ガラガラガラ・・・・


先生戻ってきたのかな


「にゃんにゃん?」

「え?優ちゃん」

「開けるね」

「え、ちょっとま(汗)」


待ってっていう前に開かれたカーテン


「大丈夫?そんなに辛いの(汗)」


陽菜の涙を見て眉毛を下げ心配そうに見つめる優ちゃん


「・・・・苦しい」

「え、胸?どうしよう(汗)先生探してこなきゃ
あ、居なかったら救急車呼んだほうがいいかな(;´-∀-)」

「優・・・ちゃん(泣)」

「にゃんにゃん(;´-∀-)どうしよう」


いつもテキパキ動く優ちゃんが
オロオロしてる姿を見ていたら不意に出てきた言葉


「付き合うの?」

「え?」

「え?」


陽菜何言ってるんだろう


「つ、付き合うのはにゃんにゃんでしょ」

「優ちゃんだって宮澤君と付き合うんでしょ」

「どうしてそれを・・・・」

「教室で宣言してた
俺の女だから誰も近づくなって・・・」


言葉は違うけどそんなようなこと言ってたよね?


「佐江のやつ(;´-∀-)」

「・・・・・・呼び捨てにしてるんだ」

「え?あ・・・これは違うの(;´-∀-)」

「へぇ〜なーんだ優ちゃん好きな人多いんだね
別に誰でもいいんだ(怒)」


こんな事言うつもりじゃなかったのに
口から出ちゃったんだからもう取り消せない


「なんだよそれ(怒)」

「だってそうじゃん、陽菜のこと好きみたいなこと言っておいて
駄目だったらすぐ他の人と付き合ってるじゃん」


優ちゃんの顔がみるみる変わっていって
今まで見たことのない顔になっていって


「陽菜が・・・陽菜が先に付き合ったんでしょ
だから・・・・うっ・・・・私にだって幸せになる権利があるんだ!」


そう叫びながら保健室を出ていった


「うぅぅっ・・・・・なんなの意味わかんない
陽菜とだったら幸せになれないの?」


ん・・・・陽菜とだったらって・・・何言ってるの陽菜


「もう、わかんない(泣)」


布団を頭から被り泣いた