがオヤジなの(怒)」

「アハハ褒めてくれてありがとう(笑)
ちょうど良い時間だ、どこに行くのか聞いてないけど
連れて行ってくれそうだからこのまま行こう」

中に入らず外で待っているお兄さんに・・・

「名前なんて言うの」

「・・・ブース」

「OKブース食事の場所知ってたらこのまま連れて行ってくれる」

「かしこまりました」

陽菜と後部座席に乗り込み少し化粧直し

「え?化粧してたんだ(汗)」

「失礼な、これでも一応レディなんだから
ナチュラルメイクしてたよ
陽菜は・・・・よくわかるけどね(笑)」

「むぅ・・・化粧お化けって言いたいんでしょ(怒)」

「大丈夫、ナースの子たちより薄いから(笑)」

「なにそれー(笑)」

車が止まりドアが開いた

「ここは・・・」

どう見てもレストランやホテルでもなくて

「家?」

「どうぞ、ジェーン様もお待ちです」

玄関には執事がいて案内される

「ワァーオ♪ビューティフォー、アイ ラブ ユウ ユウコ♪」

抱き付いてくるジェーン

「ハルナは・・・・うん、良いからだしてるねやっぱり第二夫人に・・・」

「もういいから、で、こちらの方たちは?」

「名前は言えないけど患者はこのご夫婦の息子さんなんだ」

上品な老夫婦と綺麗な女性・・・たぶん奥さん

「ユウコオオシマです、こちらは助手をしてもらうハルナコジマ」

「よろしくお願いします」

私達の手を取るとしっかり握りしめ
お願いしますと必死に訴えてきた

「出来る限りの事はさせていただきます」

そう言うと安心したような顔をして

「食事を用意してますのでどうぞこちらへ」

大理石の床で広い吹き抜けの玄関を歩き奥のドアへ

そこはダイニングルームでテーブルの上には
お皿とナイフやフォークがセッティングされていて
こちらへお座りくださいと促された

出て来たのは高級レストランに見劣りしない料理の数々

高級ワインも出てきて陽菜はご機嫌

「美味しい♪お肉柔ーい!あ、これトリュフだ♪」

久しぶりに食べる高級食材にテンションMax(笑)

「ユウコも飲みなよ」

「十分にいただいてるよ」

「これも珍しいんだぜ」

何故か必死に飲まそうとするジェーン

「私がアルコールに強いの知ってるでしょ」

「うっ・・・そうだった・・・」

しゅんとするジェーン
酔わせて何をしようとしてたんだか(笑)

「ふふふジェーン可愛いー(笑)」

「そ、そうかハルナこのワインも美味しいよ」

今度は陽菜に乗り換えたな

「陽菜、その辺で止めとかないとおいて帰るからね」

「やだー、もう飲まないから連れて帰ってね(бвб)」

そんな可愛い顔で訴えられたら・・・・

ハッとして横を見たらデレッとしてるジェーン

やばい・・・これはヤバいんじゃないか(汗)

「そろそろ失礼したほうがいいんじゃないかジェーン?」

「え?・・・そうだなもうこんな時間か」

老夫婦と夫人にお礼を言い挨拶をすると
また手を握られお願いされた

「では明日病院で」

そう言って車に乗り込む・・・ん?

「ジェーンは向こうの車だろ」

「良いじゃないか僕は真ん中に座るから
両端にユウコとハルナが座るといい」

そんな事さすわけないだろ

「この車に乗りたければ前に座るしかないよ
嫌なら自分の車で帰りな」

「くっ・・・前は僕の乗る場所じゃない
明日の打ち合わせとかあるから帰ったら僕の部屋に」

「行くわけないでしょ、陽菜酔っちゃってるし話は明日朝聞くから」

「はぁ・・わかったよ今日はあきらめてやる」

「なんか言った?」

「グッナイユウコ」

「グッナイジェーン」

渋々自分の車に乗り込み帰って行った

「ブースゆっくり安全運転でたのむね」

「かしこまりました」

同じホテルだから少しでも遅い方が会わなくていいからね(笑)

イシャラブ 25 H

空港で待っていたのは黒髪で少し黒い顔をしたイケメンで
いきなり優子に抱き付いてスキンシップ?していた

英語で話してるんだけど早すぎて聞き取れない(汗)

「優子」

圧倒されていて心細くなったからなのか
大島先生ではなく優子という言葉が口から出て
自分でも驚いちゃった

紹介されたのは・・・
石油王の息子?第一夫人?

