次の日

久しぶりのモーニングコール

嬉しくて早く起きてたのはナイショ

それから少し早めにお家まで迎えに来てくれて学校へ

自分の教室へカバンを置きすぐ陽菜の教室へやって来た


「珍しく朝から陽菜と優子がいる(ΘωΘ) 」

「みーちゃんおはよう(-∀-`) 」

「やっと仲直りしたの?」

「喧嘩なんてしてないし(бвб) 」

「はいはい、あぁーまた煩い朝が始まるのか」

「嬉しいくせに(-∀-`) 」


懐かしい言い合いに頬が緩んでいると


「おはよう!て、優子がいるじゃん」


声の方を見ると宮澤君がいてその後ろには


「小嶋さんおはよう(汗)」


秋元君が立っていた


そう言えば二人は心友だって言ってたっけ

なんでも今日からテスト一週間前だから
どのクラブも朝練が無いらしい


「昨日はごめんね」

「いや、気にしてないから」

「それと・・・・」


優ちゃんの方を見て目と目で合図をし


「話があるんだけど少しいいかな」

「あ、ああ・・・・その前に鞄を置いてきていいかな」

「うん、着いて行く」


優ちゃんも宮澤君と話していて
その横を通り過ぎて秋元君の教室へ着いて行き
廊下で待っていると優ちゃん達が来て
宮澤君が中へ入っていって秋元君と何か話して一緒に出て来た


「行こうか」


そう言うと二人は一緒に歩き出し・・・


「え?」

「四人で話そうって佐江が」

「いいの?」

「うん」


言われるまま着いて行き
屋上へ出るドアの前の踊り場に着くと


「去年俺達四人同じクラスだったの知ってる?」

「うん」

「・・・・・(бвб)」


昨日優ちゃんから聞いたけど
宮澤君も一緒だったのは聞いてなかったから


「小嶋さんは俺達の事知らなかったでしょ」

「なんとなくは居たかなーて・・・ごめんなさい」

「違う、責めてるわけじゃないんだ
俺達は二人の事をずっと見て来たけど
二人は俺達の事全然知らないだろ」

「うん(бвб) 」

「私は少し知ってたけど」

「だから、みんなには付き合ってるままにして
まずは友達からお願いしますじゃダメかな(汗)」

「でもそれじゃー佐江達が縛られるというか・・・
二人共モテるのに告白とかされなくなるよ(;´-∀-)」

「俺達は恋人が欲しいわけじゃないんだ
俺は優子の事が好きだし
才加は小嶋さんの事が好きだから
そんな事気にしない」

「でも・・・・私は・・・・(;´-∀-)」

「わかってるって言っただろ
才加も分かってるよな」

「あぁ・・・」

「それにフラれたって恋はいくつになってからでも出来るだろ
今は優子達と一緒に居たいんだ・・・・
それに昨日付き合って今日別れましたとかじゃ
何かと怪しまれると思うよ」


確かにそうかも
まだまだ偏見を持ってる人は沢山いるもん


「秋元君はそれでいいの?」

「俺は・・・・小嶋さんの事が好きだから
絶対に振り向かせて見せる!」

「結婚を前提にも取り消してもいいかな(汗)」

「そうだよな・・・恋人を前提に友達になって下さいの方がいいかな?」

「なんだそれ(笑)」

「才加って面白さもあったんだね(-∀-`) 」

「何でだよ、俺真剣だぞ」

「ふふふ、友達からよろしくお願いします」

「よし、そうと決まればもうすぐテストだろ
誰かの家で一緒に勉強しないか?」

「いいけど、確か佐江って中の下あたりをウロウロしてたよね(笑)」

「ゲッ、バレてる(汗)だから教えてくれよ」

「陽菜も教えて欲しい」

「優子は上位にいるよな」

「才加も上位常連だよね」

「と言う事は俺ら二人が二人を教えるわけか(笑)」

「そうなるよね(-∀-`) 」


ほら、二人の方が仲いいじゃん、むぅ・・・


「小嶋さんの事はなんて呼べばいい?」

「陽菜でいいよ」

「じゃー俺らの事も佐江と才加って呼んでくれよな」

「うん(бвб) 」



その日から四人で居ることが多くなり



「ねえ、あんた達いつの間にそんな仲良しになったの?」

「え?だって佐江と才加が心友同士で
私とにゃんにゃんが心友同士なんだから
必然的に一緒に遊ぶことになるわけで・・・
なになにみーちゃんも入れて欲しいの?」

「どうして私があんたらのイチャイチャを一人で見ないと行けなんだよ(怒)」


私だけひとりだーて拗ねてるみーちゃん

別にイチャイチャはしてないんだけどなー(笑)