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イシャラブ 25 H

空港で待っていたのは黒髪で少し黒い顔をしたイケメンで
いきなり優子に抱き付いてスキンシップ?していた

英語で話してるんだけど早すぎて聞き取れない(汗)

「優子」

圧倒されていて心細くなったからなのか
大島先生ではなく優子という言葉が口から出て
自分でも驚いちゃった

紹介されたのは・・・
石油王の息子?第一夫人?

いったいどれだけの人に求愛されてるんだろうか・・・
まだまだ出てきそうで怖い(汗)

外に出ると黒塗りの大きな車が止めてあって
後部座席のドアを開けてくれたから乗り込もうとしたら

「付き人は助手席へ・・・」

アテンダントとpassenger seatて言う単語が聞き取れたから

「付き人じゃないし(怒)」

て言うと、優子が通訳してくれて

その後丁寧でゆっくりな英語で話してくれたから
聞き取る事が出来て助手席に座った

それから少しすると後ろで話が始まり・・・
バックミラーに映る優子の顔を見ていたら
どんどん険しいものになって行くから
必死に聞き取ろうとしても要所要所しか聴き取れなくて

弱点という単語を聞き取れた時こめかみに冷たい感触が・・・

嘘でしょ・・・これってドラマの撮影か何かなの?

陽菜死ぬの?

こんな事なら結婚するまで処女を守るなんて言わなければよかった(涙)
もっともっと色んなことを・・・(涙)

願望が脳裏を駆け巡り最後に

パパ先に逝ってごめんねって思ったとき
こめかみから感覚がなくなり目だけで横を見ると
視界に入る物はには何もなかったから
フゥーと息を吐くと何かが肩に触れ
またビクンと体を震わせる

でもすぐ優しく撫でられているんだとわかり
見なくてもだれだかわかった

すぐに手は離れてしまったけど
感触がいつまでも残っていた

ここは外国なんだ・・・
こういう事なんてきっと日常茶飯事にあるんだ!

自分にそう言い聞かせ下を向きながら心を落ち着かせる

少しすると車が停まりボーイさんがドアを開けてくれたから
ホテルに着いたんだと分かった

立派な玄関を見上げていると不意に手を握られ

「大丈夫だから」

そのまま陽菜の手を取り中へ入って行く優子

ジェーンについてエレベーターを上がって行くと

「ハルナはこのルームね」

ボーイさんがカギを開け荷物を運びいれてくれたんだけど・・・
陽菜のだけ?

「私の荷物もここに入れて」

優子が自分の荷物を指さし指示してる

「ノー、ユウコは僕と一緒でしょ」

「いい加減にしないと切れるよ(怒)」

「オゥ、ジョークよジョーク(笑)」

手を上に向けおどけて見せるジェーン

「陽菜先に入ってて」

私を先に部屋の中へ入れ少し話すと中へ入って来た

「大丈夫?」

「うん、なんかあり得ないことだから夢みたいで
現実味が無い・・かな・・・」

「もう絶対にあんなことはさせないから」

「この話、大丈夫なの?」

「あまり詮索しない方がいい、
手術を終えたらすぐ帰国しよう」

「わかった」

「夕食を一緒に食べることになったから
ドレスアップしないと何だけど持ってきてないよね」

「普通の服しか持ってきてないよ、優子は?」

「私もなんだよねー・・・仕方ない調達しに行こう」

「もしかして買いに行くの?」

「それしかないでしょお金はジェーンに出して貰う(笑)」

「出してくれるの?」

「滞在中これを使えってカード貰ったから
これでお土産も買っちゃおう(-∀-`) 」

「使ってもいいの?」

「お金は腐るほどあるからね
欲しい物あるなら今の内だよ(笑)

「うそ・・・じゃーブランドのバックでもいい?」

「いいよ」

「やったー!ずっと欲しいのがあったんだよね
何処に売ってるか調べなきゃ(бвб) 」

「まあ、最低でも一週間は、いるから
ゆっくり探すといいよ」

「はーい♪」

どれにしようかなー
買ってくれるんだったら大きめのバックにしようかな?

はぁー怖い思いしたけど来て良かった(*´▽`*)











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