いったいどれだけの人に求愛されてるんだろうか・・・
まだまだ出てきそうで怖い(汗)

外に出ると黒塗りの大きな車が止めてあって
後部座席のドアを開けてくれたから乗り込もうとしたら

「付き人は助手席へ・・・」

アテンダントとpassenger seatて言う単語が聞き取れたから

「付き人じゃないし(怒)」

て言うと、優子が通訳してくれて

その後丁寧でゆっくりな英語で話してくれたから
聞き取る事が出来て助手席に座った

それから少しすると後ろで話が始まり・・・
バックミラーに映る優子の顔を見ていたら
どんどん険しいものになって行くから
必死に聞き取ろうとしても要所要所しか聴き取れなくて

弱点という単語を聞き取れた時こめかみに冷たい感触が・・・

嘘でしょ・・・これってドラマの撮影か何かなの?

陽菜死ぬの?

こんな事なら結婚するまで処女を守るなんて言わなければよかった(涙)
もっともっと色んなことを・・・(涙)

願望が脳裏を駆け巡り最後に

パパ先に逝ってごめんねって思ったとき
こめかみから感覚がなくなり目だけで横を見ると
視界に入る物はには何もなかったから
フゥーと息を吐くと何かが肩に触れ
またビクンと体を震わせる

でもすぐ優しく撫でられているんだとわかり
見なくてもだれだかわかった

すぐに手は離れてしまったけど
感触がいつまでも残っていた

ここは外国なんだ・・・
こういう事なんてきっと日常茶飯事にあるんだ!

自分にそう言い聞かせ下を向きながら心を落ち着かせる

少しすると車が停まりボーイさんがドアを開けてくれたから
ホテルに着いたんだと分かった

立派な玄関を見上げていると不意に手を握られ

「大丈夫だから」

そのまま陽菜の手を取り中へ入って行く優子

ジェーンについてエレベーターを上がって行くと

「ハルナはこのルームね」

ボーイさんがカギを開け荷物を運びいれてくれたんだけど・・・
陽菜のだけ?

「私の荷物もここに入れて」

優子が自分の荷物を指さし指示してる

「ノー、ユウコは僕と一緒でしょ」

「いい加減にしないと切れるよ(怒)」

「オゥ、ジョークよジョーク(笑)」

手を上に向けおどけて見せるジェーン

「陽菜先に入ってて」

私を先に部屋の中へ入れ少し話すと中へ入って来た

「大丈夫?」

「うん、なんかあり得ないことだから夢みたいで
現実味が無い・・かな・・・」

「もう絶対にあんなことはさせないから」

「この話、大丈夫なの?」

「あまり詮索しない方がいい、
手術を終えたらすぐ帰国しよう」

「わかった」

「夕食を一緒に食べることになったから
ドレスアップしないと何だけど持ってきてないよね」

「普通の服しか持ってきてないよ、優子は?」

「私もなんだよねー・・・仕方ない調達しに行こう」

「もしかして買いに行くの?」

「それしかないでしょお金はジェーンに出して貰う(笑)」

「出してくれるの?」

「滞在中これを使えってカード貰ったから
これでお土産も買っちゃおう(-∀-`) 」

「使ってもいいの?」

「お金は腐るほどあるからね
欲しい物あるなら今の内だよ(笑)

「うそ・・・じゃーブランドのバックでもいい?」

「いいよ」

「やったー!ずっと欲しいのがあったんだよね
何処に売ってるか調べなきゃ(бвб) 」

「まあ、最低でも一週間は、いるから
ゆっくり探すといいよ」

「はーい♪」

どれにしようかなー
買ってくれるんだったら大きめのバックにしようかな?

はぁー怖い思いしたけど来て良かった(*´▽`*)











イシャラブ 24 Y

「へい!ユウコ♪」

「ゲッ・・・(汗)」

やられた・・・篠田の野郎(怒)

あっという間に駆け寄ってきてハグして頬をスリスリしてくる

「ちょっと離して」

「嫌だね、すぐ逃げるだろ」

「当たり前だろ引っ付きすぎなんだよ(怒)」

「だって丁度いい肉付きで抱き心地抜群なんだもん♪」

「あのう・・・」

「ワーォ!ビューティフル♪
でもユウコの方がプリティで好きだよ」

「取り合えずは・な・れ・て」

チェッと拗ねるように言うと離してくれた

「こいつはアメリカの病院で同僚だったジェーン
ドバイの石油王の息子」

「すごい・・・」

「初めまして、君なら第二夫人にしてあげるよ
もちろん第一夫人はユウコだけどね♪」

「そうなの?」

「そんなわけないでしょ(怒)
で、どう言う事か説明してもらおうか」

「取りあえず車に乗って、ホテルへ行くから
話はそれから、ね」

可愛くウインクしてもダメだから(怒)

