「にゃんにゃんお昼食べよう(-∀-`)」


いつものように陽菜の教室にやってきて
お弁当を広げ食べてる優ちゃんに


「どうしてクラブ辞めたの?」

「ブハッ・・・・なにいきなり(汗)」

「スポーツ好きじゃん」

「・・・・・だからだよ」

「え?」

「一つに決められないんだよね
だからいろんなクラブの助っ人に行ってるんだ」

「でも練習に行ってないんでしょ」

「土日だけの助っ人だからね」

「そうなの?」

「そうなの(-∀-`)」


なーんだ、そうだったんだ
みーちゃんが変なこと言うから考えちゃったじゃん


「そっか、じゃー休日は会えないんだね(бвб)」


意味なんて無い
無意識に口から出た言葉だった


「え!?会ってくれるの♪」

「え?」

「今の言い方だったらクラブ行かない日は
会ってくれるって事でしょ?」

「陽菜なんて言った?」

「マジですか(笑)
休日は会えないんだねって言ったんだよ」

「あぁぁ・・・だって練習だったら会えないでしょ」

「だ・か・ら!練習無かったら会ってくれるんだよね?」

「うーん・・・そう言う事になるのかな」

「うんうん、そう言う事になるなる(-∀-`) 」

「そっかわかった(бвб) 」

「でね大島さん今週の土・日休みなんだ」

「そうなの?朝起きなくていいし
一日うっくりできるから良かったじゃん」

「う、うん・・・・」


何故か隣で声を押し殺して笑ってるみーちゃんは無視して
とりあえず話が解決したみたいだから
お弁当を食べ始めると


「え、それで終わり?(ΘωΘ) 」

「ん?解決したでしょ」

「陽菜の中では解決したかもしれないけど
あの人見て」


目の前には明らかに落ち込んでる人が一人


「どうしたの?」

「どうしたのって、陽菜が今バッサリ切り捨てたんでしょ(笑)」

「ん?なにを?」

「土日休みだから遊ぼうって言う優子のお誘い」

「遊ぼうなんて一言も言われてないし」

「はぁ・・・そうだった
陽菜には遠回しな言い方はダメだったんだ
ほら、優子もはっきりと言う!」

「・・・・よし!にゃんにゃんちょっと来て」

「え、お弁当(汗)」


腕を掴まれ教室の外へ
そして何故か非常階段の踊り場まで来た

「お弁当まだ食べてないのに(怒)」

「ごめんすぐすむから(汗)」

「むぅ・・・・・で、なに」


急に姿勢を正し真剣な顔をすると


「小嶋陽菜さん、私と付き合って下さい!」

「・・・・・いいよ(бвб) 」

「え!?いいの?本当にいいの?」

「そんな事言うためだけにこんな所へ来たの?
変な優ちゃん、で、どこへ行く?
陽菜はショッピングとかがいいんだけど」

「・・・・・・・違う・・・」

「え?」

「そう言う付き合うじゃなくて・・・
私の恋人になって下さい!」

「陽菜女の子だよ」

「うん」

「優ちゃんも女の子だよね?」

「そうだけど入学した時からずっと好きだったんだ
だから私と」

「ごめん・・・」

「・・・・・アハッそうだよね
ちょっとした冗談だから今言った事は忘れて(汗)
あぁーお腹すいた早く教室戻ってお弁当食べよ」


笑いながら明るく言ってるけど
全然笑えてないよ優ちゃん・・・・


その日から優ちゃんは教室にも
朝のお迎えにも来なくなった