ひと通りの着替えを揃え・・・・
「ねえ、一泊なのに多すぎでしょ」
「次もっていくの忘れても良いように買っておくの」
次って・・・・・来る気満々なんだね(;´-∀-)
席はビジネスクラスしか空いて無くて
席以外はマスクを取らないでねって念を押しておく
小さい空港だから無事合流
バスと電車で帰るはずだったけど
タクシー代を出すからって言うから
四人でタクシーへ乗り込み
みんなを家の前まで送って私の家へ
「どうぞ」
とりあえず居間に座りお茶を出す
「一軒家なんだ」
「この辺マンションとか無いし
賃貸だけど安いんだって」
「優ちゃんの部屋大きい?」
「六畳だったと思う」
「ベッド?」
「ううん、畳だからお布団敷いてる」
「だったら一緒に寝れるね(бвб)」
「う、うん・・・でもお父さんいるし(;´-∀-)」
「公認なんだから良いじゃん」
「でも古いから音響くし(;´-∀-)」
「・・・・・・・寝るだけなのに響くの?」
「あ・・・・・・・」
変なこと考えてた自分を殴ってやりたい
そう思った途端
ニヤッと笑うから
「あぁぁぁー」
「ふふふ相変わらず可愛いね」
「どうせ子供ですよーだ(怒)」
「子供がこんないい体してないよ」
そう言うと近づいてきて肩を押され背中が畳に付く
「夜はおじさんがいて出来ないから今からしよ」
そう言うと返事も聞かず唇を塞いできた
「んっ・・・・ちょっ・・・・・んんっ・・・・まっ」
「止めないよ、今日まで逃げてた罰」
「ここではイヤだしお風呂に入りたい(;´-∀-)」
「お風呂は却下だけど部屋までは我慢してあげる」
玄関をしっかり戸締まり・・・チェーンもかけ帰ってきても
すぐ入れないようにしておく
だって、もし早く帰ってきたら大変でしょ
「ずっと優ちゃん不足だった」
「私だって・・・・考えない日はなかったよ」
「もうひとりで考えて勝手に決めないで」
「うん」
「二人の将来は二人で決めるんだからね」
「うん」
数カ月ぶりに愛され
お風呂にも一緒に入り
ご飯を作って食べる
お父さんは残業で遅くなると連絡が来てたから
二人でマッタリしてたら玄関でドアがガンガンなって
お父さんが叫んでる
「しまったチェーンしたままだった(;´-∀-)」
慌てて鍵を開けに行くと
「俺を締め出すつもりか(笑)」
「ごめん(;´-∀-)遅いって言ってたから
女二人だけだと危ないでしょ」
取り繕った言い訳
「こんばんはお久しぶりです」
「こんばんは・・・・・話はご飯食べてからでいいかな」
「はい」
「お父さんにゃんにゃんは何も悪くないの」
「後から聞くから飯」
「う・・・・ん・・・」
明日朝イチでまた東京に戻ることも言わないといけないし
なるべく機嫌が悪くならないようにご飯の用意をし
食べ終わるまでテレビを見ていた