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イシャラブ 23 Y

一日一便しかないコペンハーゲンまでの直行便

チケットはビジネスクラスでホテルは・・・

「空港についたら迎えが来てると思うから
その人に連れて行ってもらって(*`ω´)」

ホントにいい加減な人間だと思う
この病院もあの人の代で終わりだな(汗)

「陽菜こっちこっち」

「大島先生(汗)」

「今は優子でいいよ」

「そんなわけにはいきません!」

まあいいけどね

「どこ行くんですか」

「ラウンジだよビジネスクラスはラウンジが使えるんだ」

へえーと言いながら感心してる陽菜

「あれ?病院のお嬢様なのにビジネス乗ったことないの」

「友達との旅行にそんな高い席に乗れません(怒)」

「アハハ確かにそうだ
この飛行機はビジネスまでしかないけど
今度違うとこに行く時はファーストクラスに乗せてあげる」

「うそ!やったー♪・・・・ん?今度とかあるんですか?」

「個人旅行(-∀-`) 」

「そんな旅行しません(怒)」

「全部出してあげるよ」

「・・・・・・・」

「今、悩んだでしょ(笑)」

「そ、そんなことありません(汗)」

かわいいなーもう(-∀-`)

ラウンジで無料の料理を食べ搭乗

ウェルカムドリンクには特別な高級ワイン
フライトは12時間弱だから寝るまで飲んでても大丈夫

「陽菜も飲んだらいいよこんなワインめったに飲めないから」

コクント頷くとグラスを口へ運び一口飲む

「美味しい(бвб)」

「でしょ、色んなアルコールがあるから少しずつ試すと良いよ
でも飲みすぎないようにね」

て言ったのに・・・・・

「飲みすぎ(汗)」

「だってぇー美味しいんだもん♪

あぁーこの映画見たかったやつだー♪
こっちもある・・うーんどっち見ようかなー(бвб)」

ご機嫌の陽菜
お酒飲むと一段と甘えたごえになり
それでいて陽気になるんだね(笑)

「すいませんミネラルウォーターを下さい」

CAさんが持ってきてくれたのを陽菜に渡し

「これ飲んでから映画見て」

「はーい(бвб)」

飲んでる方が素直なんだね

結局10分と見ずに寝てるし(笑)

シートを倒し毛布を掛けてあげる

「枕をお持ちしましょうか」

「お願いします」


それから三時間後

むくっと起き上がると立ち上がろうとしてるから

「どうしたの?」

「んん・・・・オシッコ」

おしっこって・・・(笑)

「こっちだよ」

まだふらつく陽菜をトイレまで連れて行く

「大丈夫?一緒に入ろうか」

「・・・・バカなの(бвб)」

「アハッ連れションとか?」

「むぅ・・・早く閉めてよ漏れちゃう(怒)」

「漏らさないようにね(笑)」

「バーカ」

ベーと舌を出しながらドアを閉める陽菜

ドアの外で待っていると

「どうかされましたか?」

「連れを待ってるだけです」

「何かありましたらお声かけください」

「ありがとうございます
あ、お水を席に持って行っておいてください」

「かしこまりました」

もちろん英語だよ
さすがCAさん背が高くてスタイル良くて美人さん(-∀-`)
まあ、陽菜も負けてないけどね

そんな彼女は中ではドタバタ暴れてる?

カチャッと開いて出てくるなり

「もう、トイレ狭い(怒)」

そりゃー飛行機の中だからね(笑)

支えながら席に戻り持ってきてもらっていたお水を渡すと
一気に飲み干しまた寝る体勢に入った

「あと1時間ほどで夕食だからね」

「ん・・・・・・」

聞いてるのか聞いてないのか
一言だけ言うとまたスースー言いだした

これ絶対に時差ボケするフラグだな

まあ着くのは夕方だし
病院は次の日に行くからいっか(笑)


結局機内食を綺麗に平らげ
またその時にワインを飲み
殆ど寝ていた陽菜

絶対に夜寝れないね(笑)

「ん〜ん気持ちい(бвб) 」

飛行機を降り伸びをして体を伸ばしてる

「迎えの人わかりますかね」

「プラカードでも持ってんじゃない?」

「なんか恥ずかしいかも(бвб) 」


そんな心配は無用だったみたいだ・・・





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