「あ、お嬢さんは付き人でしょ前に乗って」

「はぁ?付き人じゃないし(怒)」

キョトンとしてるジェーンに英語で説明する

「この子は今同じ病院で働いていて私が指導してる外科医」

「指導してるって事は未熟なんだろ、何で連れてきた?」

「勉強の為・・・かな」

「ふーん・・・・お嬢さん名前は?」

「そんな事はどうでもいい、何故お前がここにいるのか説明しろ」

「そんな事ってひどいじゃないですか(怒)
小嶋陽菜ですよろしくお願いします」

「ハルナねジェーンだよろしく
ユウコに話があるから前に乗って貰えるかな」

「わかりました」

後部座席に二人で座り車が動き出すと

「患者の名前もどういう人物かもユウコは知らなくていい
ただ、病気を治してくれればいいんだ」

「ジェーンが担当してるなら私が出る幕無いでしょ」

性格はこんなだけど腕は私と優劣付けれないぐらいいい腕をしている

「僕はその病気に直接かかわったことが無いんだ」

「それなら私にもないんじゃ」

「いや、ユウコは一度だけ執刀している
僕はそれを見ていたからね」

「・・・・まさか・・・・」

「僕の診断ではそのまさかなんだ
だからユウコを呼んだ
まあ、僕が直接呼んでも来てくれないだろうから
根回しはしたけどね(笑)」

おそらく最新医療器具で副院長を釣ったんだろう
それくらいのお金ジェーンにはどうって事ない金額だから

「私が出来たんだからジェーンだって出来ると思うよ
誰でも一度目は来るんだから」

「だめなんだ、このオペは絶対に失敗できない
しちゃいけないんだ」

「なのに患者の情報を何も教えてくれないのか?」

「そうだ、この事は数人しか知らない」

「そんな危ないのなら尚更受ける事は出来ないね」

「そんな事言ってもいいのか?」

「どういう意味だよ」

「さっきユウコの弱点見つけたんだけど」

「ふっ、私に弱点なんてないね」

「そうかな(笑)」

「ゆう・・・こ(汗)」

呼ばれて前を向くと陽菜のこめかみには・・・

「何してんだよ(怒)」

ジェーンを見ると顔つきが変わっていて

「もちろん殺したりはしないよ捕まるのは嫌だからね
ただ、ユウコの返事次第ではどうにでも出来るって事(笑)」

「くっ・・・・わかったよ」

そう言うといつもの優しい顔に戻り

「サンキューさすがマイ、ハニー」

そう言って抱き付いて来た

あいつのせいで厄介な事に巻き込まれたじゃないか
帰ったら覚えとけパンダ野郎(怒)








イシャラブ 23 Y

一日一便しかないコペンハーゲンまでの直行便

チケットはビジネスクラスでホテルは・・・

「空港についたら迎えが来てると思うから
その人に連れて行ってもらって(*`ω´)」

ホントにいい加減な人間だと思う
この病院もあの人の代で終わりだな(汗)

「陽菜こっちこっち」

「大島先生(汗)」

「今は優子でいいよ」

「そんなわけにはいきません!」

まあいいけどね

「どこ行くんですか」

「ラウンジだよビジネスクラスはラウンジが使えるんだ」

へえーと言いながら感心してる陽菜

「あれ?病院のお嬢様なのにビジネス乗ったことないの」

「友達との旅行にそんな高い席に乗れません(怒)」

「アハハ確かにそうだ
この飛行機はビジネスまでしかないけど
今度違うとこに行く時はファーストクラスに乗せてあげる」

「うそ!やったー♪・・・・ん?今度とかあるんですか?」

「個人旅行(-∀-`) 」

「そんな旅行しません(怒)」

「全部出してあげるよ」

「・・・・・・・」

「今、悩んだでしょ(笑)」

「そ、そんなことありません(汗)」

かわいいなーもう(-∀-`)

ラウンジで無料の料理を食べ搭乗

ウェルカムドリンクには特別な高級ワイン
フライトは12時間弱だから寝るまで飲んでても大丈夫

「陽菜も飲んだらいいよこんなワインめったに飲めないから」

コクント頷くとグラスを口へ運び一口飲む

「美味しい(бвб)」

「でしょ、色んなアルコールがあるから少しずつ試すと良いよ
でも飲みすぎないようにね」

て言ったのに・・・・・

「飲みすぎ(汗)」

「だってぇー美味しいんだもん♪

あぁーこの映画見たかったやつだー♪
こっちもある・・うーんどっち見ようかなー(бвб)」

ご機嫌の陽菜
お酒飲むと一段と甘えたごえになり
それでいて陽気になるんだね(笑)

「すいませんミネラルウォーターを下さい」

CAさんが持ってきてくれたのを陽菜に渡し

「これ飲んでから映画見て」

「はーい(бвб)」

飲んでる方が素直なんだね

結局10分と見ずに寝てるし(笑)

シートを倒し毛布を掛けてあげる

「枕をお持ちしましょうか」

「お願いします」


それから三時間後

むくっと起き上がると立ち上がろうとしてるから

「どうしたの?」

「んん・・・・オシッコ」

おしっこって・・・(笑)

