スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

イシャラブ 24 Y

「へい!ユウコ♪」

「ゲッ・・・(汗)」

やられた・・・篠田の野郎(怒)

あっという間に駆け寄ってきてハグして頬をスリスリしてくる

「ちょっと離して」

「嫌だね、すぐ逃げるだろ」

「当たり前だろ引っ付きすぎなんだよ(怒)」

「だって丁度いい肉付きで抱き心地抜群なんだもん♪」

「あのう・・・」

「ワーォ!ビューティフル♪
でもユウコの方がプリティで好きだよ」

「取り合えずは・な・れ・て」

チェッと拗ねるように言うと離してくれた

「こいつはアメリカの病院で同僚だったジェーン
ドバイの石油王の息子」

「すごい・・・」

「初めまして、君なら第二夫人にしてあげるよ
もちろん第一夫人はユウコだけどね♪」

「そうなの?」

「そんなわけないでしょ(怒)
で、どう言う事か説明してもらおうか」

「取りあえず車に乗って、ホテルへ行くから
話はそれから、ね」

可愛くウインクしてもダメだから(怒)

「あ、お嬢さんは付き人でしょ前に乗って」

「はぁ?付き人じゃないし(怒)」

キョトンとしてるジェーンに英語で説明する

「この子は今同じ病院で働いていて私が指導してる外科医」

「指導してるって事は未熟なんだろ、何で連れてきた?」

「勉強の為・・・かな」

「ふーん・・・・お嬢さん名前は?」

「そんな事はどうでもいい、何故お前がここにいるのか説明しろ」

「そんな事ってひどいじゃないですか(怒)
小嶋陽菜ですよろしくお願いします」

「ハルナねジェーンだよろしく
ユウコに話があるから前に乗って貰えるかな」

「わかりました」

後部座席に二人で座り車が動き出すと

「患者の名前もどういう人物かもユウコは知らなくていい
ただ、病気を治してくれればいいんだ」

「ジェーンが担当してるなら私が出る幕無いでしょ」

性格はこんなだけど腕は私と優劣付けれないぐらいいい腕をしている

「僕はその病気に直接かかわったことが無いんだ」

「それなら私にもないんじゃ」

「いや、ユウコは一度だけ執刀している
僕はそれを見ていたからね」

「・・・・まさか・・・・」

「僕の診断ではそのまさかなんだ
だからユウコを呼んだ
まあ、僕が直接呼んでも来てくれないだろうから
根回しはしたけどね(笑)」

おそらく最新医療器具で副院長を釣ったんだろう
それくらいのお金ジェーンにはどうって事ない金額だから

「私が出来たんだからジェーンだって出来ると思うよ
誰でも一度目は来るんだから」

「だめなんだ、このオペは絶対に失敗できない
しちゃいけないんだ」

「なのに患者の情報を何も教えてくれないのか?」

「そうだ、この事は数人しか知らない」

「そんな危ないのなら尚更受ける事は出来ないね」

「そんな事言ってもいいのか?」

「どういう意味だよ」

「さっきユウコの弱点見つけたんだけど」

「ふっ、私に弱点なんてないね」

「そうかな(笑)」

「ゆう・・・こ(汗)」

呼ばれて前を向くと陽菜のこめかみには・・・

「何してんだよ(怒)」

ジェーンを見ると顔つきが変わっていて

「もちろん殺したりはしないよ捕まるのは嫌だからね
ただ、ユウコの返事次第ではどうにでも出来るって事(笑)」

「くっ・・・・わかったよ」

そう言うといつもの優しい顔に戻り

「サンキューさすがマイ、ハニー」

そう言って抱き付いて来た

あいつのせいで厄介な事に巻き込まれたじゃないか
帰ったら覚えとけパンダ野郎(怒)








前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2016年09月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
アーカイブ
カテゴリー