「優ちゃん郵便来てたよ」

「学年同窓会かー
発起人は・・・・わぁみーちゃん(笑)」

「卒業して10周年記念だって(笑)」

「みんな来るかな」

「どうだろう、子育てで忙しい年代だから・・・」

「ごめん・・・・」

「怒るよ(怒)」

「だって、にゃんにゃんの子供だったら
めちゃくちゃ可愛いんだろうなって」

「それは優ちゃんもでしょ
それとも陽菜に飽きて来た?」

「そんな事あるわけないでしょ
逸れこそ怒るよ(怒)」

「陽菜は優ちゃんと一緒にいれて幸せだよ
これ以上の幸せを望んだらきっと神様が許してくれないと思う
あ、でも死ぬ時は陽菜が先に逝くから優ちゃんが看取ってね」

「やだ!陽菜が死ぬところなんて見たくないから私が先に逝く(;´-∀-)」

「だーめ、これは譲れない」

「じゃーどっちが先に死ぬか競争しよう」

「その競争は嫌だ(笑)
それよりどっちが長生きできるか競争しようよ
看取って欲しいけど長生きした方の勝ち(бвб) 」

「えぇぇ・・・それずるいよ
先に逝きたいけど
負けたくない気持ちも沸いてきた(;´-∀-)」

「一秒でも長く生きた方の勝ち(笑)」

「ぜーたいに負けないもんね(-∀-`) 」


負けん気の強い優ちゃんだからきっと陽菜より長生きしてくれるはず
だって死ぬ時は好きな人に見守られながら死にたいでしょ?


「て言うか同窓会の話してたのに
話の内容が代わってるし(бвб) 」

「だーね(-∀-`) 」



二人して出席のハガキを出し

当日も仲良く二人で出かけた



「みーちゃん元気だった〜?(бвб)」

「元気だったぁ〜(бвб) じゃないよ(怒)
あんた達住所は変わるは携帯替えるは連絡付けようが無くて
どれだけ捜したか(怒)実家にも言ってなかったでしょ」

「だってー」


親達は二人の事を認めてくれないから縁を切るまではいってないけど
連絡は絶っていた


「どうやってわかったの?」

「数年前にともちんと会ったでしょ」

「ん?会ってないよ(бвб) 」

「陽菜じゃない、優子!」

「・・・・あぁぁ会った会った
それでお茶して昔話で盛り上がったっけ」

「むぅ・・・陽菜聞いてない」

「言ったよ(;´-∀-)陽菜も会いたかった―て言ってたじゃん(汗)」

「そんな事言ったっけ?」

「言ったよー(;´-∀-)」

「その時に名刺交換して今どの辺に住んでるとか話したでしょ」

「そうそう、中目黒から歩いて五分ほどって話しした
たぶんマンションの名前も言ったかな」

「その情報をもとに探し当ててあげたんだからありがたいと思ってよ」

「ご苦労様です(бвб) 」

「ほんとだよ、この御礼は弾んでもらうからね」

「おいよいよい、騒がしいと思ったら
相変わらずの三人がいたよ(笑)」

「佐江!久しぶり」

「おう、相変わらず元気そうだな」

「佐江ほどじゃないけどね(-∀-`) 」

「よ!」

「才加じゃん!相変わらず二人はつるんでるんだ?」

「まあな(笑)」

「陽菜も久しぶり、相変わらず綺麗だな(照)」

「才加だってカッコよくなってる」

「そうか(汗)」

「あれ?二人共指輪してないけど
浮気しようとしてるんじゃないだろうな(笑)」

「ばーか、結婚してねえのに指輪してるわけないだろ」

「うそ・・・・なんで?」

「まあ、優子達より好きになれる人が
まだ表れてないだけかな」

「男は30歳過ぎてからだから
落ち込むなよな(-∀-`) /」

「誰も落ち込んでなんかいねえよ(笑)」


それから色んな友達と挨拶し話したけど
やっぱり四人で話す時間の方が多くて・・・
昔話もだけど近状報告とか離れてから今日まで何をしてたとか
色々話をしていたら


「宴もたけなわですがそろそろお時間が迫ってまいりました
みなさん名残は惜しいと思いますが
最後は万歳三唱でしめたいと思います」


みーちゃんがすべて仕切り
同窓会は無事終了


「なあ、この後四人で飲みに行かないか」


佐江からの誘いに断る理由が無いし
何より会話していて楽しいんだから行かないと言う選択枠はないけど


「陽菜どうする?」

「優ちゃんが行くなら行くよ(бвб) 」

「そう言う事だから行こう(-∀-`) 」

「お前ら相変わらずだな
変わってなくて嬉しいよ」

「変わるわけないじゃん(笑)」


そう、陽菜達はずっとずっと変わらない

と思ってた
なのに・・・