「こっちだよ」

まだふらつく陽菜をトイレまで連れて行く

「大丈夫?一緒に入ろうか」

「・・・・バカなの(бвб)」

「アハッ連れションとか?」

「むぅ・・・早く閉めてよ漏れちゃう(怒)」

「漏らさないようにね(笑)」

「バーカ」

ベーと舌を出しながらドアを閉める陽菜

ドアの外で待っていると

「どうかされましたか?」

「連れを待ってるだけです」

「何かありましたらお声かけください」

「ありがとうございます
あ、お水を席に持って行っておいてください」

「かしこまりました」

もちろん英語だよ
さすがCAさん背が高くてスタイル良くて美人さん(-∀-`)
まあ、陽菜も負けてないけどね

そんな彼女は中ではドタバタ暴れてる?

カチャッと開いて出てくるなり

「もう、トイレ狭い(怒)」

そりゃー飛行機の中だからね(笑)

支えながら席に戻り持ってきてもらっていたお水を渡すと
一気に飲み干しまた寝る体勢に入った

「あと1時間ほどで夕食だからね」

「ん・・・・・・」

聞いてるのか聞いてないのか
一言だけ言うとまたスースー言いだした

これ絶対に時差ボケするフラグだな

まあ着くのは夕方だし
病院は次の日に行くからいっか(笑)


結局機内食を綺麗に平らげ
またその時にワインを飲み
殆ど寝ていた陽菜

絶対に夜寝れないね(笑)

「ん〜ん気持ちい(бвб) 」

飛行機を降り伸びをして体を伸ばしてる

「迎えの人わかりますかね」

「プラカードでも持ってんじゃない?」

「なんか恥ずかしいかも(бвб) 」


そんな心配は無用だったみたいだ・・・





イシャラブ 22 H

「大島先生なんだかんだ言ってもかっこいいし
患者さんの事よく見てるよね(ΘωΘ) 」

確かにそうだ、いつもふざけたりしてるのに
患者さん一人一人の事をよく見てるし
性格までしっかり把握してる

・・・・やっぱりまだまだ追いつけないか・・・

「これから副院長室へ行って詳しい話を聞くから
小嶋先生もついて来きなさい」

「わかりました
みーちゃん、何かあったら内線かけてね」

「はーい、いってらっしゃい」

みーちゃんもいい看護師なんだけど
軽いのがたまにきず・・・・

「コンコン、大島です」

「どうぞ(*`ω´) 」

「失礼します」

「あれ?小嶋先生もきたんだ」

「一度で済みますから」

「だーね(笑)」

「で、いつ出発すればいいんですか?」

「早ければ早いほどいいんだけど
ゆっぴー、大きなオペが控えてるでしょ」

「はい、木曜日と来週の火曜日に」

「それが終わり次第飛んでくれるかな」

「アフターケアはどうしましょうか」

「助っ人の先生にオペを見せるから
大丈夫でしょ(*`ω´) 」

そんな簡単なものじゃないんだけど・・・
まあ、大島先生のオペは完璧だから大丈夫か

「では水曜日の便を手配すればいいんですね」

「あー・・・チケットとホテルはこちらで用意するから
私の個人的な頼みだしね(*`ω´)」

「そうですか・・・ホテルは一部屋でかまいませんので」

「え?(бвб)」

「そうだね同性だし打ち合わせもしやすいだろうし」

「はい」

嘘でしょ・・何日滞在するかわかんないのにずっと同じ部屋なの(汗)

「それと予習をしていきたいので病名を教えていただきたいんですが」

「あれあれ?大島先生たるもの予習なんて必要あるんですか(笑)」

「私じゃ無くて小嶋先生にしておいてもらわないと
役に立たなくて足手まといになると困りますので」

むぅ・・・そこまで言わなくてもいいじゃん(怒)

「アハハハなるほどね、実は私も知らされてないんだよ
先入観無しで診て欲しいという事だから」

「・・・・・わかりました、では失礼します」

「失礼します(бвб) 」

頭を下げ部屋を出る

「という事だから水曜日までにしっかり荷造りしといてね
なんなら手伝いに行ってあげようか(-∀-`) 」

「結構です!自分で出来ますから」

「あっちは夏でも涼しいから
上から羽織る物を持って行っといたほうがいいよ」

「ありがとうございます・・・」

急に優しくなるから調子が狂う

「あ、居た」

「みーちゃんどうした」

「交通事故の患者さんが運ばれてくるので
よろしくお願いします」

「わかった、小嶋先生行くよ」

「はい」

取りあえず出発までに少しでもレベルをあげておかなくちゃね
カレンダー
<< 2016年09月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
アーカイブ
カテゴリー