安い飛行機を取りホテルは1日だけ
オフィシャルホテルのフォースを予約して
残りの2日はみーちゃんの家に泊めてもらえる事になった


社交的なみーちゃんはすぐに仲良くなり
4人が同じ高校へ通ってるんじゃないの?
と、思われるほど溶け込んでるし
なんなら、私より入り込んでる気がする(笑)


「みーちゃんて面白いよね」

「そうかな普通だよ(ΘωΘ) 」

「優子は真面目なのに気があったんだ」

「こらこら、それはどういう意味かな
この峯岸様が不真面目だって聞こえるけど」

「そう言ったんだから間違いない(笑)」

「なんだとー(ΘωΘ) 」


キャッキャと騒ぐホテルの一室

変わらないみーちゃんにホッとする


「でもさ、チケット取れなくて残念だったよね」

「仕方ないよ、思いついたの遅かったし」

「え〜と実は・・・・」


申し訳なさそうに私たちの目の前に1枚のチケットを出すみーちゃん


「やばいじゃん(汗)申し込んでたの?」

「まぁ・・・そう言う事になるのかな」


歯切れが悪い言葉に何かあるのかなって思ったけど


「みーちゃん行ってきなよ
私達は新宿でブラブラショッピングしてるからさ(-∀-`) 」

「これ、優子にあげる」

「え、いいよ(汗)」

「捨てるの勿体ないしさ
優子こじはるのファンだからあげようと思ってたんだ」

「そう言えば生徒手帳に写真入れてたっけ」

「そうなの(ΘωΘ) ?」

「大事そうに直してたよ(笑)」

「へぇ〜・・・・・」

「か、可愛い人が好きなだけだよ(;´-∀-)」

「みーちゃんの方がセンスありそうだし
ショッピングはみーちゃんの方がいいかも
だから優子は見て来なよ」

「でも、みんな行きたかったんでしょ」

「今回好きなモデルさん出ないし別にいいかなって」

「でも、こじはる出るよ!こじはるは見たくないの?(汗)」

「写真持ち歩いてる優子ほどじゃないから(笑)」

「そう言う事だから目に焼き付けといで(ΘωΘ) 」

「・・・・・ありがとう」


雑誌やテレビ越しじゃない陽菜を
生の陽菜をひと目見て帰るつもりだった・・・・のに