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イシャラブ 15 H

「お疲れ様でした(бвб) 」

日勤が終わり寮へ帰ろうとしたら

「小嶋先生」

「あ、えーと・・・」

「高橋です(汗)」

そうそう、たかみなっていってたっけ

「偶然会ったのも何かの縁なので
食事どうですか?」

優子の学生時代とか恋愛話も聞きたかったから行く事にした

「まずはビールかな、小嶋先生は何飲まれます?」

「私はウーロン茶で」

「飲まないんですか?この間は飲まれてましたよね」

「病院からいつ呼び出されてもいいように
飲まないようにしてるんです」

「さすがですね、いやー尊敬するなー」

大島先生の受け売りなんですけどね(笑)

「乾杯・・・・優子とはどういう知り合いなんですか?」

「聞いてないんですか」

「あいつプライベートはあんまり教えてくれなくてね」

「そうなんですか・・・昔隣の家に住んでたんですけど
たぶん私が5歳くらいの時かなー向こうが引っ越しちゃって
それ以来会ってなかったから私全然忘れていて(汗)」

「そうだったんですね幼馴染だったんだ」

「と言っても小さい時過ぎて私はあまり覚えてないんです(汗)」

「仲良かったかどうかも?」

「仲は良かったと思いますお互い一人っ子で
女の子同士で姉妹みたいな感じかなー
断片的な記憶でしかないですが(笑)」

「あいつは名前と住所を見てすぐわかったみたいですけどね
あ、あの時は本当に申し訳ありませんでした
俺がカギを開けっ放しにしてたせいで(汗)」

「もういいです、済んだことですから」

いまさら文句言っても始まんないし
向こうは知っててした事だから・・・
悪いのは優子だし(怒)

「それよりなんで独立されたんですか?」

「総合病院だと色んな菌を持った人がいるじゃないですか」

インフルとか風疹、いろんな病気の人が来るもんね

「妊婦さんには少しでも安心安全に通って欲しくて
独立したんです」

・・・・いい先生じゃん(бвб) 

「大島先生とは何故仲良くなられたんですか?」

「俺結構引っ込み思案でいじめられてたんですよ
それを女のあいつに助けられて・・・・
正義感が強いって言うか、無謀というか・・・

で、将来医者になりたいって言う夢も同じだったし
考えてる事とかも似ていて話をしてるうちに仲良くなってね」

「それなのに付き合わなかったんですか?」

「あいつとは男と女というより同士みたいな感じかな
それにさっきも言ったけどずっと好きな人がいたみたいで
何度も告られてたけど全部断ってたからなー」

「え?じゃー彼氏いなかったんですか?」

「高校、大学ではいなかったなー
勉強で忙しかったのもあるしね
アメリカに行ってからの事はわかんないけど」

そっか、アメリカで男作って遊んでたんだきっと・・・

「この後もう一軒行きませんか?
良い場所知ってるんですけど」

もう少し話を聞きたかったし
お酒を飲まなければ大丈夫だからついて行くことにした



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